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self portrait
勝手に自分を撮影した名前も知らないカメラマンに貴人は賭けを持ちかけられる。
「一週間以内にもう一度君に会えたら君はモデルを引き受ける――」
名前も知らないのに、二度と会うことはないだろうと思い、しぶしぶ賭けに乗ったのに。
実はそのカメラマン・泉極は、貴人の高校に写真部の臨時顧問として雇われていたのだった。
思いもがけない再会だったが、ホモ嫌いの貴人はモデルを拒否する。
ところが、反発しながらも貴人は、極の仕事に取り組む姿勢や、押しの強さ、そしてホモ好きな貴人の想い人・静の洗脳もあって、次第に極に惹かれて行く。
けれど、その気持ちをなかなか認めらない貴人は……
本当は、貴人は静のことが好きで、でも静はホモ好き(いわゆる腐女子)であろうことか貴人のことまでホモの道にはめようとしてて……という話。
ある意味、一番、鬼なのは静なのかもしれない……
だって、自分のことを好きな人間を本当にホモにしちゃうんだから、それはそれはもう鬼の様な所業だと思うんだよ。静ほど賢かったら、多分、貴人の気持ちに気づいてなかったということはなかったと思うんですが。
まぁ、それはそれで本文に関係ないですね。
意地っ張りな貴人は、結局極とくっつくんですが、それにはどう考えても、静の果たした役割が大きすぎる! という話です。
それからもう一つ。
この本には、貴人の弟・直人と女装美少年・伊織の話が入っています。
この伊織がまた、この樹要さんの真骨頂・女装攻め、長髪攻め! で、とても素敵です。
今はまだ、小学生なので相手に合わせてほのぼの話ですが、これからすっかり素敵な攻め様になってくれそうで、うっとりしてしまいます。
この二人の話はまた、別の話で書いてあると思うので、そっちもぜひ、読んでみて欲しいな! と、思います。
あとがきによると、どうもこの本は新装版だそうです。
収録作品が雑誌に掲載された時期が1996~1998年なので、かなり前の作品ですね。
それを知らずに読んだのですが、表紙と中身の絵柄の違いに、最初はちょっとびっくりしました。
樹要さんの昔の絵柄を見れたので、興味深くはあったんですが…。
描き下ろしもあとがきにあたる「始末書」の部分だけのようです。
さて、お話の内容なんですが、ちょっと珍しいなと思ったのは、受け様には既に異性の片想いの相手がいる、ということ。
冒頭から攻め様はバイで、受け様は大のホモ嫌いということが明かされるんですが、BLの主人公で好きな女の子がいるというのは読んだことがないような…気がします。^^;
なのに、同性の攻め様を好きになる理由が、ちょっと弱かったかな…というより、いつ、なんで好きになったの?という展開で、イマイチ恋愛ものとしては萌えが足りませんでした。
ただ、雰囲気がかなりギャグに近いコメディなので、明るくて楽しい内容ではあります。
同時収録作品は表題作の受け様の弟カップルのお話。
この二人、まだ小学校6年生なんだ…なんてませた子なんだ!特に伊織ちゃん!(笑)
女装入ってるんですが、完璧に女の子に見えます(笑)。
飄々とした性格の写真家兼
貴人の学校の写真部の特別顧問
泉極(いずみ・きわむ)
×
幼なじみの女のコに
片思い中でホモ嫌いの
クールビューティ高校生
篠原貴人(しのはら・たかひと)
初対面から自分を口説く男とかホモ嫌いの貴人からしたらもう関わりたくないぐらい許せない存在じゃないでしょうか?笑
でも貴人の幼なじみの静は腐女子だからぜひぜひ二人にくっついて欲しくて(←余計なお世話(笑))貴人を無理矢理写真部に入部させたりしちゃう.
貴人も静のこと好きなので強く出られず…
でも写真に興味持ち出して極を写真家として尊敬し出す.
みたいな感じで、まあ小野Dも言ってたようにBLはファンタジーなので笑
真剣にツッコむのはどうかとも思うんですが…
静はまず無神経じゃない?
これと言った進展なくても告白させてあげてよ~´`笑
まあ現に貴人は極に惹かれてたわけですが静のこと好きなのも本音だと思うんで.
1番じゃなくなっただけで…
それを完膚なきまでに叩き潰すあの言い種!ひどすぎる(笑)
写真に興味抱いた貴人が先生である極に好意抱くのはまあ分かるとしても…
それが恋愛感情になったのはなんか納得いかない(>_<)!
男同士でしかも貴人はホモ嫌いでそれで何で~?
特に意識させるようなシーンもなかったし…
きゅんポイントもないし極に恋する気持ちがわからなかったから楽しめませんでした~(+×+)
あと貴人の弟、直人とその幼なじみでオカマの姫の話も入ってたんですがこれって「4月4日。」とリンクしてるんですね~
姫はまだ黒髪なんですけど…やっぱ可愛くない~
直人成長してない~笑
ううん…
微妙でした!!!!!!!