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sanren artisans
1巻と同時発売された2巻。1巻で頭の中に?マークが浮かんだ方には、ぜひとも2巻も続けて読んでいただきたい。2巻に入るとようやく謎が解け始めます。解け始めますが、この作品は2巻完結ではなく、まだまだ全容は見えてこない。そのあたりはご了承を。
という事で2巻のレビューを書こうと思います。
1巻の終わりから出てきた、「ヒナ」を狩る上級生たち。
彼らの、おそらくボスになるのであろう二乗という生徒。そして二乗に心酔する部下(彼らも生徒なんだけど)たち。
ようやく「三連」というものの影がうっすらと見え始めます。
けれどまだ謎だらけ。
布施の持つ能力や、彼の父親絡みの過去、そして信貴と布施の父親との因縁。
信貴が布施に執着する理由はどうやらそこに起因している様子なのだけれど、その根底にあるものに関してはまだ謎に包まれたまま。
いちばんの謎は、1巻の序盤に出てきた「50年前」に起こったのであろう出来事。50年前から年を取っていないと思しき人物がいるんだよな…。そして、そこから「三連」につながっているのだと思われる。
信貴と布施。
哲太と峰。
清水と二乗、そして二乗を敬愛してやまない彼の部下(同志かもしれないし、友達かもしれないけれど)の関目。
BLという観点で見ると、そのあたりの恋模様がどうなっていくのかも気になります。
特に哲太と峰はキスは普通にする関係。哲太の方が一方的に迫っているのだけれど。という事で、キスシーンはそれなりにありますが、それ以上の関係には至っておらず、濡れ場もない。ないのだけれど、このキスシーンが微妙にエロいんだ、これが。
猿屋さんはギャグ色も強く笑いを誘うシーンも多く描かれますが、そのギャグ色から一転、エロに突入すると非常に淫靡な空気感を描かれる作家さんなので、キスシーン一つとっても非常にエロい。
今後彼らにBL的な展開が訪れるのかはまだ定かではありませんが、ぜひともあの綺麗な濡れ場をがっつり描く展開にして頂きたいなと切望しています。
出てくるキャラたちがみんなイケメンさんで、闘う姿がめっちゃカッコいい。学ランを着ているのに違和感を感じるくらい大人びたキャラクターもいますが、それぞれ個性的で目が離せません。
3巻の発売を今から心待ちにしています。