インターバル

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インターバル
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×25
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
9
得点
50
評価数
15
平均
3.4 / 5
神率
6.7%
著者
樹要 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス CRAFT Series
シリーズ
セルフポートレイト
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784813051220

あらすじ

陸上部員である柏木歩は、同級生の篠原貴人に密かに想いを寄せていた。そんなある日、部活の先輩である沢渡にその想いを見破られたうえに、退屈しのぎの玩具として無理矢理抱かれてしまう。冷たいかと思えば、ふいに優しさを見せる沢渡に反発を感じつつも戸惑う歩だったが……!?
出版社より

表題作インターバル

陸上部の先輩、沢渡
陸上部の後輩、柏木歩

その他の収録作品

  • インターバル01
  • インターバル02
  • インターバル03
  • インターバル04
  • インターバル05
  • インターバル5.5
  • 始末書

レビュー投稿数9

スポーツ男子

樹要さんの漫画は原作つきしか読んだことなくて、オリジナルは初めてだったのですが、すごく面白かったです。

スピンオフ作品らしく、元になった漫画の存在は知らなくて未読…ですが単品でも問題ないと思います、多分・・。
気になるのは主人公の歩がそちらの作品では攻めだったらしいことですが、
これだけ読んだ分には可愛いやんちゃ系受けにしか見えません。
受けとしてしっくりくるって、きっと攻めキャラが魅力的だからなんだろうな~と思います。

主人公の歩は親友の貴に長らく片思いしていますが、貴には好きな人がいます。
友人としてこのままの関係を続けたいと願う歩に、陸上部の憧れの先輩・沢渡に気持ちがばれ脅迫されて弄ばれます。

1話目から部室でいきなり強姦ってそんな。
こんなわかりやすい「バラされたくないなら言う事きけよ」な脅迫→凌辱
の展開、久しぶりに見た気がします。
さらさらストレートヘアで釣り目の鬼畜攻め、外見はとても好みでした。歩の表紙のような悔しさを顔に出しながら言いなりになる姿がスタンダードなんだけど凄く燃えます。

ベタベタだからって、見飽きたな~て感じでなくて、むしろこのベタさをうまく料理していて、このベタさがいいよなあと思えるお話。
強姦から始まるといってもむしろ王道のくくりだと思います。

沢渡が最初から歩が好きなのはまるわかりなんですが、歩は手頃なおもちゃにされていると思い込み、それでも貴を思って凌辱にも堪えます。
それがまた沢渡には、おもしろくない。

この二人、特に歩が沢渡に好感なんてとても持たなさそうで、ホントに結ばれるのか?て感じなんですが、ちゃんと歩が沢渡のこと好きになってくんですね。
この好きになってく心情の変化、気持ちが動いていく過程をちゃんと説得力あるようにかかれています。
たま~に凌辱系で、一体受けは攻めのどこを好きになったの?^^;て作品もあるけど、これはそんな事なく上手いお話だなぁと思いました。
最後くっついてから、強姦された記憶に怯える歩に対して、悪かったと謝り、歩が受け入れてくれるまで無理に手出ししない沢渡のフォローもよかったです。

2

素晴らしい

私はこの作品と出会えてよかったと思うのは、攻め設定の人物が受けになっているところです。
こちらの作品は「セルフポートレイト」という作品のスピンオフです。私はセルフポートレイトは読んでおりません。人物関係わかるかな?と不安になりましたが、大丈夫でした。
言いたいことはたくさんあるのですが上手く文章にできそうもないので一言だけ言えるのは、本当に素晴らしい作品で何度も読みなおしたということです。

1

意地悪な先輩が好みでした

この作品には「セルフポートレイト」という前作にあたるリンク作があります。
そのリンク作が描かれたのはこの本が出る10年以上前なので、絵柄はかなり違うんですが、そちらのリンク作を読んでいた方が物語の背景は良くわかると思います(この本単独でも理解はできるとは思うんですが)。
この作品は主人公の歩がまだ高校1年生なので、「セルフポートレイト」の後それ程時間が経っていないと思われます。(絵柄が全然違うので、みんな別人みたいに見えるんですが^^;)

主人公二人のうち、私は攻め様がとても気に入りました。
なんでも器用にこなすクールな先輩で、寡黙で女子にも人気があるんだけど、受け様に対しては意地悪(笑)。
この先輩の意地悪な時の表情が、日本人形のように美しい樹さんの絵では、ほんとに背筋がゾクッとするほど怖く見える時があります。それがまたいい!(笑)
歩の立場からしたらやめてくれ~という感じなんですけど。^^;
好きな人に、好きだと伝えられない先輩の意外な不器用さとか、ふと見せる優しさがよかったです。

