迷える羊は楽園を想う

mayoeru hitsuji wa rakuen wo omou

迷える羊は楽園を想う
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
16
評価数
4
平均
4 / 5
神率
25%
著者
かんべあきら 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784796411059

あらすじ

恋人にひどい言葉で別れを告げられた真波は傷心旅行に出向いた先で、
行きずりの男と夢のような一夜を過ごす。
リフレッシュして、前向きに生きることを決めた真波は帰国後、家業の花屋を手伝うことに。
そんなある日、花の配達先で異国の資産家・ユアンと出会う。
彼から漂う甘い香りにどこか懐かしさを覚えていると、
「夫人同伴」の会食にパートナーとして女装で出席して欲しいと頼まれて――!?

表題作迷える羊は楽園を想う

ユアン・リム・シュンロン,ホテル御曹司
若月 真波,フラワーショップ手伝い

その他の収録作品

  • 描き下ろし:my darling

レビュー投稿数1

やっぱ『美しい攻のスパダリ』は最高だよねー!!♡

かんべあきら先生、恥ずかしながら初読みです。

物語はいきなり受けと将来の攻とのメイクラブシーンから始まります。
しかも全くの行きずり同士。

場所はシンガポールかな。

なんでそんなコトになっているのかと言うと、受けが将来を思って付き合っていた彼から、こっぴどい別れをされたから。
思い出の地で死んでやる!と来たものの、(その情事後の朝)、美しい朝日を全裸で浴びながら「俺が絶望していても、世界は綺麗で希望に満ちている」気が済むまで泣けたら、もう少し頑張ってみよう、と。
受けは本当に純真な子だから、その彼だけを思い彼が全てだと信じていたけど、行きずりの人=酔って顔も覚えてない=でも、身体の相性も凄くて、「彼だけが…と思っていた自分てバカみたいだ」と気付き、昔はスッパりと切り、前を向いて歩いて行こうと・・・。
とても、繊細に描かれています。

本当にとても綺麗なシーンです。
かんべあきら先生、本当に絵が綺麗ですね♡♡

受けはパッと見とても男の人には見えない様な華奢で心も弱い様に見えますが、なんのなんの、なかなか気概のある良い若者です。
一本スジが通ってます。
しかしそれに気付きもしないバカでサイテーな野郎(受けを振った相手)が又出て来て、更に酷い事をする訳ですが・・・。
まぁこれは地上げも絡んでいて、家族全体を、ってことなんですが。
コイツ、男の風上にも置けない!
どっかですっ転んでくれないかな、なんて、ふふ。
兎に角度量の狭い男です。

あまりネタバレ過ぎても良くないのでこの辺にしておきますが、『攻の受けへの執着愛アリのスパダリ』だと。
攻は受けの素直でたおやかで美しくて可愛くて、尚且つ非常に男らしい心にもゾッコンなのでしょうね。
とてもスケールの大きな攻なので、受けのそんな所もお見通しで愛したのでしょう。
スケールが大きいだけだなく、財力も容姿も突き抜けてますし、同性とかの世間の事も全く気にしません!
実に良かオトコじゃぁ。

迷える羊は攻がちゃんと楽園へ連れて行きます。
本当に美しい『美男美女(?!)』です。
読後感も良いですよ。
やはり絵が綺麗で画力がしっかりされている先生の本は、とても気持ちが良いです。
すっかりファンになりました!
イラストも含め、本当に沢山出されているのですね。
これから頑張って読みあさって行く所存であります!!

どのページも美しいです。
美しい絵と、美しい物語、そして『カッコいいスパダリ』を求めてらっしゃる方、是非ともおすすめいたします♡!♡

4

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