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tomodachi hitori dekirukana
初読みの作者さんでした。
絵もキレイだし、黒髪メガネ受けは好きな方なので楽しみに読みました。
世話焼き風紀委員×ひねくれ眼鏡美人の男子校生。
放課後、見回り中に男同士でやってるのを目撃してしまって…な始まりです。
色々細かい所なんだけども引っかかる部分が。
櫻井の流され方が半端ない。
こういう事は好きなヤツとだけすると言ったそばからかーいって思っちゃいました。
松田が友達と喋ってただけで、嫉妬心丸出してくるのも、ちょっと急すぎな気がしました。
あと松田の父親ですが、友人なんか要らないっていうスタンスいつ変えたのかな〜と。
描き下ろしですっかりいいお父さんになってたので不思議に思いました。
どのキャラもよくわからない人物のまま読了って感じになってしまいました。
真面目な優等生・松田の意外な裏の顔を知ってしまった櫻井。
反発しあいながらだんだんと距離が近付き、やがて友達以上の関係になるわけですが…
なんだかすべてが中途半端で、不完全燃焼だった印象です。
色んな人と関係を持っていた松田はなんと相手にお金まで渡していて。
どんな複雑な事情があってそんなことをしているのかと思えばそれ自体にはあまり意味はなく
折り合いが悪い父親との関係もそれほど拗れているわけでもなく。
そして松田の行動を止めていた櫻井も流れるままに関係を持つというチョロさ(汗)
櫻井のキャラもブレブレで彼のこともよくわかりませんでした。
接していくうちに好きになるという展開ならキュンとするところもあったのかもしれませんが…
最後まで中途半端感は拭えなかったなと思いました。