可愛いって厄介

ダーリン、いいかげんにしやがれ

darlin' iikagennishiyagare

ダーリン、いいかげんにしやがれ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神37
  • 萌×253
  • 萌64
  • 中立9
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
16
得点
598
評価数
166
平均
3.7 / 5
神率
22.3%
著者
鈴丸みんた 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784758077460

あらすじ

イタリア育ちのボンボン・心(ココロ)くんは、
日本の田舎暮らしに憧れて灰慈(はいじ)の住む村にやってきた。
人懐っこい性格ですぐに村の人たちとも打ち解けるが、生活力はゼロ。
見かねて世話をはじめた灰慈だけれど
畑仕事の手伝いや些細なできごとにもいちいち喜ぶ心にうっかりときめいてしまう。
さらに思わせぶりなセリフやスキンシップの多さに悶々…
このままじゃ確実にヤバイ!
そんなとき心が日本に来た本当の理由を知ってしまって…!?

ボリュームまんてん、描き下ろし後日談も収録。

表題作ダーリン、いいかげんにしやがれ

農家の青年,20歳
ハーフ・イタリア育ちのボンボン,18歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数16

灰になるまで恋をする

前作のキューピットに落雷がツボすぎたので早くも作家買いです

前回は高校生同士、今回は20歳×18歳。
口の悪いヤンキー風だけど仕事は真面目で世話焼き気質の灰慈(攻)と天然素直すぎて思わせぶりな心(受)
派手に振り回されてはいないけれど、心の言葉に灰慈はぐらんぐらん振り回されてる。
心がお前は嫌だから名前を呼んで欲しいとか、灰慈を褒めて俺が恋人だったらふらないと言ったり。本気なのか違うのか、灰慈が悶々とするのがもどかしい。
心にとっては当たり前のスキンシップが灰慈にとっては全く違う。ほっぺにチューは灰慈だけ。とかもうさりげなく独占欲出して心もそれにOKする。
でもまだ付き合ってはいない。
じれったいけどこの空気感がもうたまらない。
ゆっくり一冊かけて両思いになる過程を描くのが本当に上手な作家さんだと思う。

ラスト、ちょっと焼きもちやいている心が可愛い。
髪の毛にたまにくるんがつくのはイタリアだからなのか…

10

続編希望!!

先生のインタビューにもありましたが、誰かの性癖に少しでも刺さればいいって…見事にぶっ刺さりました。

久々にいい作品に出会えたな〜って思えた作品です。心の髪型オシャレだし可愛いしみててほっこりしっぱなしです!灰慈が普通にコワモテで心は可愛いけどちゃんと男だし、語彙の少なさに上手く感想を言えない自分がもどかしい!
共通点のない2人からどう物語を展開していくのかと思ったけど、見事に自然に展開されていきどんどん2人から目が離せなくなりました。
凄く2人の周りの人達も丁寧に描かれていて良かったです。
書き下ろしまではもどかしくて欲求不満気味になりますが、書き下ろしで解消出来る内容になってますw
灰慈と心の続きがもっと見たい!!

5

心のままの素敵な恋

「キューピッドに落雷」が性癖に刺さりすぎて大好きな
みんた先生の2冊目!わーい!

灰慈はやや長髪にピアス、見た目やんちゃだし
態度がぶっきらぼうだから伝わり辛いけど、家族思いで
男らしい!
みんた先生の攻めは眉毛短め率が高めかも 笑
心もココロのまま生きるイタリアハーフでふんわり系の
イケメンです。

初対面の灰慈の名前を心らしい素敵な表現で解釈したり、
感謝のハグとかおやすみのキス(ほっぺ)とか自由な心の
言動で灰慈はどんどん心のことが気になっていって。
心も灰慈の家族や仕事を大切にするところ、言葉はキツめだけど
本当は優しいところに惹かれていって…

はあー!2人が愛おしいー!!

本編ではえっちはなしですが、触り合いの時の心のわくわく、
きらっきらしてるかんじが可愛いです!
書き下ろしで灰慈の元カノに嫉妬しちゃう心も必見!
ぷぅーっとむくれていて可愛すぎ!

そしてまさかのリバ匂わせ…
みなさんおっしゃってるとおり続編熱望です!!

