深窓の坊ちゃんアウトドア親子に出会う!

先生と僕とちっちゃなマシマロ

sensei t boku no chicchana marshmallow

先生と僕とちっちゃなマシマロ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×218
  • 萌13
  • 中立2
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
12
得点
168
評価数
48
平均
3.6 / 5
神率
22.9%
著者
安曇ひかる 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784344842533

あらすじ

旧華族・御園塚家の次期当主候補から外れた雅人は、大学進学を機に逃げるように家を出て慣れない一人暮らしを始めた。そこで出会ったのは大らかで懐の広いアウトドア好きの准教授・森住と天真爛漫な息子・満天。本当の親子ではないが仲むつまじい彼らと触れ合ううち、雅人はどんどん森住に惹かれてゆき……?

表題作先生と僕とちっちゃなマシマロ

森住穂高,アウトドア好きの准教授
御園塚雅人,20歳,浮き世離れした大学生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数12

森住がイケメンなんです

とても良かった!

雅人の浮世離れした感じがなんとも可愛いので悶絶しました。ラーメンの食べ方が最高でした。

森住と甥の満天と一緒に過ごすうちに、弟へのわだかまりが無くなって行く過程が読んでいて自然で、安曇先生ならではだと思いました。

徐々に明かされる森住の家の事で雅人が悩んだり、森住の強烈なお姉さんが登場します。
でも、読者には森住の心が誰に向いてるなんかは一目瞭然なんですけどね。

雅人の両親との和解からの展開がちょっと駆け足だったような気がしました。
2人がくっついてからのお話がもっと読みたかったです。
奈良先生の描く森住がイケメン過ぎて大好きです。

1

とにかく受けが可愛いです(*´▽`*)

とっても爽やかな表紙そのままのハートフルラブストーリーでした。
思わずプッときて、ちょっぴり切なくて、最後はあたたかい気持ちになれる。
作者さんの持ち味がとても良い形で出ている作品だと思います!


内容です。
旧華族出身で浮き世離れした大学生・雅人。
そんな彼が大学で出会ったのは、大らかで懐の広い准教授・森住と、その息子・満天。
ひょんなキッカケから3人で過ごすようになるうち、雅人は森住との時間を居心地良く感じるようになり-・・・と言うものです。

こちら、大らかな包容力攻め×天然受けです。
准教授と大学生が、ほのぼの子育てを通して距離が近づきと、ストーリーとしては目新しさはありません。

が、とにかくキャラクターが魅力的。
受けの雅人ですが、超天然なのです。
旧華族の家柄出身と、世間知らずの純粋培養です。まさに箱入りです。
いつも丁寧で美しい言葉を使い、背筋をスッと伸ばした優雅な姿。
で、超天然な言動。
正面から見るとキッチリ整った見た目なのに、後ろ頭だけ寝癖でクシャクシャだったり、超猫舌でラーメンを一気に食べる事が出来なくて、1本1本フーフーしながら食べたり。

森住がですね、最初から雅人を構い倒すワケです。
やたら過保護に面倒を見て。
そんな彼に雅人は惹かれて行くのですが、天然故に自身の気持ちに気付かない。
で、ちょっとした事で浮かれたり、逆に落ち込んだりと、自身の感情の動きに戸惑う・・・。
なんかもう、可愛くて可愛くて・・・!!
読みながら「それは恋ですよ!!」と何度言いたくなった事か!!

