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romantic porno
初読みの作家様です。
コメディとして抜群に面白いです。それでいて、世界観というか設定がシンプルながらも非常によくできていて、ストーリーとしてもきちんと成立しています。
ゲラゲラと笑わせてもらいつつも、美麗な絵柄でうっとりさせて頂きました。エロシーンが非常に多いのですが、笑いのシーンと一緒に描かれていることが多くて、エロエロしいというよりはスポーツ観戦しているような爽やかささえ覚えました(笑)
以下、ネタバレを多く含んだレビューになっているので、あまり詳しく知りたくない方は飛ばしてください。
瑞希×りつという同僚が、同じタイミングで女性に振られるという体験を経て愚痴友達になり、それが高じてりつが瑞希に恋心を抱くようになり、付き合い始める・・・というストーリーです。
ストーリー展開として瑞希とりつの恋愛観というのが軸になっています。
りつは性に奔放な感じで描かれていますが、「愛情表現としてのセックス」を非常に大切にしている男です。愛するが故にの行為が、重かったりしつこかったりとなって不満要素になってフラれてしまう。
瑞希は性にはノーマルですが、相手の望みを叶えたい、相手の悦ぶことをしてやりたい、というやさしさの塊のような男です。常に自分の意見より相手重視のため、気持ちが伝わらず「本当に私のこと好きなの?」と思われてフラれてしまう・・・ということを繰り返してきたふたりです。
りつはセックスに対して非常に非常に貪欲です。描かれ方としてはかなりビッチな男に見えます(笑)しかも自ら道具を使うにも抵抗ないし、自分の性欲にも素直で、気持ちいいことが大好き。そして何より「声がデカい」。(最終的にこの二人、音大生御用達の防音設備の整ったマンションへ引っ越してます)
初めての時は、この声のデカさに瑞希が萎えてしまって出来なくなってしまいしたが、そこは「相手の気持ちが一番」の瑞希ですので、決してりつを悲しませたり失望させたりしません。詳しくは本著でご確認いただくとして、瑞希は頑張りましたよ~!
セックスに貪欲なりつに付き合う瑞希ですが、相手に付き合うことに関しては神がかり的な力を発揮する瑞希くんは、ものすごい絶倫です。りつに求められれば求められるだけ付き合えるなんてすごい・・・。りつの方もあんなに酷使して大丈夫なのか心配になります・・・。
りつは瑞希と本音で付き合っていくのですが、瑞希は常に相手優先で付き合っています。
そんな瑞希がある時、とあるきっかけで自分の性欲をりつに一方的にぶつけてしまい、そのことで自己嫌悪に陥ります。でもそのおかげで本当に自分がやりたいことを相手に伝えることが出来て・・・となっていきます。
キャラクター設定がとてもキッチリしているせいか、コメディだけれども物語としてもきちんと楽しめるので、よかったと思います。
ただ、りつと瑞希が同僚設定っているかな?と思ったんですが、まあ一応そのあたりの設定もいかしたストーリーだったので、気になるほどではなかったです。
コメディですので、少々強引な展開もありますが、これくらいやってくれないと笑えないのかも知れませんね。
久しぶりにスカッと楽しく笑わせてもらえる作品に出会えて非常によかったです。
同時収録作品は前作を知らないので詳しいことはわかりませんでしたが、それなりに楽しめました。
何回読んだか分からない(笑)
幸せで笑えるHなBLを読みたい時に引っ張りだして読む
藤谷先生のBLはほぼ読んでます
人生を考える系の深いお話(シリアスめ)が多いんですが…
これはもうね(笑)
あまり深く考えなくてもすごく楽しめるHで可愛いBLです
とりあえずノンケだった同僚二人は同時に彼女に振られ、慰めあってるうちに好きになって…という流れですが、ともかくキャラが濃くて面白い
受が性欲魔人で攻が腰痛めちゃったり
出張の夜に23個入りのゴムを使い果たしたりww
やってるだけかと思いきや、相手の事が大好きだしカラダを思いやったりと
とりあえずアノ時の声が大きすぎて、防音のマンションに引っ越していくとか最高すぎません??(笑)
あまりにあっけらかんとした明るいえろに、声を出して笑ってしまいました。
面白いです!
同じ場所で同時に振られた会社の同僚、香山と間部。
2人で呑んでは振られた傷を愚痴で癒そうとする日々だったが、ある日、シャツを脱いだ香山の上半身を見た間部は…。
ちょっと水渡ひとみさんの「フラれ男と恋のはなし」に似た始まりです。
大きく違うのはそこからの怒涛の展開。
間部の告白を受け入れて、気持ちも体も準備万端になった香山が間部の「真の姿」を目の当たりにして想像とのギャップに動揺、そこからの葛藤と苦難の連続がコメディタッチで描かれています。
めろめろの間部と深刻に悩む香山のコントラストが見どころです。
その後、香山にトラブル、さらにうっかり聞こえてしまった噂話などを挟んで、「この流れでそうなるの!?」という衝撃の展開が!!
