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人外BLです。
レイ(神様)とレイに仕えるテオ(人間)のお話です。
ゆっくりゆっくり進んでいく二人の恋模様なので
エロは少なめですが優しい雰囲気のお話ですごくよかったです。
先生のあとがきにもあった通り
テオがレイに与えたものはいいものばかりじゃないというのは確かになぁと思いました。
テオのことを好きになり、今までなかったテオへの執着や生への執着
これからの二人のことを考えると
きっと良いことばかりではないと思うのですが
これからもずっと二人は幸せでいて欲しいと願わずにはいられない作品でした。
切ないけど温かくて儚い不思議なお話でした。
人外×少年の主従BLです。雰囲気のある作品で話全体がとっても綺麗。私はめちゃくちゃ好きでした。
攻めのレイはテオと出会うことで生きる楽しさや執着という感情が芽生えそれでも寿命はテオより早く来てしまうと言う悲しさがあるのですが、それでもテオといる時のレイは本当に幸せそうで……最初あんなにつまらなそうに毎日生きてたのに。少しでも長く2人一緒に幸せに暮らしていってほしいと願ってしまうBLでした。
絵も癖がなく綺麗ですしストーリーも綺麗なのでBL初心者の方でも楽しめる作品かなと思いました。人外BLや切ないBLを求めている人にもおすすめです。
人外レイ×少年テオのファンタジーBL。
主従関係ではあるのですが、レイがテオにベタ懐いてる様子が微笑ましくて、テオもご主人様への忠誠心を強く持ってて、ふたりが出会えて本当に良かったな……としみじみ思える関係性でした。
ちなみに最初から最後までさらっとフリフリのメイド服を着こなしてるテオの違和感のなさがすごい。ふたりの体格差もとても可愛かった。
季節の移ろいゆく様子から、儚さと愛しさが香り立つような作品でした。
綺麗で優しいお話でした。
初っ端から最期をチラつかせる作品は、やっぱラストが怖くてずっとソワソワしてしまいます。はーソワソワした。読み終わった後も想像するだに辛いは辛いのだけれど、人外作品でなくたって最期はあるわけですからね。
しかし設定の割には話が重すぎず、読み返すのが億劫になる作りでは無いのも良かった。レイの父親に救いが欲しい…ハピエン主義なのでそこに愛はあったのだと信じたい。
いかにもオタクが好きそうな細かい萌が大量に集まってる作品でした。悪い意味では無いです。ここまで振り切って詰めていただけると有り難うございます!って感じですよ本当。
寿命、忌み子、人外、主従…好きですそら!好きに決まっておろう!その上で、フリルのエプロンとか、可愛い従者にイケメン人外の主人、主人による溺愛、可愛い2人、舞うお花…ごちそうさまです。
神寄りの萌2
人外物は元々好きなのですがレイの造形がとても良いです、人間ぽさがありすぎず角や爬虫類のような瞳がリアル過ぎず丁寧に描かれた背景に溶けこむようです。
逆にテオはとても愛らしいです、二人で並んだ時のバランスが絶妙でどのページを捲ってもいつまでも見てられるくらい美麗な絵柄です。
読み始めた時はもう少し大人しい性格を想像していたのですが神様相手にも言いたい事ははっきり言うし、その割に「気持ちいいか?」と聞かれて「とにかく、暑くてよくわからない」と言うズレた面もあって微笑ましい。
終盤にかけて物語が少し暗くなっていきます、レイの人間と交わると身体が変化して寿命が縮まる体質と元々の生きられる時間の長さの違いが主な原因なのですがその葛藤もどこかおとぎ話風であまり深刻でない。
お互いが小さい頃からある程度自分の境遇を割り切って諦めているので変に騒ぎ立てたりしないから読んでて爽やか、薄っぺらな感じもなく良い塩梅。
重い物を読むのは疲れるけど、薄い物語も読みたくない。とにかく綺麗な世界観に浸りたいという時に読んで頂きたい作品。
最初表紙の絵がとても綺麗で、一目惚れして購入しました。わたしはファンタジーモノが大好きなのですが、このBLはそんなわたしにぴったりでした。
レイとテオの関係性が季節を通して少しずつ近づいていくストーリー展開で、読みやすいです。
エロ度は少なめなのですが、それでもストーリーが新鮮でおもしろいので、満足しました。
レイとテオが一緒にいるときの2人の幸せ溢れる顔はとてもいいです。ほっこりします!