3

純粋で可愛らしい、また読みたくなるお話。

ピンクの表紙がとても可愛らしい!!
灰慈くんの性格も見た目も、好みドストライクで興奮しました。
心くんは「イタリア男子」と聞いていた為、言い方は悪いですが「キザで女誑し」なキャラが出てきたらどうしよう……と心配していたのですが、全くそんなことはなく。
心くんは純粋で真っ直ぐで可愛らしい男の子でした。

以外だったことは「灰慈くんが攻め」ということ。
思わず「そっち!?!?」と言ってしまいました。
しかし、心くんが「次はオレがそっち側してみてもいいか?」と訊いている場面がある為、もしかしたら、もしかするかもしれませんね!!

2

灰になるまで

作者さん買いです。
鈴丸みんたさんと言えば「ゴールデンスパークル」や「恋をするつもりはなかった」が有名ですが、私はこちらも推したい!

農家の息子灰慈とイタリアンハーフ心のお話です。
自分の母親の故郷である日本での生活に憧れ、引越してきた心くん。
出会って、色々お世話やら何やらしてるうちに…なお話です。

心くんは日本語が上手ですが、やはりイタリアン。
妙に直球な言葉やスキンシップで灰慈も気になり、惹かれていく心の動きが丁寧に描かれています。
言葉の選び方の違いや、文化の違いで生じるちょっとした心のすれ違いがありますが、ハッピーなお話でホワホワ幸せな気分になれます。
ピュアっピュアな心くんが可愛いですよ〜♡
心くんは攻めもやってみたいという描写があります…見たい!

0

どっちも心根が素直で読んでて気持ちの良い二人。

鈴丸みんたさん、デビュー作の「キューピッドに落雷」を読んでみたいんだけど、未だ電子化されていないので二冊目のこちらから読んでみることにしました。

家業(農家)を手伝っている青年・灰慈×日伊ハーフでイタリアからやってきた青年・心。
幼い頃から日本の田舎の美しさを母親から聞いて育った心は、日本の田舎暮らしに憧れて灰慈の住む田舎へ移り住んできます。
ところが心ときたらボンボンで母国では召使い達がいるような暮らしをしていたために料理はできないわ、何かと危なっかしいわと、お兄ちゃん気質の灰慈はついつい世話を焼いてしまい…。

大きな波乱もなくのんびりとした田舎の雰囲気に包まれて二人が仲良くなっていくのですが、思っていたよりも受けが攻めを振り回していない気がしました。
イタリア人とのハーフでイタリア育ちということで、息を吐くついでに「チャオ、ベッラ!」と愛想振りまいて所構わずナンパするようなイタリア男のノリ全開で来るんかなと思っていたけど、違かった。ほっぺにキスしちゃうような日本人はしない仕草はするけど、控えめ(←私の感覚からすると)&紳士的なイタリア育ち。
そして「そうだろうか…自分じゃよくわからないが ここではこういうのはよくないのか?」というちょっと堅苦しい喋り方をするので天真爛漫さというのも感じられず。
その代わり、家族に愛されて育った&お育ちの良さゆえの素直さというものを充分に感じることができました。

攻めの灰慈も見かけはちょっとヤンキーっぽいけど、真面目に働いていて面倒見のいい青年です。
夜中に心から今日は会えなかったから声だけでも…と電話が来て、思わず家に行ってしまった灰慈が「毎日1回は会うようにすっか?」と持ちかけるところが好き。
「会おうぜ」でもなく「会いたい」でもなく「会うようにすっか?」という言い方が、二人いる妹達の気持ちを汲み取って育ってきたお兄ちゃんぽさがとっても感じられて、灰慈の人柄がよく出てると思うんです。

ぐわんぐわん振り回しを期待して読んだので、正直ちょっと肩透かしをくらいましたが、環境は違えど素敵な家族に囲まれて育った二人が出会ったお話として楽しめましたし、攻め受けどちらも心根が素直で読んでて気持ちの良い二人でした。
そして灰慈の名前の解釈がとても素敵だなと思いました。
ちょいおまけで萌萌で。

6

真面目同士

表紙左が攻めです.
イタリア育ちのハーフというフレーズで先入観がありましたが,婉曲表現を使わないストレートな物言いとボンボンという以外イタリアっぽさはひかえめなので,見た目は不良っぽいけど世話焼きなお兄ちゃん×天然で思わせぶりな言動をしがちなボンボンというカップリングを楽しむ感じです.
攻めが受けのことを好きになっちゃってやべえなって距離をとったりするのですが,それをするまえから受けも攻めの言動にちょいちょいドキッとしてるふうな描写があるので,おたがい惹かれ合ってる感じがわかってよかったです.
真面目で素直なカップリング好きなのですごく萌えました.

