いるいる
jigodakedo mou1kai suruhon
既刊
・「新婚さん!」
・「俺は仕事が出来ない」
・「弟はたくさんだ」
3作品/計4CPの番外編が収録されている同人誌です。
薄い本ながらもボリューミー。
イチャイチャ甘々たーーっぷりです♡
個人的に「新婚さん!」の番外編だけでも+゚。*神*。゚+なんですが、
「俺は~」のエッチはトキメキ満載でキュンキュンするし、
「弟は~」は本編の萌え不足分を補ってくれる内容でした(^///^)
◆新婚さん!(京介×宝)
本編でも少し触れていた京介が宝をレイプした過去。
このお話だけ切なくて痛々しいお話でした。
つるんでた悪友が高校に上がってからは少しずつ離れていって。
避けられてるのかな、仕方ないか、と淡々として見える宝。
しかし、久々に顔を合わせた京介はとても切羽詰まった表情で宝を押し倒し、
宝の声も怯える表情も目に入らない様子で
「好きだ」「好きだ」「好きだ」とただひたすら感情をぶつけるセックス。
終わった後は罪悪感で死にそうになっている京介の顔がーーー。
本編では肛門科へいったオチで少しコミカルに仕上げてましたが、
こちらを読むと京介のヤバさが伝わりました。
顔に死相が出てる…(;ω;)
それから10年。
現在の京介のデレっとした幸せそうな顔にジンワリ(;///;)
良かったね…京介…!(感涙)
京介はもう宝なしでは生きていけないけれど、
宝もまた、京介がいるから幸せで居られるー。
そんな幸せを感じるお話でした。
◆新婚さん!(洋一郎×冬未)
1回のエッチで満足しちゃう冬未ちゃんと、
正直物足りない洋一郎のお話です。
洋一郎に指摘されるまで気付いてなかった冬未ちゃん。
”なんで1回で満足するようになったんだろ?”と考え、
洋一郎の愛の言葉に心が満たされまくっていることに思い当たり。
顔を真っ赤にして動揺している冬未ちゃんがとても可愛いです♪
で、洋一郎。
昔は冬未ちゃんの写真で抜いて、今の趣味はハメ取りってw
精神面は成長してても根本はブレないですヾ(*´∀`*)ノ
◆俺は仕事が出来ない(市ヶ瀬×名鳥)
こちらはダイレクトに感想ぶつけて書きます。
すっごいキュンキュンしました!!!
年下攻めの甘さと必死さがめっちゃ可愛い(;///;)
恋人になって数ヶ月。
「名鳥さん好きですっ」「名鳥さん好きですっ」と
気持ちをぶつけまくってる表情が堪らんッッ!
体格差、縋るような表情、ワンコ属性、どれをとっても萌え要素しかない(ФωФ)b
そしてエッチが終わった後のお掃除。
キラキラとすっごい良い表情してますw
今までで一番の笑顔を見たかもしれないw
で!ですね。エロも良いんですが、
高校時代の話をしている時間がトキメキMAXでした(∩´///`∩)
エッチをするようになって名鳥に無理を強いてると自覚している市ヶ瀬。
憧れは憧れのまま触れずに
そっとしておいた方が良かったのでは、と思うときがあるようで。
「ほんと、すんません…」と謝る横顔が切ない(;ω;)
それに対する名鳥の答え。
名鳥の言葉を聞いた市ヶ瀬の反応。。。
見開きでセリフ無しのページが差し込まれてるんですが、
キュンキュンがヤバいです!!!(ああ、語彙力…)
同人誌全体の中で1番にすきなページです。
甘い雰囲気だけど、少し泣きそうになりました。
市ヶ瀬、良かったね…!
◆弟はたくさんだ!(千暁×雪)
個人的に本編に入ってて欲しい内容でした。
「兄弟セックスありだよーッ!」からのエロエロ展開で
互いの『好き』があまり伝わらなかったんですよね…。
同人誌では酒に酔わせて雪を素直にさせるお酒ックスに乗じているんですが、
いっぱい好き好き言いながらトロトロになってる雪と
「ずっと雪の傍にいるよ」と優しいキスをする千暁にジンワリ。
お酒が抜けたあとはいつも通り兄の顔に戻ると思いきや、
2人の未来について話を切り出す雪が可愛いのなんのって。
千暁の穏やかな表情もすごく良かったです!
