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dora musuko to hentai hisho kun
広告につられて読んだものの、いい意味で予想外の雰囲気でした!
まず攻・千尋。
広告ではかなりのどMで変態っぽいですが、実際読んでみると半端ないスパダリ。
仕事は出来る、強い、正しい意味で優しい。
受・龍之介の全てを包み込んでくれる圧倒的な頼り甲斐。
受・龍之介は最初は「何だこのワガママ放題のドラ息子」って感じなんですが、きちんと理由があるんですよね。
理由というよりむしろトラウマ。
龍之介にそのトラウマを刻んだ犯罪者も釈放されたりと暗雲が立ち込めますが、千尋があまりに強くしかかりしているので、「何かあったら千尋が助けてくれるよ!」と特に心配はしませんでした(笑)。
でも実際はもっといい解決だったのですが。
龍之介パパも愛がある。
千尋からもパパからも溺愛されている龍之介ですが、実際いい子だもんなぁ。
これから千尋と一緒に頑張って、会社の社員達からも愛されるようになるのでは?と思わせてくれる可愛い受でした(可愛いって、けして受受しいという意味の可愛いではないです。私そういうのは苦手なので)。
電子ではありますが、基本単話は買わずに1冊にまとまってから買う派でした。しかし1話が無料で読んでみた所非常に魅かれたのと、すでに完結して2年経っているのに一冊になっていないという事は、今後もまとまるかどうかよく分からないので購入。
買って良かったです。
起承転結が秀逸。冗長でも希薄でもなく、規定ページにすごく上手く纏まってるなと感心します。最初だけちょっと強引ではありますが、意外性や、キャラクターの掘り下げなども魅力的です。
脇役も含め、キャラクターに魅力があり、表情が良いです。セリフが無く、顔だけで雄弁に語るシーンにグッときます。
なんで単行本化してないんだろう?
電子版で読了。
良い。
とても良い。
カップリングもさることながら、2人のキャラクターというか、ちゃんとバックグラウンドがしっかりしていて、どうしてこのキャラクターなのかがとても分かりやすい。
2人のキャラクターのそれぞれの足りないところを補い合って2人でひとつのような関係性が素晴らしい。
改正(?)させるものは好きだけど、その中でもなんでも褒めてあげたり、本人を認めて尊重して、どんなあなたでも愛してますと伝えられる三浦さんの愛の伝え方がとても良かったなぁ。