1

二人の表情が気持ちを語るv

みんたさんの二冊目。
一冊目に引き続き、またもや可愛い恋物語でありましたv

確かに、心の背景とか、
(どうしてあの田舎を選んで、一人で来て、普段何してるのかとか)
色々と突っ込みどころはあるのですが、
とにかく心が素直でかわいいし、灰慈は男前だし、
読んでいてついつい口元が緩んでしまう。

ホント、思ったより灰慈が男前で、
やるときゃヤルところがカッコイイ!

しかし、どうしても読み足りないというか、
これって二人のプロローグだよね?と思えてしまい……!
これから心の背景がもっと詳しく描かれたり、
灰慈のぐっと心の中に踏み込んでいく感じとか、
とか、とか、とか!読みたいんですよ!

深い仲になるのも、ちょっと唐突過ぎというか、
もう少し、気持ちのワンクッションが欲しかったかなと。

要するにこれだけじゃ物足りない!
先のランボさん同様、続編希望!

評価は迷いましたが、
作中の二人の表情が良くて、
ちょっと物足りなさを感じつつも、「萌×2」!

0

恋ってそういうものでした

何気ない言葉に嬉しくなって、意味のない行動に意味を持たせたくなって。
ああ、恋の始まりってそういうものだったなあ。
そんな甘酸っぱい気持ちにさせてくれる作品。

野菜農家の灰慈の住む田舎に、ある日突然やってきたキラキラ王子様・心。
屈託のないお金持ちのお坊ちゃまの行動に戸惑ったり、振り回されたりの慌ただしい日々が始まって…。

初読のときは心のハーフ設定が作画から伝わってこなくて、イタリア男っぽいナチュラルな口説きとか誰彼構わずのたらし攻撃も感じられなくて、「イタリア設定…」と思ったものでした。日本の御曹子でもよかったんじゃないかと。
今回読み直してみて、やっぱりそこは気になったものの、「ザ・イタリア男」として描かれた心で妄想してみたら、そこには攻めしかいませんでした。
おそらく妹も母親も近所のおばあちゃんまでナチュラルにたらし込み、灰慈に甘える時間なんてないくらいのハーレムで何ひとつ困らない生活を送る心…。
街に出れば女子大生から女子高生までたらし込み、そんな女子たちが列を成して農村部の心の家までやってきて乱闘を繰り広げたりしてしまうであろう日々…。
おっと、だめだ。これでは話が成り立たない。
イタリア設定は父親の情熱的なところとおやすみのキスのためかな。

18才にしては子供っぽすぎる心ですが、だからこそお兄ちゃん気質の灰慈がほうっておけないわけで。
手が焼けるなと思いながらもほうっておけない。面倒だなと思いつつも可愛い。
たかが挨拶の、ほっぺにされたキスが気になる。「会いたい」という言葉に、もっと深い意味を持たせたくなる。
灰慈の感情の揺れ動くさまが見事に表現されているので、灰慈と一緒に恋している気持ちになりました。

描き下ろしでは心のやきもちが!かわいかったです。
そして灰慈の元カノページも…、この子にはいいひとに巡り会ってほしい。

つくづく登場人物の魅力の引き出し方、見せ方が巧い作家さんだと思います。
ほのぼのした気持ちになりたいときにぜひ。

0

キュンラブ

実家の農業を手伝っている灰慈の隣に越してきた、イタリアと日本のハーフの心。お坊ちゃまで生活力のない彼だけど底抜けに素直で人懐っこく、そしてイタリアならではなのか距離感が近く思わせぶりな発言をサラリと繰り返す。世話を焼いてるうちにそんな心が気になって仕方がなくなる灰慈。でも心が日本に来た理由を聞いて…。
少しぶっきらぼうだけど優しい灰慈、おっとり箱入りだけどちゃんと男の子な心。2人のやり取りや触れ合いがとってもドキドキして可愛くて、こちらももれなくキュンキュンさせてくれる!みんた先生、キュン神!!

0

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