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yami no kodou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
晃一と一臣の神魔将だった前世が明らかになります。
晃一は天野家の御神体を取り込み神魔将の美しき長だった”羅鬼”に、一臣も塔谷家の御神体を取り込み剛の神魔将”刀邪(トーヤ)”として覚醒します。
その覚醒には神霊との誓約も伴いますが、神魔将の生まれ変わりではないのに、贄から黄泉がえりして、”羅鬼”の伴侶だった”呀雷”の神霊だけが宿っているのが葉月です。
神生家は、蓮の結界が危うくなる度に力を強めるため、贄となってきた家系。
力を持った弟の葉月が贄となったため、兄の彰が棚ぼた式で神生の当主に収まることに。
弟の葉月にコンプレックスを持ち、野心家な彰は、極上の精気を持つ晃一を我が物にするため、薬で晃一を朦朧とさせ力づくで抱いてしまう…
初めてのBL的展開がレイプというのが悔しくもありますが、この後、一臣が覚悟を決め、一臣と晃一の関係にも大きく関わってくる出来事なのです…
壮大なミステリックホラー物語の10巻です。
今回は、読んでいて胸が痛かったです。だって、晃一がレイプされちゃうんです(泣)攻め以外からのレイプ系が苦手なので、辛かったです。
その忌まわしい事件は、晃一の力が欲しいと画策していた葉月の兄の彰が起こしました。催淫作用のある香を焚いて、お茶に薬を混ぜて動けないようにして、無理やり犯します。
でも、晃一は、相手が葉月で、いつものように自分の気を食べてるだけだと勘違いしているので、痛くても辛くても邪眼の力を出さないように我慢しています。その姿が痛くて痛くて…。
朦朧とした意識の中で、塔谷を呼べば、やっと塔谷が来てくれて。やっぱり、塔谷は晃一のヒーローですね。ホント、カッコイイです。
まぁ、彰も、魂が身体から抜けるという代償を負ったんだけど…。いや、塔谷じゃないけど、もっと重い罰でもいいと思います。その後の、晃一の後遺症(トラウマ)も辛そうだし。
そんな傷ついた晃一を癒すのは、やっぱり塔谷で。ますます絆が強まった二人に萌えながら、11巻に続きます。