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kinpatsu no darlin'
【あの日の恋は金いろ】
【不格好で一途な恋】(帯より)
電子書籍『ブロンド』を改題。
単行本化には描き下ろしあり。
初回封入ペーパーもありますので、気になる方はお早めに~!
昭和系男子×金髪スタイリストのCPで、
”金髪”がキーワードとなり展開していきます。
受け・盤はオネェ言葉のスタイリスト。
オネェ言葉は環境と慣れで話しているだけで、中身はノンケです。
けれど、過去に1度だけ男に恋をした過去が…。
攻め・正志は盤が通う居酒屋の店員(兼、清掃収集車勤務)
店で酒に酔った盤がポロリと零した過去の恋話を聞き、
盤の色んな表情に触れる度にジワジワと恋に落ちていきます。
盤がずっと金髪にしている理由。
それは終わった恋を引きずっている証明であり…。
いつまでも捕らわれたままの盤を見ている正志の胸中は複雑です。
そんな中、盤は昔好きだった男と再会することとなりーーーと展開します。
うーん(;-ω-)
率直な感想は、読み進めるごとにトーンダウンしてくなぁと。
最初はとてもワクワクしました。
・盤がいつまでも引きずっている過去の恋。
・それらを冷静に見守りながら前に進んで欲しいと思う正志。
切なキュンの予感しかしない…!!
…なのですが。
盤はさすがに拗らせすぎで読んでて疲れるというか。
「でもでも・だってだって」と問題を避けて通ろうとする点に少々イラッとしました。
あと、盤のメンタリティが複雑でよくわからない。
・好きな男に愛されてる彼女がうらやましくて、彼女になりたかった。
・女になれば彼に愛されるのでは…と思っていた。
だけどノンケでおかずにしてるのは女なんですよね;
ノンケが男に愛されたくてメンタルが女の子になるのかがシックリ来ず…。
”昔を拗らせてるうちに、体も心も(性別が)どっちつかずになり、自分を可哀想がってる”
ーーーが正志から見た盤の姿です。
面倒くさい部分が可愛いと思えるかどうかが萌えの鍵になりそう…かな?
個人的には萌え不発でした(ФωФ;
うぬぬ…。
まったく萌えないわけじゃないけど、何かが惜しい感じ。
上手く説明出来なくてすみません。
前半(とくに1話目)はキュンとくる部分があったので評価はど真ん中☆3であげます。
タイトルは、黒髪短髪攻めから見た“ダーリン”のこと。
飲み屋で働く黒髪攻め、正志と、オネェ言葉の金髪スタイリスト、盤ちゃん。
正志はなんか可愛い盤さんがだんだん好きになっていくのですが、一方の盤はノンケ。明るくて元気だけど、時々弱くなったり。
だんだんと、盤がなぜ金髪にしているのかが明かされたり、昔の男がからんできたりして、困っている盤を守るため、正志が前に出る、盤さんも絆される、そんなお話でした。
こういう線とかわちゃわちゃした絵が好きなんですよね。
ストーリー的にはこれからどんどん洗練されて成長していってほしい作家さんです。
黒髪で男気のある居酒屋の店員さんっていいですね…。
対して常連客の盤は金髪でオネエ言葉のスタイリスト、
色々と真逆な二人の交流が恋に発展するハピエンでしたが
刺さる言葉がいくつかありました。
盤が金髪にしたわけをうっすら聞いて
「その金髪は俺の知らない誰かで出来ている、俺はそれが気に食わない」と思う正志、
もうそれは恋なんだね~。
スタイリストだから派手でいたいという理由なら
正志はあんなにモヤッとせずにいられただろうし
「かわいそうな色だ」とも思わなかったんだろうな。
過去の失恋に囚われたままの盤を救ってあげたいが為に
はっきりした答えを求めるのは盤にとっては酷だったかもしれませんが
意地悪だと私は思えませんでした。
鉄は熱いうちに打てと言いますし(違うか)
誠実な気持ちを伝えた上での要求なら卑怯でもないかなという印象でした。
盤が好きだったこーすけの方が
結局振るくせに「結果は変わらないけど決着つけよう」なんておめーの自己満かよ!と腹立たしかったです。
なんであんなヤツを好きだったのか謎が残りました。
引きずるほどの男でもないのになぁ。
盤が正志の気持ちに応えた最後、じーんときちゃいましたが
描き下ろしで正志がメガネかけながらのHは興奮しました。
好きな人の感じてる姿を見ない選択肢はないですよね。
オネェBLかなーと思ってワクワクしながら読んだらなんだか違いました。
ただ環境的な問題で女言葉が癖になっただけ。
でも所々にオネェ成分も入ってる。
昔は女装してたとか、金髪にしてる理由とか、女に憧れてるとか。
男性を好きになったこともあるけど、セックスの相手は今まで女性ばかりと。
作者さんがたぶん描きたい事はわかるし最後まで読めるんだけど、どうしても「だからどうした」とちょいちょいツッコみたくなる作品かな…?
正志の昭和系がどこら辺なのかが最後まで謎でした!でも好みです!