0

鬼畜な先輩萌え

陸上部の先輩×後輩。
歩は友達の貴が好きなことを先輩の沢渡に知られてしまう。
そのことをバラしてほしくなくれば、また自分の退屈しのぎにと歩は無理矢理抱かれてしまう。

沢渡が鬼畜で萌えました!
煙草を吸う姿もすごくかっこよかった。この鬼畜でかっこいい先輩な攻めにハマりましたw無理矢理が多かったのはあれですが。
あとがきで知ったんですが歩は元は攻めキャラだったんですねwいやいや受けの方が合ってましたよ!笑
歩はどっちかっていうと可愛い感じですしね。でも貴相手だったら攻めですねw

3

失恋した歩の次の恋は……?

 陸上部所属の柏木歩は、同級生の篠原貴人に密かに想いを寄せていた。
 けれど、貴人はどうやら写真部顧問の泉のことが気になっているようで、友達の座も失いたくない歩は、貴人を諦めようとしても諦められず、切ない想いを独りで押し込めていた。
 そんなある日、陸上部の先輩でもあり、同じ走り高跳びをやっている沢渡に、貴人に対する歩の想いを見破られてしまう。
 沢渡に押し倒され、イカされてしまったのに、「それを自分も貴人に対してしたいと思っていたのだ」と罪悪感を覚え、貴人のことだけを考える歩。そんな貴人に知られたくないという気持ちを利用され、退屈しのぎの玩具として扱われる。
 冷たいかと思えば、ふに優しさを見せる沢渡に、反発を感じつつも戸惑う歩。
 しかし、こんな関係を続けるわけにいかない、と思った歩が「こんな関係止める」と言った瞬間に、今まで最後の一線は越えずにいた沢渡についに犯されてしまう。
 そんなことがあり、自然と沢渡を避け始めた歩だったが、以前と比べて貴人を見る目が変わっていることに気がつく。

 沢渡は、歩の想いが自分にないと気がついて、ついうっかり襲っちゃったんだって考えると、ちょっとかわいらしく感じてしまいます。
 もっとも、実際にこんなんことやられたら、たまったもんじゃないと思いますが。
 当初、攻め的ポジションだった、歩君が受けになってしまった今回の巻ですが、前作でもちっとも手を出すどころか、最初から諦める方向で考えてたヘタレっぷりといい、今回のまるで子犬の様な素直さといい。
 きっともともと受けキャラだったんだよ! と、個人的にはあっさり受け入れてしまった僕。(作者もそんなこと言ってない……)

 でも、歩が「受け」であることには、そんなに違和感を感じませんでした。
 きっと好きになる相手が違えば、好きの気持ちも違って、好きの形も違うんだから、それでいいんじゃない? と。
 まぁ、それで受け攻めまで変わったらまずいのかもしれませんが。

 実は、ワンコだった歩がかわいくて仕方無くて、沢渡先輩の想いも切なくて、いい感じの話だと思います。
 端的に「好き過ぎて暴走」っていうパターンの王道だと思うんですが、そういう切なさにキュンキュンできるいい作品でした。

2

気になっていた二人

『セルフポートレイト』は未読です。これ1冊でも楽しめるけど、前作が気になる場面もあるし、やっぱり読んでた方がもっと面白いのかな?と思います。

陸上部の歩は、厳しくて苦手な先輩に、同級生の貴人に片思いしてることを知られます。その時から、黙っててほしかったら俺の言うことを聞け、と一方的な関係が始まります。

嫌なのに、断れなくて戸惑う歩。実はお互いに、大会の時に気になっていた存在でした。
先輩は、歩が楽しそうに飛ぶのに興味を惹かれて目が追いかけていたし(それで歩の好きな相手が誰か分かっていたのです)
歩は、手を抜いてる先輩に勝てなくて悔しくて、それがいつからか憧れになっていて。

先輩の、歩に対する屈折した愛情と、切ない感情が伝わってきてキュンキュンします。先輩の不器用なところや意外と優しいところも可愛かったです。
BL好きな静が面白くて意外と好きでした。