あと、森住が懐の広い包容力攻めと書きましたが、実は結構ヤキモチ焼きだったり、雅人に振り回されてるんですよね。
雅人にバイトとして資料の整理を頼むのですが、彼の為にお菓子を用意し、専用のマグカップを準備しててな具合に。
そして当て馬である雅人の親友には大人げなく張り合う・・・。
いい年した大人が、わりと余裕を無くして内心では必死になってるのにめちゃくちゃ萌えるのです。

ここに雅人と森住、それぞれのお家騒動が絡んでと、ちょいすれ違いが起こります。
これ、登場人物が、皆が皆いい人なんですよ。
家族間でも、ちょっとした誤解やすれ違いがあったりするのですが、最終的には心があたたまる優しい結末で。

先にも書いた通り、ストーリーとしては目新しさは無いのですが、とにかくキャラクターの魅力だったり、ほのぼの可愛いエピソードや、キュンとさせてくれるシーンだったりで萌えさせてくれる作品だと思います。
ほのぼの可愛い作品好きな私は、とても楽しく読めました。

最後になっちゃいましたが、猫舌な受けが一生懸命フーフーしながらラーメンを食べてる姿を、これほど可愛く書けるのは安曇先生ならではだと思います。

11

品行方正浮世離れ受

所々くすっとなるシーンとかあって可愛いお話でした!
ちみ成分もあり、「おとさん」、「おにいたま」というセリフが出てくるだけで萌ます( *´艸`)
奈良先生のちみっこ絵可愛かったです~♪

それにしても、礼儀正しく浮世離れした受くんの天然さが可愛い!
胸がトクンってするところとか好き。
とにかく受の天然というか世間ずれしてない生態をこれでもかと堪能して愛でさせて頂きました~。

以下、ちょっとネタバレ記述があります。




お話半分以上過ぎて恋してたって事に気付いたのには思わず突っ込んじゃったけど、そこが彼らしいというかなんというか特に可愛かったです~。

攻はスパダリですっ!

5

好きなんです。大好きなんです。どうにもならないくらい好きなんです。

作家さん買い。

タイトルから甘々なのを期待して読み始め。
結構複雑な家庭環境で育ったお坊ちゃまが受けさんね…ふむふむと
読んでいたのは本当に最初の方。
しっかり者ではあるけれど世間ズレした天然くんな受けと
いかにも包容力大な印象にも関わらず少年っぽい雰囲気を併せ持った攻め
という、内容的にはシリアスに進んでもおかしくない展開だったけれども
何しろこの2人中心で進んでいくので、結構ライトな感じで読め、
攻めの気持ちを改めて知った上でまた読み直すと、
ただの甘々な無自覚いちゃいちゃばかっぷるによる
子育てものだったな…と笑。
この2人を時には掻き回したりくっつけたりと絶妙なアシストをしてくれた
満天くんが、もうただただ可愛い。
少しませたところも、今作の受けさんとの相性もよかったように思います。

出来れば、コミコミ特典の小冊子もオススメです★
満天くんの独創的なアイデアには笑っちゃいました(o^∀^o)

4

旧華族御曹司の初恋

表紙買い。好きそうだなと楽しみにしていましたが、予想以上に好きなお話でした。色っぽいお話は少な目、ちびっこご活躍+優しく暖かく、くすっと笑えるお話で本編のみ280Pほど+先生のあとがき です。ちびっこ視点の後日談等あると嬉しかったんだけどなあ。すごく好きなんですが、神とするには何かひと押しが足りないかなと思ったので萌2にしました。それとやっぱり奈良先生の挿絵は神です!!うっとりため息しか出ないー

お話は御園塚雅人が大学の門を入るところから始まります。周囲から「ご機嫌よう、と言いそう」とみられている雅人は旧華族の養子。1年前に地方の大学に入り、一人暮らしを始めたのですが、執事、家政婦がいる環境で育った御曹司なので、一人暮らしするのは超大変w パンツまでクリーニングに出す素敵な生活♡一人でお風呂には入れるけれど、後頭部のセットは上手く出来ずいつも寝癖をつけている(挿絵もそうなってるw)という、超箱入り+天然高級素材+純粋培養な20歳です。考え事をしながら歩いていて、何かにゴン★とぶつかり・・・とお話は続きます。

