条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
motohashi kyoudai
かっこいいのに頭のネジが数本ぶっとんでいる弟をはじめ、美少年なのに魔法少女オタクな友人、ギャルなのに腐女子な同級生、イケメンなのにゲイでストーカーのバイトの上司…
そんな方達に囲まれて、相変わらず苦労している兄が不憫で愛おしいです。
2巻は、ストーカー上司と兄弟がとうとう一つ屋根の下で同棲(?)したり、腐男子の同級生が登場したり、友人めぐの女装子ぶりに磨きがかかっていたりと、一巻に比べBL色はやや強くなったかなという印象です。
一巻で楽しめた方は問題なくこちらも楽しめると思います。ページ数も192ページとボリュームがあり、お得感があります。ありがたや…!
個人的に、アリの生態が気になりすぎて困っています。ああ、ARINOSUのTシャツ、なんか欲しいなあ……
非BL作品ですがめっちゃ面白く、ほんのり匂い系であることもあって大好きな作品です。2巻がでると知って、発売を楽しみに待っていました。
両親がおらず、兄弟二人力を合わせて暮らしている本橋兄弟のお話。
1巻は二人が通う高校が舞台になっているエピソードもそれなりにありましたが、2巻では彼らの「私生活」がほぼメインになったお話でした。
彼らの友人である、重度のオタクで男の娘でもある恵、腐女子の登美江ちゃん、そして本橋兄弟のお兄ちゃんである貴也に恋している会社社長である真田さん。
主要キャラであるこの5人の、笑いあり、涙あり、のほのぼのな1冊でした。
2巻では真田さんが本橋兄弟の家に期間限定で一緒に住み事になるエピソードから始まります。
真田さん、何があったの…?
と心配しつつ読み進めましたが、オチが分かったときは思わず爆笑。
うん、黒い「ヤツ」と一緒に住むのは無理だよね☆
相変わらず貴也ラブな真田さんが笑いを誘いますが、その真田さんが貴也に惚れた経緯も2巻で分かります。
飄々としていて、どんな抵抗もものともせず貴也ラブを貫く真田さんの哀しい過去に思わず落涙しました。
そして、本橋兄弟の強い絆にも。
ふざけてばかりいる彼らですが、自分のことよりも相手のことを思いやる彼らの深い愛情にも胸が詰まります。
基本的にコメディ色が強いのですが、ちらりと見える彼らの愛情だったり過去だったり。笑いと涙のバランスが非常に良い作品で、それがこの『本橋兄弟』の大きな魅力の一つでもあります。
非BL作品なので真田さんの片想いの部分だけが若干の腐要素なのですが、真田さんの恋が成就してほしいな。
そして、腐女子・トミーちゃんにぜひともR18の同人誌を描いてほしい。
エロなしでも十分面白い作品ではあるのですが、今後BL要素が強くなると嬉しいなと思います。