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torokeru chouai celluloid
アラブの王族の末席ながらも石油王のサーナと
感情表現が苦手で理解されづらいトーゴ。
表情が硬いことからタイトルにもある『セルロイド』と
職場では揶揄され、その淡々とした立ち居振る舞いも
災いし結婚式当日に婚約者に逃げられるという
苦い経験をしているトーゴですが…
序盤の衝撃はサーナとの出会いとトーゴの豹変ぶり。
サーナのぶっ飛んだ行動に驚かされ、
あのトーゴがあんなになっちゃうなんて…!?
と、魅せ方がお上手で引き込まれます。
しかも身体だけではなく心も曝けだす姿に胸が熱く、
苦しくなりました…
そしてただ者ではないオーラ出まくりの王子様、
サーナの朗らかでいて男前な性格…
とても思慮深く優しくて、しかもおちゃめで。
素敵すぎて褐色攻めの萌えメーターの針が振り切れるかと
思うほど。
(褐色受けは『大好物」ですが、褐色攻めは
『好き』くらいの好みの個人的な差があるので)
性癖が上書き更新されるほどのどタイプでした(照)
トーゴがサーナの大きな愛に包まれてだんだん
熱を帯びていく感情とほどけていく表情の変化が
素晴らしすぎてじたばたしながら読みました。
空港でのシーンで涙腺が崩壊し、
描き下ろしでのトーゴの態度に萌えるは笑っちゃうはで
後半忙しかったです。
サーナがトーゴを愛でる可愛がりぶりがいちいち
かわいくて、いちいち悶えてしまいました。
ふたりとも愛すべきキャラですし、
サーナのお供の人もいい味だしていました。
BLでよくあるアラブ攻め。最近はそうでもないのかな?
外国人攻め(特にアラブ系)は雄みが強すぎてどうもなーとか読みもしないで思っててごめんなさい。
実に素敵な攻め様でした。
優しく、美形、スパダリで溺愛。え、完璧じゃない?
ちょっと寂しい感じの始まり方でしたが、いきなりぶっ飛んだコメディを入れてくるあたりが筋さんの特徴なのかなと思ってます。
いちいちセリフとかも面白くて好きです。
エロもねーエロいです!
この作品のエロ、良いですよ!
褐色肌×白肌の絡み合いが…♡
作者さん身体の描き方もマッチョ過ぎず、細過ぎず良かったです。
ストーリーもしっかりとあり、受けのトーゴの成長物語なのも良かったです。
アラブの王族と日本人リーマンとの身分差愛。
電子単話の試読みでチラッと見れると思うんですが、色白美人のカラダに残された ”愛された痕” がすっごくなまめかしいんです!
褐色肌と、愛された白いカラダが並んでる絵面も艶っぽくて好き♪
SEのトーゴは能力はあるのに、感情表現が下手で口数も少ないから、”セルロイド=お人形さん” と渾名され、同僚とコミュニケーションが取れず、仕事もうまくいかない。
しかも結婚式当日に花嫁に逃げられてしまう。
ある時、トーゴは公園の噴水で ”スケキヨ” をしてる人間を発見!
それがアラブの王族・サーナで、噴水に引きずりこまれたトーゴはサーナが滞在する高級ホテルで歓待を受ける。
トーゴは酒にめちゃくちゃ弱くて、花嫁に逃げられたことや仕事のグチをサーナに酔って話してしまう。(この辺から記憶が無く…)
翌朝、トーゴは全裸でサーナの腕の中で目を覚ますと、トーゴのカラダには無数の ”愛された痕” が!これがとってもなまめかしい!!!
でもトーゴは何も覚えていなくて、サーナの下でグッチョグッチョにされながらオネダリしているスゴい映像を見せられる!
(きっと覚えてないから自分で撮ってと言ったそうです)
愛を語り「俺のものになれ!」ってアラブの王族と、「お付き合いもセックスも致しかねます」って日本人リーマンとのおかしな関係のはじまりです。
トーゴは最初は拉致されたものの、グチを聞いてもらったりしてるうちに、サーナの元に帰るようになって、お付き合いはしてないのに一緒にいるのが自然になる。
同僚とも少しずつコミュニケーションが取れるようになって、トーゴは良い方向に変わっていく。それも全てサーナのおかげ。
最初は意地悪の塊みたいに思えた同僚達も、実はおちゃめな人達で、トーゴが心を開くのを待っていて、トーゴの変化を喜び、仲間として受け入れてるところがハートウォーミング。
そしてサーナへの気持ちを自覚して、トーゴがサーナの愛を(カラダでも)受入れようとした、まさにその時、サーナの婚約者が現れて…
アラブの王道スパイス、”身分差による引き裂かれ愛” です!
でも、トーゴが良い感じに天然で、「身分差がー」とか「王族の義務がー」って身を引くわけでなく、婚約者ととんでもないバトルを繰り広げる意外な一面もあったり、王道なストーリー展開じゃないところがコミカルでおもしろい!
身分差愛にありがちな障壁も大きくなく、サラーッとハッピーエンドになります。
コレはコレで新鮮で楽しい。
で、「セックスは致しかねます」とずっと拒否っていたトーゴに、やっと受け入れてもらえたサーナ!