攻め受け以外の登場人物は
雅人の竹馬の友、攻めの子供(満天(そら)、♂5歳)、攻め友人(イケメン大学講師)、受けの父母、弟(3歳)といったところです。

*****以下は好きだった箇所♡

ちょい悪エロ親父みたいな攻めも、「無菌室培養の高級もやし(1袋5万円)」みたいな御曹司も、やんちゃな可愛い可愛い満天も皆大好きなんですが、一番好きだったシーンは養子だった御曹司が、父母とようやく恵まれたという弟(3歳)との絆を修復できた箇所です。
次代当主になるべく育てられた雅人は、父母が血のつながった実子(弟)を当主にしたいと考えるのは当然だろうと思い、地方大学に行き、いつかは実家から自立しようと考えていました。本編の終盤で、父親がきちんと答えを出し、話をしてくれたことにより、雅人なりの答えをちゃんと出し、それをしっかり話すところが、本当に良かったなあとウルウルします。
旧華族当主という渋い父♡、可愛い弟を微笑みながら見つめる雅人という挿絵でも表されていて、あー絆取り戻したよねーと幸福感倍増です。

あー可愛かったなあ、天然素材受け。もうちょっと受けのあれこれで、おたおたする攻めなんかも読んでみたかったなあ。うーん読み足りないー 先生ハッシュタグ感想なんかでSS公開してくださいー

3

スパダリと坊っちゃんと初恋

雅人の深層の令息ぶりや浮世離れっぷりがすごいですね!

次期当主にと養子に引き取られた先で実子が生まれ、身を引くように地方の大学へ進み一人暮らしをする二十歳の雅人。
自炊も洗濯もできず無制限のカードを持ち、どこからどう見てもお坊ちゃんで。

森住と満天と過ごす中で親心や子供心を知ったり、初めての感情、初めてのバイト、初めてのあれこれと…。

スパダリイケメンでモテモテの森住とかんわいいちびっ子の満天。
親子と過ごす幸せな日々。やっと雅人にも普通の幸せと遅い初恋が訪れたと思ったら…。

良いお話でした。
森住の雅人を構い倒すところとか、満天のおませさんなところや、雅人がカルチャーショックを受けながら色んな体験をしたり。

ここぞというときの雅人の男気。
こんなん言われたらお嫁に行っちゃうよ!
3人のこれからが楽しみですね。

0

優しくてほのぼの。

奈良さんの素敵な表紙につられて購入。安曇さんは甘くて優しい雰囲気の作品を描かれる作家さん、のイメージですが、新刊もそのイメージを損なうことのない甘いお話でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。






主人公は大学生の雅人。
彼の実家・御園塚家は旧華族という家柄。御園塚家の長男である雅人は、父の跡を継ぐために子どものころからきっちりしつけられてきたという正真正銘の良家のご子息。
一方、家事や公共の乗り物を自分でこなしたことがないという箱入り息子でもある。

そんな彼が選んだ大学は、地元から遠く離れた地にある。
清く正しく生きてきた彼は周囲の人たちとなじめずにいるが、でも、そんな雅人をさりげなくフォローしてくれる幼馴染でもあり親友でもある友弥に助けられて何とか生活している。