商業カップルのいたした後のできごとをまとめた番外編。
本編はどの話も【攻め→→→→←受け】感が強いけど、この番外編は受けがどう思ってるのかに焦点があたってます。
●「俺は仕事ができない」…22ページ
市ヶ瀬はやっと名鳥を手に入れて、週3で通って、名鳥を激しく求め…
名鳥も求められてる~ってエッチはそれなりに悦いんだけど、その後の市ヶ瀬のお掃除変態ぶりが苦手でw
市ヶ瀬、執着こじらせちゃってるからねぇ、お相手する名鳥も大変そう。
市ヶ瀬もそれは自覚してて、暴走しちゃってる今より、高校の時のように憧れのままの方が良かったんじゃないかなって拗ねてると、名鳥が高校の時のことを明かすんです。もーう、それが甘酸っぱくてかわいい!
本編でも、高校の時の名鳥が市ヶ瀬をどう思っていたかチラッと出てきたけど、この番外はハッキリ告白しちゃって、ちょっと感激でウルっとしてしまった。
本編はギャグがぶっこまれすぎてて苦手って人もいると思うんです。でもここまでが本編に入ってたら、この甘酸っぱさにきっと萌えられたはず。
私は本編も好きですが、この番外を読んで、名鳥の愛しさが急上昇しました。
市ヶ瀬のためにずっとドーナツクッションを愛用してね!
●「おクズの恋愛」…14ページ
エッチした後、洋一郎は冬未ちゃんをベッドに一人残して出ていってしまうんです。
冬未ちゃんが寂しいって甘えると、洋一郎から「物足りないんだよね」と言われてしまって…(洋一郎は一人でいたしてました)
”横浜(ハマ)の絞り器”と呼ばれていた冬未ちゃんなのに、最近はすぐに満足して寝落ちてしまう。その理由っていうのがとてつもなく甘い!
冬未ちゃん、幸せになったんだなーって嬉しくなりました。
洋一郎のとあるところに、冬未ちゃんが「くい♡」と手を入れる最後の一コマがすごく好き♪
●「新婚さん!」…14ページ
京介が宝をレイプしちゃった過去が描かれてます。
エッチなことなんて慣れてないのに、痛くて辛くて、でもその先に知りたくなかった感覚があって…
小ネタたくさんでポップに描かれてる二人だけど、どっちも執着してる共依存だと思うんです。ハタ目にも幸せなのがわかる共依存。
本編よりシリアスだけど、宝が秘めてる胸の内にジーンとします。
●「弟はたくさんだ!」…8ページ
千暁は雪を酔わせて何でも素直に言っちゃう・しちゃう”お酒ックス”にハマってます。
でも酔ってない時の雪も素直でかわいいよってお話。
ちしゃの実先生らしく、クスッと笑える小ネタがありつつ、それぞれのカップルが一生添い遂げる未来が見えてくる、甘々な幸せが詰まった一冊でした。
4CPのお話なので、分厚いです!読み応えあります!
先の方が全CPのお話を詳しくレビューされてますので、私は個人的に大好きなおクズCPの感想のみで失礼します。
洋一郎×冬未
素直になった二人がラブラブなのが嬉しい(*´Д`*)
事後、冬未を一人ベッドに残して居なくなる洋一郎に「寂しい」なんて言っちゃう冬未の素直さが可愛いです!!
以前はH後も冬未が更に求めてきてたのに、今は終わったら満足してそれで終わりの冬未。
洋一郎的にはまだまだヤリたく物足りないので、冬未をベッドに残して一人ヌいてた…というのが真相。
H最中に洋一郎が「好きだよ」「愛してる」と甘い言葉を言うもんで、それにより冬未が満足しちゃってるんですね。
もうもうもう、可愛すぎか(〃ω〃)
結局最後は冬未の性欲が戻ったという事で終わりますが、エロいわ可愛いわで悶えました…!
おクズCPだけでなく、他CPも受けがどんなふうに攻めを想っているか(弟は〜CPは攻め視点)が描かれて、それぞれのお話に萌えまくりです。
お値段そこそこしましたが、それが気にならなくなる満足な一冊でした(´∀`*)
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