幻惑の鼓動(11)

yami no kodou

幻惑の鼓動(11)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
11
評価数
3
平均
3.7 / 5
神率
33.3%
作画
禾田みちる 

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原作
吉原理恵子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
幻惑の鼓動
発売日
電子発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784199602504

あらすじ

彰(あきら)からの暴行で受けた、晃一(こういち)の深い心の傷…。 その後遺症を知った塔谷(とうや)は大激怒!!  「晃一を守るためなら、手段は選ばない」と血族へ反旗を翻す。 けれど、晃一への日ごとに募る執着―― これは刀邪(トーヤ)の記憶なのか?  前世での羅鬼(ラキ)への想いを、晃一に重ねる塔谷が…!? 刀邪の恋を描く前世編「真名を継ぐ者」も収録。

表題作幻惑の鼓動(11)

塔谷一臣,武道一族の跡取り,神将の生まれ変わり
天野晃一/,邪眼」を持つ高3,神将の生まれ変わり。

その他の収録作品

  • 前世編「真名を継ぐ者」
  • 裏 幻惑の鼓動(1頁ショート漫画)

レビュー投稿数2

美しき神魔将の世界。

現世では過去のしがらみにケリをつけるべく、一臣と晃一が動きます。
継ぐべき者に継がれ御神体を失くした天野家と塔谷家、氷見家は極秘資料を一臣に焼かれ、神生家にいたっては直系の兄・弟どちらもが忌みを背負った存在で、四家は形骸化、存在意義がなくなっていきます。

そして11巻では一臣の前世”刀邪”について語られます。
イスラム風な建築物、中華風な衣装、シルクロード王宮のような華やかな世界にいるのは、長い髪を持った強き神魔将たち。
その中でひと際美しく、他の神魔将を魅了しているのが長の”羅鬼”、晃一の前世です。
一臣の前世”刀邪”は一番年若い神魔将で、”羅鬼”に焦がれる気持ちを隠さない。でも、”羅鬼”の隣にはすでに伴侶となる”呀雷”がいて、”刀邪”は叶わぬ想いを抱えていくしかない。
”刀邪”が”呀雷”に「あの美しくて強くて…残酷な人を手に入れたとき恐ろしくはありませんでしたか?」と尋ねると、”呀雷”は意味ありげにほほ笑むだけ。
極上の人と共にいれる歓びと、その人を失くしたときの絶望への恐れ…
”呀雷”の執着こそが現世で起きていること全ての元凶だから、この問いは胸に刺さります…

2

前世からの恋心

壮大なミステリックホラー物語の11巻です。

前回、辛い体験をした晃一。
その影響は、葉月にまで現れて。葉月と晃一は、気を分け合う主従関係だったのですが、レイプ事件以来葉月も怖くなってしまって…。気をあげようとすると、恐怖心を思い出して力を暴走させてしまうのです。

気がもらえないことでイライラする葉月。でも、気を分けるのはお前だけ、あの事件もお前だと思っていたから力を我慢した、だから特別なんだの塔谷の一言に、我慢を覚える葉月。
葉月と晃一の間でも、強い絆が育っていたことが分かってキュンとなります。

今回は、前世の塔谷や晃一のお話も収録されています。
晃一に一方的に惹かれていた塔谷。晃一は蓮と夫婦のような仲で…。現世では、一番近い位置にいる塔谷と晃一だけど、成就するのか気になるところです。

3

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