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mitsudoku no kusari
電子盤で昔に読みました!作者さんはとても綺麗な絵柄を描く方で、表紙を見た時に読んで見たいと直感的にすごく思いました。
1〜3巻まで一気に読み上げました
お話はとても悲しく切なくて涙が出て来るところもあります
ですが、3巻に入ってから二人の関係に展開が見えてきて、ハッピーエンドを迎えて終わりました!
やっぱり、マンガはハッピーエンドで終わるのが一番いいです
あと、スピンオフで二人の可愛い場面が見られるのも美味しいです!
3つ分まとめてのレビューになります。
SとかMとか支配とか従属とかいう欲求は理解できない方です。
なので1と2の途中までに関してはとにかく痛くて読むのが辛かった。
傲慢な父親に自分を否定され、「男らしく、上に立つ者」として生きることを強いられ、抑圧されてきた主人公の星司が更なる抑圧を求める気持ちが最初は理解できませんでした。
でも読み進めるうちに「作られた自分」を壊してほしかったんだな、と。
大河の方は執事であることにのみ忠実で家庭を顧みず、母の死に際すら無視した父への怒りと憎しみを父の雇い主の息子(星司)にぶつけることでしか生き続けることができなかったんでしょうね。
星司に向けた憎しみが本当は父へのものであったこと、すべてを与えられているように見えた星司もまた本当に欲しいものは手に入らず、本当の自分を偽ってきたことが分かって、自分の気持ちの変化に戸惑う大河の様子が絶妙に描かれています。
ここの心理状態が上手く描かれていたので、ドラマティックすぎるコマなども引かずに読めました。
本編は当て馬、父の反対、愛し合っているのに…などの昼ドラ風イベントも盛りだくさんで読み応えがあります。
ただ長い本編よりも描き下ろし2本が良かった!
傲慢鬼畜Sから溺愛系攻めに生まれ変わった大河が素敵すぎる。
溺愛系攻めというよりもはや「星司ばか」状態。
何をしても何もしなくても「可愛い♡」。
物語冒頭からは考えられないほどの別人です。
当て馬で登場した晶も登場します。
みんな可愛くなっちゃって、という感じで、この描き下ろしがあったから読後感は最高です。
ただ、描き下ろしの温泉旅行で晶と一緒にいた方って、本編に出てきてましたか?
最初、ビジュアル変え過ぎた盗撮のひとかと思って2を読み返したところ、盗撮のひとは「努」でこっちは「龍星さん」。
星がついているから、もしや星司の腹違いの弟?
この龍星さんがちょっと出ながらキャラがかなり作り込まれている感があるので、気になってしまいました。