そんなある日、雅人は大学の准教授で、男手一つで息子・満天を育てている森住と出会うのだが…。

というお話。

日常生活もままならない彼が、家の跡を継がなくてはならない彼が、実家を出て一人暮らしを始めたのには「理由」がある。その「理由」が彼の態度を頑なにしているのだが―。

雅人の抱える家庭の事情。
森住と彼の息子・満天との出会いとそこから始まる彼らの交流。
そして常に雅人をサポートしてくれた友弥との関係。

さすが安曇さんというべきか、ストーリーの組み立て方が非常にお上手で、読んでいてするんとストーリーに入り込める。

生活力ゼロの雅人と、シングルファーザーとして仕事に子育てに奮闘している森住との、ドタバタでコミカルに進む展開も面白い。

面白いのだけれど、彼らの恋愛、という点でいうと若干物足りなさも。

初めから彼らの間に流れる恋心が透けて見えてしまっているので、それでいてちっとも進展しない彼らの関係にすこしジレジレしました。

口ではいやいや言いながら、態度はすっかり森住に惚れちゃってる雅人にも、そして軽口をたたきながら、一歩踏み込めない森住さんにも。

個人的にはもう一波乱あってもよかったかな?と。完全に好みの問題ですが。

けれど反対に言うと、序盤から甘い空気が漂っていますし、くっつかないのでは?とハラハラすることもないですし、そういう甘いお話がお好きな方にはすごくお勧めな作品かなと思います。悪い人も出てきませんし、満天はめっちゃ可愛いし。安心して読める作品です。

奈良さんの描かれた、優しくほのぼのな空気感に満ちた表紙が表している通りの、ほのぼのな作品でした。

雅人に振られてしまった友弥や、森住さんの友人である日下部さんといった魅力的な脇キャラも多く登場しているので、ぜひともスピンオフを書いていただけないかな、と切望しています。

友弥を幸せにしてあげてほしいな。

あ、そうそう。
奈良さんの挿絵は今回も神でした。
奈良さんならではの世界観が堪能できました。

9

マシマロ

※キャラクターの特徴について書いておりますので未読の方はお気を付けください。


お話はほのぼのしていて安曇先生らしい優しいお話でした。
ただどうしても一点だけ気になって仕方ないことがありましたのでそこだけ…

満天くんの描写で、表紙イラストも挿絵もふわふわしたマシマロカラーの髪のはずなのに、登場シーンの表記が
「天使の輪が描かれた黒髪の持ち主」
となっていて、黒髪…マシマロはこの子ではないのか?でもおとさんって言ってるし、んんん?と読み進める間ずっとモヤッとしてしまい集中できませんでした…。
字抜けとか変換ミスなら読み飛ばすし気にしないのですが、登場シーンでありキーパーソンの特徴部分でのミスはちょっと残りやすいので、チェックをしっかりして欲しかった…!
好きな作家さんだけにすごく勿体ない!と思ってしまいました。重版されることがありましたらどうか直っておりますように…!

2

マシマロとは?

タイトルマシマロとは何だろうと思ったら、ちみっこの満天くんが「マシュマロ」を「マシマロ」と言っていました。
そんな感じで満天くん可愛かったです。

旧華族の御曹司で当主候補から外れた雅人が大学進学をきっかけに一人暮らしを始めて、その大学で出会った准教授(満天くんの父)と仲良くなり惹かれていきます。

旧華族という名に相応しい行動からかちょっと周りから浮いていますが、礼儀正しく天然な雅人は可愛いです。また、森住親子との出会いがきっかけで、1人で生活できるように料理をしたりアルバイトに挑戦してみたりと良い変化が見られます。
雅人視点ではありますが、森住もかなり雅人の事好きだよなという部分が多々見られるので大人なのに雅人の幼馴染の友弥との牽制し合っているのはちょっと笑ってしまいました。

個人的にはメインよりも友弥や日下部など周りの方が好みだったかなと思ってしまいちょっと残念だったかなと思いました。森住の姉も良い人ではありましたが、初出はそういう事は本人に言えよという典型的な嫌な奴だったり、婚約者の存在など重要な事があっさりと解決してしまったのが少し物足りなかったかなという印象です。

『家族』や『血の繋がり』という物語の核である部分もしっかりとしていて安曇先生は安心して読めるなと思いました。ちょっと恋愛面では萌えは少なかったですが、家族という点では素晴らしい作品です。

1

ちょっと尺がたりない?