今まで、トーゴの悩みを明るく聞いて癒してあげていたその裏で、ずーっと抑えてきた欲望を爆発させます!
サーナの愛をカラダで受け止めるのが辛いトーゴは、サーナのカラダに ”耐えた痕” を残します!
最初は白いカラダに残された ”キスの痕”、最後は褐色肌に残された ”爪痕”、どっちもなまめかしくて、とっても素敵な絵を拝ませてもらいました~♪
描き下ろしは、初めてのラブホでのおねだり系エロス。
後半のエロスはほんと激しい^^
Jパブリッシングの前作『あまえるケダモノ』同様に、グッチョングッチョンエロスが楽しめますが、電子は豪快な白抜きになってしまうと思うので、どちらも紙本購入をオススメします。
表紙がエロい雰囲気なので嫌煙しがちそうなのですが、内容とのギャップがいい意味で良かったです!!
たまたま出会った攻めがアラブの王子様で一目惚れ?されて、王子様が宿泊しているホテルに行くことになって酒を飲んで一夜の過ちを犯して、そこから関係が続きます。
結構こういうお話はどこにでもある(といったら失礼かもしれませんが)、他の作品でもたまに見かけます。
でも、そんな中でもこのお話のいいところは攻めも受けもめちゃくちゃキャラ設定がすごく良いんです!
まず、傲慢そうな王子をイメージしていましたが、実はすごく気さくで明るく、人懐こい。
愛情がストレートで、なにかにつけて受けの事を可愛い~と褒めます。
ツンデレな対応にも「そういうところも素敵だ!」とか…。
表情が豊かでよく笑うしポジティブだし、それでいて仕事の時はピシッとする一面もあります。
その分、受けはクールな女王様といった感じで社内では「セルロイド(人形)」と呼ばれていますが夜の顔が、まぁ~~可愛らしい。
これぞ、ザ・ギャップ萌え。
王子様が受けのいい所を褒めてくれたり励ましてくれたりと接していくうちに、今まで険悪だった職場の人たちとも良くなって、受けはそれをちゃんと攻めにありがとうと伝える。
結婚当日に逃げた花嫁を悪く言うこともなく、人に感謝ができる。
人間としてちゃんとしている受けに、きっと攻めも惚れたのでしょう。
また、王子様の婚約者が現れる展開も、ヒヤヒヤして良かったです。
危機的な山場があるからこそ、エンドがより一層良いものに…。
個人的にですが、王子様に仕える人たちもいい人!
名前やセリフなどは特にないのですが、キャラとしてとても良かったです。
無表情なせいで“セルロイド”とあだ名を付けられてしまった主人公が、石油王に愛されて変化していくお話。地位とお金を持った攻めが無条件で一途に受けを愛でまくるやつ。アラブもの?っていうんでしょうか。
攻めの愛は変わらない中で、邪魔が入ったり受けが成長したりしながら進んでいきます。ある意味安心感を持って読める作品。
注目ポイントの一つとして、冬吾の変化が分かりやすく描かれていて良かったです。サーナは最初は冬吾を現地妻に、と言っていたのがいつの間にか本命になっていったのかな。存在そのものがファンタジーすぎて何でも良くなってきます。
ストーリーは最後の冬吾の選択が好きでした。できれば内示の件もなく現状そのままで仕事を選んでくれると最高でしたが…仕事を放り出して男について行っちゃうのは冷めるので。
それでもちゃんとハピエンです。ほっこりできるお話でした。
昔、アラブの偉いお坊さんが 恋を忘れたあわれな男に……
って歌をくちずさんでしまうくらいの褐色のスケキヨと 挙式当日新婦に逃げられた哀れな男の噛み合わない出会いッ!
坊さんじゃないんかいッ!って話なんですが
最近読み込んでます 筋さん
なんか ハマったんでしょうね
結婚に失敗し 恋も自分のことすら煩わしく思う自分と 許嫁との結婚に不満はないけど 一度でいいから自分で選んだ恋がしたい王子
テンポも ノリも申し分ないくらいいいです
ただ 何があったのかビックリするくらいスッ飛ばされた運びで結ばれるので 笑っていいやら? 暫し茫然
コミュ障で軋轢生み出す自分を 疎まず むしろ大事に扱ってくれる異国の王子
無表情・無感情 協調性もなきゃ 他人に興味もない
なんだけど いくら人形と呼ばれようが そりゃ甘えたくもなる時もありましょうよ
だって中身は生きてるんだもん
彼への想いを自覚した矢先に現れる未来の本妻
彼の思いを知らず お家の為のような振舞いの婚約者に腹を立て 愛人とは弁えたものの つい勢いで挑んだキャットファイトの微笑ましいこと
騒動のお陰で愛しい人と想いは通じたものの そういうときに限って運命の歯車は廻りはじめるもので……
ンホホホホ タイトル通り 最初から最後まで王子の寵愛受けまくり キライな自分が作り替えられていく どこか陽気なくせに ちょびっと苦くて切なくて そうとう甘い
とっても不思議 このムード? ←いつまでコーヒールンバ?
キスマークは激しいのに独占欲は控えめ
自分らしく生きることを望む 遠い異国のプリンスの穏やかな情熱を あっさりスッキリ 時々クスッと楽しみたいときに