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junketsushu no konrei
愁堂先生には申し訳ないけれど、読んでいる途中から読みたいのはこれじゃ無い感がハンパなかったです。せっかくの人狼が活かせてないです。最後に塀を飛び越えたであろうところしか身体能力の高さの描写がない。「純血種の贄」は未読ですが、まあ読まないと思います。あらすじで「狼」化できずに一族から邪険にされてる美しい受をスパダリな攻があらゆる敵から守ってくれるストーリーだと勝手に妄想していたので、途中からモヤモヤ感が、からのイライラ感が増してきました。まず、姉の忘れ形見の甥を逆恨みする動機も甘いし、儀式を邪魔する手段も甘いし、失敗してからも展開が安易過ぎるし、はっきり言って消化不良です。それから冒頭のシーンは2人の視点は要りますか?ページもったいないです。あとがきに次はがっつり狼に変身する人狼ものを書きたいと書いてありましたが、まずは他のシリーズを片付けてからにして下さい。最近、がっかり作品多いです。罪もユニゾンシリーズも好きなので、次の書き下ろし新作楽しみにしています。レビュー無いのが悲しいので、あえてキツい事書きました。
前作未読ですが蓮川先生の描かれる金髪イケメンはとにかく押さえなきゃなと購入。
狼男に思い入れがないからか、確かに狼さんならではの特色は感じませんでした。そもそも変身シーンがなく、狼だーと思わせるのは一回吠えた音声が入るシーンだけだったはず。カプの片方が狼さんに変身できずに一族からはみ出しているという設定もあったからかな。
くすっと笑う箇所はあまり無く、切なさメインと感じたお話、書き下ろし本編230Pほど+先生のあとがき です。
思い悩む時間が長く、おんなじ箇所ぐるぐるしてね?と感じたことと、スピードアップした終盤の心情の変化にちょっとついていけなかったので萌より中立です。前作読んでたらもうちょっと深くシンクロできたのかなー失敗した。
キラキラ金髪王子♡とその幼少期(エルフ♡天使♡)の挿絵は神♡です。
お話は、蒼詩が軽井沢のある別荘に向かって小道を歩くシーンから始まります。
訪問する相手は紫苑。3歳の時に初めて会い、13才ごろに探し当て、10年来通い続けている相手です。
紫苑は10才年上で、最初は遠方から訪ねてくる蒼詩に呆れていましたが、他に交流をあまり持っていないからか、今では蒼詩と楽しそうに交流しています。ただ紫苑には思うところがあって・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
前作のカプ(銀人、奏)と銀人の護衛みたいな人(護守)、思い出として語られる受けの姉(睡蓮=銀人母)ぐらいかな。紫苑、蒼詩両方の視点で、心情記載多めな気がしました。
*************以下は ちょっとぐるぐるじゃね? と思った内容
紫苑が狼さんに変身できないということで一族から邪険にされていること、また睡蓮も夫に見捨てられた情けない奴といった感じでやっぱり一族から邪険にされて亡くなってしまったことで紫苑が姉の復讐を・・・・となるのですが。
私が生っちろい人間だからか、どうにも復讐 というものにシンクロしにくかったです。(復讐したって何にもならない と考える派)
睡蓮自身が今際の際に「銀人を頼む」と言ってるじゃん!なのになんで復讐な訳?と思ってしまって。
利用されている事を蒼詩がうすうす感じていること、そして紫苑が蒼詩の想いをうすうす感じていること、言葉にした途端、事態が動き出すこと 等々、いろいろ切ないんですけど、そもそも復讐すんなよ と思ってしまい、紫苑が姉のことで思い悩むシーンをぐるぐる長いと感じてしまいました。
復讐ものもなかなか難しいとわかった一冊でした。