大まかには、旧華族という上流階級の跡取りとして育てられた受けとリゾート会社の御曹司である攻めが、大学生と大学准教授という立場で出会い惹かれあうという話です。
その中で、受けの不安定な立場と義弟への複雑な思いや幼馴染の話、攻めの立場や育てている甥っ子の話などが絡んでいき、受けが恋愛初心者過ぎて恋していることに気が付くのに優に‪2/3‬も費やすなどなかなか二人の仲は進まず、やっと結ばれたら終わりだった
という感じで、盛沢山だったけどちょっと盛りすぎだった気がしました。

<あらすじ>
法学部2年の雅人(受け)はすべてを使用人にやってもらっていた実家を離れ、やっと一人にも慣れてきた今日この頃。
構内を考え事をしながら歩いていた雅人は脚立で作業していた大学准教授・森住
(攻め)とぶつかってしまいます。
同日、今度は食堂でアイスクリームを持ってぼんやりしていた満天(そら・森住の甥)にぶつかられ服を汚されてしまいます。
‪後日、二人が雅人が落としたレポートを届けに来た時、二人が親子(のちに甥っ子だと判明)であると‬知り驚くのですが、その時から満天に懐かれ誕生日会に呼ばれたり、
キャンプに誘われたりして仲良くなるのです。

雅人は子供のいない旧華族である本家の次期当主となるべく分家筋から養子に入り厳しい教育を受けてきました。が、3年前、両親に諦めていた嫡子が生まれたことにより、突如自分の居場所がなくなってしまいます。
実家を出るための準備として、地方の大学に進学することにするのですが、その際何も言わずマンションを買ってくれた父に帰ってくるなと言われているように感じるのです。
実家の名に恥じないようにと勉学に励んでいるため学年主席の成績を誇っていますが、育ちの良さゆえ浮いている雅人は友人を作ることができず、何一つ自分ではできない雅人を心配して同じ大学に進学してくれた幼馴染の友弥が唯一の友人です。
後継者になるために頑張ってきた雅人は生活面はすべて使用人まかせだったため、浮世離れしていていちいち面白いです。失敗を繰り返しながらもポジティブな生き方は好感が持てます。


森住は早逝した兄夫婦の忘れ形見の満天を引き取り、急遽ドイツから帰国し雅人の大学の法学部准教授をしています。
実はリゾート会社の御曹司ですが、次男なため好きな学問の道へと進んでおり、後を継ぐ気はありません。
兄夫婦が好きだったというキャンプへ何度も満天を連れて行ったり、愛情をこめて精一杯満天を育てていますし、満天は「おとさん」と呼んで森住を慕っています。


二人ともがほぼ一目惚れ状態で、急速に仲親しくなっていき、満天とのふれあいで義弟へのわだかまりも解けていくのですが、その間にも幼馴染からの執着だったり、満天の両親のことでもめ事があったり、兄夫婦がいなくなった森住家が森住に後継者にしようと政略結婚を画策したりと立て続けに事件が起こります。
特に政略結婚と後継者となることに関しては、森住の姉が出てきて森住を説得しろと圧力をかけられるし、時期を同じくして雅人も両親から呼び出され保留になっていた次期当主についての話が・・・


出てくる登場人物は基本みないい人ばかりでした。
雅人の両親にしても本当に雅人を大事に思っていたし、幼馴染の友弥は同じく家庭に問題のある仲間として唯一気持ちを共有できる親友だったし、雅人の気持ちをかき回した張本人の森住の姉にしても悪態つきながらですが基本いい人でした。


それにしても、行動的には雅人への好意が透けて見えていましたが、直接的に頑張ったのは雅人だったので、森住は子育てを頑張っていたという印象ばかりが残ってしまい
ました。
雅人も本人には直接言わず、温泉の水面に向かってだったり、お姉さんへの森住大好き宣言だったり、斜め上な告白だったとは思いますが、それでも森住が毎回一歩行動が遅いのがちょっと残念。せっかく実家へ攫いにいくところまでいってたんだから、後継者の話をしているところに乗り込んでほしかったです。私は頑張る受けも好きですがそれ以上に頑張る攻めが好きなのです。
結局、最後にいいところが見たかったのでちょっと残念。
そして、両想いになったらすぐ終わりで、それも残念。
もう少しイベントを少なくして、両想い後の話を読みたかったです。

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