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lovely sick
作家さんの新作発表
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一冊まるまる尚之と鷲見の過去編になります。2人がいかにして出会い、どのようにして恋人になっていったのか…この一冊で全てが描かれています。
このシリーズ、現在5巻まで発売されているのですが私はこの過去編が1番好きですね…。
泣けます。切ないです。この過去編を読む事で2人の絆がいかに固く結ばれているのかを再認識させられ、改めてこの作品が大好きになりました^^
5年前、鷲見の働く病院に交通事故による3人の重症患者が運び込まれる。その中の1人両脚に重度の損傷を負った患者が当時12歳の秋芳尚之だった。その後鷲見は尚之の担当になるのだが、全く心を開いてくれない彼の真意が実は寂しさからくるものだと気付き次第に強く惹かれていくようになる…
ここからの下りは本当に圧巻でした。自分の感情に対する葛藤と苦悩。しかしそれを凌駕する程の激しい想いが紛れもない尚之への恋心なのだと認めるシーンはまるでドラマを見てるようで本当に感動しました。
その後2人はある事件が元で一緒に暮らすようになるのですが、愛される事に慣れていない尚之には鷲見の言う好きという言葉がどうゆう意味なのか理解出来ない。そんななか優しくしてくれるクラスメイトとイイ感じになりつつある尚之は鷲見と彼女との間で不安定に揺れる。しかし実はそれが担任に頼まれた同情によるものだと知った時、ようやく自分には鷲見しか居ないのだと思い知らされるわけです。
ここのシーンも本当に良かった!!
泣けました!!傷付く尚之の元に駆けつけた鷲見先生は本当に王子様のようで素敵でしたっ!!彼の想いが報われて心の底から安堵した瞬間でございます(笑
晴れて2人が付き合うようになってから初Hまでの話「エクストラ・デイ」は是非コミックスで読んで貰いたいです^^
こちらもとても素敵なお話なんで。
全体を通して私にはどの場面も名シーン名セリフでございました。
なので選ぶのは大変難しいですがタイトルにもさせていただいた鷲見のこの一言が過去編の全てを如実に伝えてると思います^^
歯の浮くセリフをつらつら言ってのけちゃう鷲見先生は最強のポエマーですね(笑