火の神と、それに使役することを運命づけられた人間、テオの交流を描いた作品。
美しいがはかなく短い人生を送る主人、魃。テオは運命を受け入れ、かいがいしく魃の世話をする。
自分が人間と魃の間に生まれた子であることから、少しひねくれているおやかた様。しかし、決してゆるがないテオの前に、次第に心を開き、好意を持ちます。
テオも、美しく、いじわるそうでも実は寂しがり屋であまえんぼうの魃を好きに。。
しかし体を重ねると魃の寿命が縮む、というジレンマが。どうなるのかな?と思いきや、人間の血が入っているために、少し静養したら回復するということでした。
神様の設定が変わっていて楽しめました。
ちるちるで紹介されていた画が忘れられなかったんだよー
絶対好みだと思って読み始めて。
期待値上げまくって読んだのに、
すごく良かった(*´Д`)満ち足りた。
「あなたが使え、看取る主」
ずっと言い聞かされていた言葉。
母が使えていた主がなくなり、少し早く自分の主人となる男に
使えることになったテオ。
幼い頃一度だけみた美しい男。
再会した二人は~から始まるお話し。
緩やかな時間軸と少しずつ近づいていく距離と。
ガッツリBLというテイストではないのですが
こういう緩い優しい感じも悪くないなと思いました。
独特な世界感と二人の距離感が好き。
もう少し先の二人も見てみたい。
表紙買いでした。とても美しく大好きな表紙です。設定も神さまと少年という好きな設定でファンタジーということもあり購入。テオくんが甲斐甲斐しく健気でとっても可愛い…!
内容が春夏秋冬の4部構成なのがとっても良かったです。読みやすい。とにかく雰囲気が良い!
絵だけでなく、世界観がとっても美しく引きこまれました。他の方も書かれていますが、初見時は「もしかしてバッドエンド?」と不安になりましたがハッピーエンドでした。良かった。エロは少なめ。作品の雰囲気にとても合っていて良かったです。
絵がとても綺麗で読みやすかったです。
がっつりBLを描いたのは初めてだと本書でおっしゃってましたが伏線もあったり、四季を感じさせる描写も多く、とても良かったと思います。
私は人外ものはあまり読まないのですが、絵が綺麗なのもあってさらっと読めてしまいました。
読んでいくうちに、まて、これもしかしてバッドエンドなんじゃ…と思わせるところもありましたが最後はハッピーエンドで後味も良かったです。
ちるちるさんのインタビュー記事を読んで、気になっていた一冊。
人外でありながら、四季BLというところに惹かれました。
魃(バツ)と呼ばれる捻くれ者の神様レイ。
血筋により彼に仕えるべくお屋敷にやって来た少年テオ。
舞台は一貫してレイのお屋敷であり、その閉鎖的な空間で、
ふたりが心を寄り添わせていく様子が、巡る季節と共に描かれています。
テオは、静かで従順と思いきや、頑固で意思が強く、
常にレイのために何かできないかを考えている
母性のような包容力を持つ男の子(フリフリエプロン常用)。
そんなテオに、はじめは捻くれ一徹だったレイ(グローブがセクシー)が
徐々に甘えるように構う姿が微笑ましい。
この黄金のキャラ設定は、読みやすいし萌えます♡
ただ、レイの魃としてのデティールにあやふやな部分もあって。
レイは人間とのハーフだから、普通の魃の体質と少し異なるのですが、
その寿命は普通の魃より長いのか、短いのか。
又、魃の痣を持たないとはどういうことを意味するのか等...