2

・柏木歩(かしわぎあゆむ)
 同級生で幼馴染の貴人に片思い。陸上部の高飛びの選手。
・篠原貴人(しのはらたかひと)
 歩のことは友達と思っている。教師の泉と恋仲? 幼馴染の女の子、静と同じ写真部。
・橘静(たちばなしずか)
 歩、貴人と幼馴染の女の子。貴人と同じ写真部所属。腐女子のため同性愛に抵抗はなく、貴人に恋する歩の理解者でもある。
・沢渡先輩(さわたり)
 陸上部の高飛びの選手。後輩の歩に対して辛くあたったり、時には優しかったり。
・宮田先輩(みやた)
 沢渡とは中学からの友達。陸上部では部長をつとめ生徒会にも所属。
・泉(いずみ)
 高校の先生で、貴人の恋人。

登場人物が多くなるとすぐに理解できなくなってしまう私……。特にBLでは男が沢山出てきて恋愛を繰り広げるから、注意して読んでいないと誰と誰に関係があって、どっちが攻めか受けかなどが分からなくなってしまいます(@_@;)

でも目次の最後にある「始末書」(あとがき)を読んでみると、なんとなく納得する部分も。この話は「セルフポートレイト」というコミックの続編に近いものだったんですね。前作を知らなきゃよく分からないわけだ……。

で、歩が貴人に片思いという点は前作「セルフポートレイト」でも今回の作品でも同じだし、歩の貴人への「好き」が「攻める側」としてのものという点も共通だけど……、今回の「インターバル」で大きく異なる点は、歩が受けってこと! しかも、完全にそれありきというか、元々、『あの歩くんが第三者から攻められちゃうってどうよ?』みたいな趣旨の元作られた作品なんだってね。

前作を読んでいたら今回の作品の設定も、すんなり理解できて良かったのかもなぁ~とは思ったけど、最初に攻めとして描かれた人物が続編では受けになっちゃうなんて……。BLではよくあることなのかな? BLは完全にファンタジーと思って受け止めるべきなんでしょうか……。
だけどさ、それって、登場人物が単なるパーツになっちゃってるような気がするってか、シチュエーション先行で無理やり萌えポイントを作り出そうとしてるように感じちゃうんだけど……。作家さん本人というよりは商業で出すためにはそういうことが普通なのかな……。

樹要先生の絵柄はすごくキレイだったから別の作品も読んでみたいなと思いました。

1

私の好みど真ん中。

先輩×後輩話。

この作品は、私のドツボにハマる、というか、
私の好みど真ん中な作品。

私は、主人公(受け)が可哀想な話が好きなんです(え?
例えば、片思いとか、強姦とか(オイ

もしくは、
攻めが受けを溺愛している話。
なので、この2つの要素を兼ね備えたこの作品は、私のツボでした。

話の構成も良く、キャラも成り立っていたので、良かったのですが、
あんなにヒドイ事をされて、
歩はよく沢渡先輩を好きになれたなぁ、
と感じてしまう所がありました。

そこが惜しい所でしたかね。

でも元々、樹先生の作品は好きです。

1

鬼畜な先輩が(^▽^)

鬼畜な先輩がステキです!
樹さんの作品、漫画で読むのは初めてでしたが、
美人の先輩にヤラれました!

主人公・歩が同級生の貴人に片思い…と言う所からはじまります。
最初はこの2人のお話かと思いました~(^ ^;)
実は先輩・沢渡もずっと前から歩を見ていて…。
ジェラシーめらめらですね!
自分の気持ちに気付かない沢渡は歩におイタしちゃいます(T0T)
鬼畜は好きですが、無理矢理Hはいただけない…。
ラブラブになったその後のHがもっと見たかったな!

2人の所属する陸上部の部長・宮田が何度が渡し舟を出してますが…、
これは友人の沢渡を助けたい為なんだよね?
宮田が実は沢渡を好きだったりすると、もっと私的ツボ!なんですが(笑)

ちょっと、ん?と思った点。
歩が「貴はそういうの(男同士)にすごく抵抗があって…」
うんぬんと言うセリフがあるんだけど、
その割に部活の顧問・泉にはなついてる風だったりして、
ちょっとどっちなの?って気になりました。
「セルフポートレイト」と言うコミックスとお話が繋がっているようです。
なるほど。そちらも読んでみたい。

あと、個人的にはBLに腐女子なキャラが出るのはちょっとなーと
思うところもあります…(^ ^;)
それと、ふきだしの形がカクカクしていて、最初すごく気になった。
これは意図してのことなのかしら?

0

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