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shitsuji wa neet ni seihuku sareru
弟が旅行中、ニートのにーちゃんのお世話にやってきたのは、弟の恋人雨宮家の執事・早乙女聖。
にーちゃんは働かないだけでなく、家のことも何もしない。食べて寝るだけの赤ちゃん状態。
作中でも度々ちびキャラになって弟や聖に甘え放題。
しかし実はにーちゃん、ハーバードで薬の研究をしていた秀才さん。
ゆるめの性格の裏に隠した策士な面を使い分け、聖に迫っていきます。
聖曰く「蛇のよう」な、全てを見透かすにーちゃんの視線。
普段は一人称「にーちゃん」なのに、急に「俺」と言って聖の腰に手を回し、「孕むまで種付けしたい」と囁いたり、底の見えない魅力があります。
好きなだけ聖を振り回した後、突然姿を消すにーちゃん。
この間、聖は毎日にーちゃんの好物を作って待ち続けるのですが…切ない。
そんな時、弟からにーちゃんが海外に行くらしいと聞き、空港まで追いかける聖。
「来ちゃいました」と後ろから抱きしめる聖に、静かにアメリカ行きを告げるにーちゃん。
本音を見せずに笑うにーちゃんを見て、たまらず絞り出すように好きだと伝えます。
そこでようやくにーちゃんこと誉さんは、優しく聖を抱きしめて、アメリカから迎えに来ていた社長さんを薬の権利とかあげて追い返しちゃう。
全ては計画通りで、社長をして「蛇のような男」と言わしめる誉さんの手に落ちた聖くんなのでした。
ここからの最終話と描き下ろしでは、相変わらず表面上は飄々としながらも、遠慮なく本性を見せていく誉さんと、気を許したことですっかりかわいくなった聖くんのエロと甘い暮らしぶりが見られます。
聖の体には火傷の痕があり、良家の愛人の子らしくつらい目に遭ってきたようですが、そこは深くは描かれていません。
敢えて悲惨な過去を前面に出さず、にーちゃんの面白かっこよさで乗り切った作風がよかったです。