終始、香山の空回りっぷりと笑いの絶えないふたりが楽しめました。
前述の似た設定の作品に比べて心理描写で読み込むというタイプではないので、勢いに乗ってすごくライトに楽しめる作品だと思います。
ストーリー重視の方には物足りないかも。
同時収録は「こどもエンドロール」の番外編でした。
ムロガの不器用さが炸裂してました。
やっぱり言葉にしないと伝わらないものもありますよね。
「こどもエンドロール」を読んだ方にはぜひ読んでほしいです。
描き下ろしはおもちゃありの香山×間部。
ものすごくものすごかったです。
下着を含めない着衣シーンが2コマ、という辺りでお察しください。
胸がきゅんきゅんする!とか、涙で前が見えないという作品ではないので、さらっとあまあまな作品を読んで笑いたいという方にぴったりだと思います。
それと「こどもエンドロール」を読んだ方は、この番外編は必読です!
藤谷陽子先生の作品は「るったとこだま」しか読んだことがなく、こんなドエロ漫画を描かれるとは。
ノンケ×ノンケは苦手なのですが、葛藤なく付き合う事になってエッチまで進むのか〜ギャグ多いし楽しく読めるかな〜と読み進めたら、かなり意表を突かれる内容でした。
間部(受け)はセックス大好き過ぎて女性にフラれ、声は大きいし一人でおもちゃを使っちゃうド淫乱で、香山(攻め 眼鏡)が振り回されまくる話。エロエロ コメディ ハッピーエンド、頭使わず楽しめる。
書き下ろしはおもちゃと攻めの二輪挿。好きシチュですがなかなかお目にかからないので嬉しい。
単行本「こどもエンドロール」の続編も30頁弱収録されています。
萌と萌2の間ぐらい
エロコメディ読みたいときならかなりハマる
会社の同僚でこれまでお互いに良き理解者だったふたりのほんわかした恋が繰り広げられると思いきや。
初エッチであんなに笑えてしまうお話だとは思いませんでした。
ふたりとも初めて男同士付き合うので最初は演技でもしているのかな?と思ったのですが、ガチで喘ぎ声がデカいだけという(笑)
でもりつはふざけているわけではなく、むしろ瑞希への最大級の愛情表現なのだなと思うとそれもまた素敵だなと思えました。
これまで付き合ってきた女性とは上手くいかなかったけれど、お互いにありのままの自分を受け入れてくれる相手と出会えて本当に良かったな、と。
防音対策バッチリなお部屋で思う存分愛を確かめあってほしいなと思いました。
優しいけど面白味のないリーマン×性欲無尽蔵おばけな同僚です。
攻の瑞希は自分の欲望を制御して相手に尽くすことこそ愛と思ってきた男。対する受のりつは、「大好きな人だからたくさんセックスする!」と、底なしの性欲を恋人にぶつけることこそ愛と思ってきた男です。
愛し方が真逆なんですよね。愛の形ってどれが正しいのか…結局、ありのままの姿での相性が、重要なんだな〜と思いました。
瑞希は一緒にいてもつまらない、りつは体目当てかよと彼女に振られてばかり。お互いが失恋する度に、こんなに良い男いないのに!と慰め合ってきた二人。ある日、筋トレしか趣味がない瑞希の見事な肉体を見てうっかりドキドキしてしまったりつが、瑞希に好きになっちゃったと告白して、お付き合いすることになるのですが…。
もう、りつの乱れっぷりがすんごい!!笑っちゃいます。愛=セックス!なりつは、瑞希との初夜の時点で、自分でがっつり開発済みで超準備万端(笑)。しかも声はでかいし無限にできるし、りつを振ってきた女性たちの気持ちがわかってしまう瑞希…。でも瑞希の愛は尽くすこと。それにりつがそういう奴だということはわかっていたので、りつの期待に応え続けます。
そしてついに瑞希が腰をやってしまいます!(笑)本人たちにとっては事件なのに、笑っちゃってすみません…。毎日毎日やりまくっていた二人が、初めて3日お互いに触れずに過ごしたところ、今度は瑞希の方が寝ているりつを襲ってしまい、体目当ては自分の方だったと落ち込みます。
それがきっかけで、瑞希が自分の欲望を抑え込まず、好きなようにセックスしてみることに。
本当は相手を思いやってばかりではなく、自分の好きなように動きたかった瑞希と、瑞希が本当にしたい事を自分相手にしてくれることがうれしいりつ。こうしてハメハメのハメまくり、近所迷惑騒音カップルが爆誕しました。引越し先の防音アパートで、これからも激しく愛を交わしまくるのでしょう…。
同時収録作は『こどもエンドロール』という作品の後日談。これは元の作品未読でしたが、読んでた方が楽しめたな〜と思いました。