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tokorode ikkai shiteminai
体の関係先行だけど純な２作品
表題作が大好きです。
綺麗な顔だなと思った相手が同じ大学・専攻で、アパートの部屋も隣。
合コンを抜ける時はネタでキスする仲の良い二人。お互い女の子に不自由しない見目です。
〈ネタバレあらすじ〉
美しいだけでなく、さりげない気遣いなどハイスペックな里美。
ムラムラきた金城はとうとうキスの先を求め、里美も受け入れます。
付き合ってはいないけど、セフレというよりは気持ちが伴ってるように感じました。
(関係を持ってからはお互い相手のみです)
しかしある日このままでいいのか疑問を持った金城の行動が里美を傷つけて…。
山はあれど縺れはしません。
あの場面で自分の気持ちを正直に相手に話す里美くんが素敵でした。
金城っ(怒)！！となりますが、その後は頑張るので嫌いにはなりません。
二人ともですが、とくに里美くんがかなり色っぽいです！！
きめ細かい白い肌に散りばめられたホクロ、寒がりなのに首元のあいた服。
これは恋人になると心配になっちゃいますね。もう一緒に住んじゃったらいいのに！
同時収録「ハッピーアワー」
冒頭、変態さんでビックリしました。
お酒を飲むとエロい要求をして乱れる御子柴、それを受ける密原。
密原くんの想いがもう！ステキなんです！！
体の関係先行だった二人の、ピュアなラスト１コマがすごく好きです。
贅沢を言うなら、その後を少しだけ見てみたいです。
俺に釣り合うイケメン…
萌える要素はたくさん。
でもそれを邪魔する要素もちらほら。
同じ大学、同じ専攻、アパートは隣同士。
第一印象で「友達になるならこんなやつがいいなあ」と思った相手・里美と仲良くなって、合コンでホモネタのキスまでするようになった金城。
里美といると感じる「ちょうど良さ」に、ついフラッとなって…。
抱いちゃいます。
うじうじぐるぐるしがちな受け目線よりも、わりと楽に読めるものが多い攻め目線ながら、圧倒的な会話不足にもやもやします。
抱いたことによって自分が里美を見る目が変わったかと思いきや、周囲も里美が変わったと言う。その空気感に惹かれる女子に対して独占欲を感じた辺りから、攻めのもだり暴走が始まるわけですが、思いの外あっさりまとまります。
正座とほくろの使い方が、良かったり微妙だったり。
1話目の夜空を見上げてオリオン座の話をした流れからの、受けの左胸にあるオリオン座そのもののほくろ。これはちょっとベタであからさまな印象。北斗七星が胸にあるよりはベタじゃないけど、オリオンよりもっとマイナーな正座の方が萌えたかなあ。
でも正座に興味がなかった攻めのスタンス的には、これくらいベタじゃないと気付けないか…。でも胸にオリオンがあるなら、受けが「俺のオリオン、見る？」くらい言いそうな。それもベタか。
その一方で、色白でほくろが多い受けの体のほくろを舌で繋ぐように舐めて、自分だけの星座を作る攻め。これは萌えました。
ラーメンの丼の模様とか、道で見た猫とか、自分だけが分かる正座を受けの体に作ることで、自分しか知らない秘密を刻んでいるようでいいなあと。
ただ2人とも女子にモテるイケメン設定。
攻めのモノローグで何回か出てくる「俺に釣り合うイケメン」という表現に萎える。
俺というイケメンの隣に置いておくのに不足ないイケメン…。自信満々です。
この表現が出てくるたびに、盛り上がった気持ちが急降下してしまったのが残念。
同時収録は…、わたしにはハードルが高過ぎました。
酔うとドSの変態になる主人公と、その要求を飲むこれまた変態の幼馴染みの話。
両方気持ち悪いという感想しか出て来ませんでした。
萌2か萌かで悩んでいたのに、しゅみじゃない同時収録のせいで萌確定に。
どの作品と抱き合わせるかも重要ですね。
