家族になってみませんか?

kazoku ni natte mimasenka

家族になってみませんか?
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×210
  • 萌16
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
113
評価数
31
平均
3.6 / 5
神率
16.1%
著者
小山 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784796411080

あらすじ

不愛想な武村は会社の人間との接触を極力避けている。
高校生のとき同じクラスの男子にゲイだとバラされて以来他人と関わる気になれないのだ。
そんな武村に臆せず話しかけてくる営業部の夏井は武村と正反対で明るく人懐こい性格の持ち主。
関わりたくないと思っていたのに、ある休日、スーパーで夏井と遭遇してしまう。
しかもなんと夏井はシングルファザーだった!
その遭遇をきっかけに武村は夏井家に呼ばれるようになり、次第に夏井に惹かれていき…?
不愛想な企画担当×人懐こい営業+子供の家族BL

表題作家族になってみませんか?

企画部
営業部、シングルファーザー

同時収録作品くまのきもち

チビでコワモテの高校生
エリートな大学生

同時収録作品はじめての恋愛心理学

その他の収録作品

  • その後の話
  • カバー下おまけ

レビュー投稿数3

ちょっと物足りない、くらいがちょうどいいのかも。

一冊まるまるタイトルの「家族になってみませんか」で読みたかった!!

続きをよみたくなるところで終わってしまいましたが
内容はよかったです。

過去にゲイだということで人間不得意な企画部と
友人のこどもを引き取っている営業マン。

受け側の恋愛感情が伝わりにくい表情でしたが
純粋な好きの感情が淡々と感じられました。

こどもは6歳の設定だったけど、すごく懐いていて
擦れたところもなくて素直ないいこでした。

「くまのきもち」
佐久間くんが友達の兄の元恋人の八木さんにガンガンいくお話。

ちびだけどイカつい設定の佐久間くんが「すごい聞く子」で面白かったです。
勉強が少し苦手な感じのようだか表現が面白かったです。
八木さんのことを「白いタオル」みたいとか表現するところとか。
初々しさがあってよかったです。

「はじめての恋愛心理学」
同じ大学の3年×1年

そもそもこの先生の作品は大前提として主人公たちがゲイってことなのかなと
3作品目で思いました。
結構あっさりお互い好きっていったりするんですよねー・・・。

3作品ともあっさり読めて、ハピエンで、
嫌な人はでてこない、すっきり系でした。
すべてもう少し読みたいな~と思えましたが、それぐらいちょうどいいのかも。

個人的に絵がもう少し書き込みしてくれるといいなーと思いましたので萌×2です。

5

表題作が一番好き



表題作の『家族になってみませんか?』が、私は一番好きです。

最初はシングルファーザーかぁ…
子持ちのBLって、なんか苦手なんだよなぁ…
と、思っていたのですが、試し読みを読んだら、面白そうで購入。
買って良かったなと思いました。
また、新たなジャンルの開拓ができました(笑)
私のはただの、食わず嫌いだったみたいです(^^;


トラウマ持ちの攻めと、シングルファーザーの受けのお話なのですが、受けはシングルファーザーといっても、自分の子どもではなくて、亡くなってしまった親友の子どもを引き取ってシングルファーザーになります。


受けの夏井さんは、おおらかというか優しいというかすごく素敵な人だなぁ。
武村くんを包み込んでくれてる感じがとても良いです(^^)

丸っと一冊、表題作でも良かったのになぁ…なんて、思ってしまうくらいとても良かった!!


書き下ろしでは、その後の3人が描かれていて、家族になったんだなぁとほのぼのしました。

5

もりはきっと、なかなかのイケメンに成る筈!今からそれが楽しみ。

縁があるから絆が生まれ、やがて家族となって行く。

小山先生は「ほしの動物園恋物語」が好きで、好きで。ほんわかほこほこしたその雰囲気とキャラクターの表情がもぅ癒される。
さっくりと描かれた絵なのに、とっても表情が豊かで。目付き一つ、ぽかんと開けた口元一つ。それを見ているだけで、なんだかほこほこした気持ちになってしまう。
人懐っこい夏井さんに押される様に。コミュ症気味の武村は、夏井さんの家族に惹かれて行く。独身の夏井さんは、亡くなった親友の子供を引き取って育てている。子供に同情したというよりも。「俺が寂しかったから。」と、ほろほろ泣く夏井さんの優しさ。いつも明るくて、働き者で、何かと気にかけてくれる夏井さんの柔らかいところに触れた武村は、夏井さんを愛してしまう。6歳の「もり」は、夏井さんを本当に信頼していて、家族になれた事を大切に思っている。夏井さんといつも一緒にいる(職場が同じだからね。)というので、ヤキモチを妬いたり、独占欲を発揮して、武村に敵意丸出しにしてみたりするものの、武村をいつか「家族」として受け入れていくのだ。このちょっぴりおませな男の子は、いつか本気で当て馬(しかもイケメン!)になるんじゃないかという、ワクワク感もあって。彼の成長は本当に楽しみになってしまう。大人げ無く応戦している武村もいい。「もり」を子供扱いしていないのが素敵じゃないか。
家族とは血の濃さじゃなくて。優しい信頼関係の元に成り立つもの。ハタから見れば、違った形かもしれなくても、こんな家族があったらいいな。
描き下ろしには「もり」はいよいよ中学に入学するという。まだ身体に馴染まない制服を着て「タケなんてすぐに追い越すからな!」と、やっぱりライバル視したよな事を言う「もり」は頼もしいのだ。
丸っと表題作で読んでいたかったし、「もり」の成長はもう少し先まで読みたかった。

同時収録は、
◆ 「くまのきもち」
不良が多いと言われる高校に通う佐久間こと「くま」は、目つきが鋭くて怖がられるが、不良では無い。いたってフツーの高校生だ。ある日、友達の家に寄った時、友達の兄ちゃんの元カレ、八木さんを見かけて。一目惚れしてしまう。八木さんを振ったその兄ちゃんより、「俺のほうが好きなんです。だから。俺を好きになってください。」
必死で、夢中で。男前な告白に、ほだされない筈が無くて。高校生だからとあしらおうとしていた、もしくは気付かないふりをしていたかの様な八木さんもとうとう観念する。
本編中でエチまでしちゃうけれど、も少し長めに読みたかったかも。
いつか背を追い越したいと願う「くま」がいつも牛乳を飲んでいるのも可愛い。実は猫が好きで、いつも猫にやる為に牛乳パックを持ち歩いているのも可愛い。

◆ 「はじめての恋愛心理学」
心理学を勉強しているのに、児玉さんは恋が分からない。真摯に告白する原田の言葉を勘違いだと一蹴する。それでも諦めない、ワンコ攻めの原田くんの懐っこさが可愛いくて。
もちろん「愛の力」は児玉さんを変える。もの凄く短いストーリーなので、読み応えは無くて。これもも少し長めに読んでみたかったな。

4

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