はじめて読んだ時は、答えのないあやふやさが気になったけど、
何度も読んでいるうちに、その設定はわざとぼかされているのでは、
と思うようになりました。
この物語のみどころは、何と言っても”切なさ”にあります。
どんなに想いを添わせても、
決して埋まることのない魃と人間の生きる速度の違い。
テオはそれを理解してレイのお世話をしているし、レイも然り。
だからこそ、次の季節への約束を交わすふたりの姿が一層尊く、愛おしい。
デティールのあやふやさは、ここを際立たせるためなのかも知れません。
印象的だったのは、近づくなと言われていた離れに、
籠り切りのレイの様子をテオが見に行くシーン。
テオとレイ、それぞれが本音を漏らす描写に胸が熱くなりました。
あと、花火のシーンもとても好き。
切ないけど、読後は春の暖かさが胸に広がる物語。
人外初心者や四季BL好きの方にもおすすめです☆
購入予定の方は、アニメイト限定描き下ろし小冊子(有償)ver.を是非。
最高にキュートなふたりに会えますよ♡
今作が初BLコミックスだというあおの先生。
今後も是非BLを描いて頂きたいです(*´-`*)
雰囲気ある絵柄でファンタジーな世界観に一気に引き込まれました。
人より短命な魃。
それを知りながらも甲斐甲斐しく攻めのお世話をしてあげる従順な受け。
親にも蔑まれ、孤独な攻めが、受けの温かさに触れて、一緒にいるうちに段々と心を寄せていく様子が丁寧に描かれています。
パチパチという火花のような音の正体、触れ合うことで命が削られていくなんて悲しすぎます。
ハッピーエンドなのにどこか物悲しくて寂しさが募ります。
少しでも長い間、2人が幸せでいられますように。。
とても雰囲気のあるファンタジーでした。
ほのぼのしていて終始優しいトーンで進むのですが、ひどく切ない部分もあって、思わず泣けてくる(´;ω;`)
好きな方は好きだろうなぁといった感じで。私も個人的にかなり好きな雰囲気でした。
内容です。
「魃」と呼ばれる神様が存在する世界。
そこで「魃」に仕える家系に生まれた少年・テオは、自分の仕える神様・レイと暮らし始めます。最初の他人行儀な関係から徐々に心を通わせ、やがてレイに恋心を抱くようになるテオ。しかし、レイの身体に異変が表れ-・・・。
お伽話風と申しますか、ちょっと浮き世離れした雰囲気で物語は進みます。また、1話毎のタイトルがとても素敵で「春」から始まり、「夏」「秋」そして「冬」で締めくくられます。
一年を通して、主従として出逢った二人が互いに淡い恋心を抱き、触れ合うようになり、辛い現実を知り、最後は笑顔で共に居る-。そんな日々が綴られています。
1巡して、最後の笑顔の二人が待つのは、あたたかい「春」になるんですね。
何も無かったレイの世界が、テオが現れた事により豊かに広がる。
作者さんも書かれてますが、テオが与えたものが「幸せ」だけではなく、もっと生きたいという生への執着だったり、一人の時には知らなかった「寂しい」という感情だったり、減ってしまった寿命だったり。
「魃」と言うのは、人間の半分ほどの寿命しか無いと言う設定なのですが、テオと触れ合った事により、更にレイの寿命は削られちゃうのです。
自分の寿命が減る事を知りながら、それでもテオに触れたレイに、その事実を知り、自分の浅はかさを責めるテオ。互いを想う故の苦しみと言うのは、本当に切ない(´;ω;`)
それでも二人とも、出逢えた事が確かに「幸せ」なんだろうなぁと思うと、切なくも感慨深い気持ちにさせてくれます。
そして、ラストはハッピーエンドなのですが、これまた泣けてくる優しいラストです。
二人とも、ちゃんと笑顔で幸せそうなのですが、これから二人を待つ未来が分かってるだけに切なくて仕方ない。
ただ、それでも二人で居られる時間を大切にしてくのでしょう。
ほんと、ジワジワ来る素敵な作品だと思います。
あと、エロは少な目。描写も控え目ですが、作品の雰囲気にあっていて、とても良かったです!