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tantei aoneko
3巻めは、駆け引きにジンジンきちゃう、青猫周辺のキャラがもっと大好きになる巻ですっ!
≪第八譚 アドニス≫
夜更かしや朝帰りの青猫を起こす役・虎人。←大変だなぁ!
何度寝かの青猫が目を覚ました時、虎人は大人になっていて!(驚)
うわわ・・虎人、美し過ぎるっ!
長身に青猫のお下がりズボン、つんつるてんが可愛いっ!
お互いの、気付け・気付け、気付くな・気付くなの念、好い~~~っす!
青猫の何度寝?のグデグデで夢うつつの中、少年期の虎人が夢見で、成長した美青年の虎人が現実じゃないしょうか?
だから、時系列で一番先の最近♪
≪第九譚 其の壱~四 青(あお)少年≫
硝子蝙蝠の所から帰還した17才の青猫が、爵位を取り戻すまでの譚。
強いけど弱い、愛したいけどそれより愛されたい、またはその逆。
早乙女伯爵、鶯、ぐるぐる惑う美貌の男達!
繊細で大胆なH場面の美しさ、至高でございます!
今まで見たこと無いよ~!こんなに麗しいゲロシーン!(笑)
それにそれに、鶯が青猫に嵌めてて見栄を切るシーン!
カッコ良過ぎて一生もんですっっっ!
希代の大傑作!全部が素晴らしいっ!
1字1字、1コマ1コマを何度も見返してしまうから、やっぱり時間が掛かりますっ♪
是非!
まさに業平ですな。
ここにきて、エロシーンが多くなってきましたw
『アドニス』
小林くんが成長してイケメンになったああああ!
一巻二巻では目付きの悪いチンチクリンのガキんちょだった小林くん、青猫の身長を抜いてイイ男になってしまいました(目付きの悪さは変わらない)。
小林×青猫キター!
と思ったらこのオチ…w
完全にやられたorz
と思ったら、え?え?
つまりこれは…えーと、なるほど。
いずれにせよ今後が楽しみです。
『青少年』
過去編です。
まだ青猫が17歳のころの話。
神隠しから帰ってきて男爵の地位を手に入れるまでが描かれてます。
早乙女×青猫
鶯×青猫
青猫総受け状態w
しかもどの恋も、それぞれに本気だから、やっぱり在原業平を連想してしまう。
頭のいい人間ばかりのお話で、ゾクゾクしました。そこに君臨するのが総受けの青猫(でも天然ボケ)。
裏には裏があり、その裏にも裏があり、その裏にも裏がある。
【探偵青猫3】
先に逝ってしまった人たちが遺してくれた小さな子どもを導き磨いていく大人たち。
父代わりの早乙女伯爵、鶯との出逢い。
そして虎人少年との、それぞれの愛の形と絆が描かれていて安堵、切なさ、いろんな涙が出ます。
【アドニス】
17才の虎人青年と30才の青猫の『夢のような』ハジメテ物語。
虎人が自分の内に芽生えた青猫への性的な欲望をうまく受けとめきれないもどかしさや青猫が自らの生い立ちから虎人への想いに向き合えない躊躇いが幾重にも織り込まれています。
17才といえば自身が帰還した年…硝子蝙蝠と自分の経緯を思うと複雑な青猫恭二郎。
青猫と硝子蝙蝠、虎人少年とのいきさつも知っているからこそ客観的に見守る鶯がなんともカッコいい。
お見通しなんですよねぇ。
嗚呼、夜会で手の甲にキス!!
青猫のなけなしの理性の扉をぶちやぶる王道行為をかます虎人も青猫のことなど、お見通しのようです。
その数時間後に青猫の閨で開かれたシーツの上での夜会は場面こそ短く睦言なんてないけれど艶っぽさの匂うものでした。
【青青年】
硝子蝙蝠との7年を経て17才になった青猫恭二郎が戻ってみると叔父夫婦にすべてを乗っ取られていた。
男爵の爵位を取り戻すため画策、奔走する恭二郎とその実力を見極めようとする早乙女伯爵と英侯爵。
オッサンもジイサンも底意地が悪く見えますが、御家騒動を終結し当主となるにはそれなりではない才覚を持っていないとダメなわけで、先代の血を受け継ぐ恭二郎ならイケるだろうと思うからこそ試しているわけです。
ただ優しくするのではなく自らの力で這い上がらせ必要とあらば手を差し伸べる。
厳しいけれど優しい、まるで理想の父。
手段としてだけではなく父:恵太郎、硝子蝙蝠への思慕を重ねてしまうから恭二郎が伯爵に惹かれるのは無理からぬこと。
早乙女伯爵にしても恭二郎は愛しいけれど恵太郎への想いと、その恵太郎の生前の願い(約束)の狭間で葛藤します。
が…そのふたつを両立させるために鶯を舞台に引っ張りあげるのがニクい!
早乙女伯爵…この意地悪で優しくて道楽者で純粋な貴族様と青猫のかけひきがたまりません!
そして御膳立てありきだと知っていても、茶番だといわれても、まんまと『一生ものの恋』におちることとなった鶯の男らしさ!
橘立さんも書かれていますが、あのハメたまま見栄を切る場面は『一生モンのズリネタ』として私の頭の中に居座りそうです!
個人的に鶯×恭二郎が一番好きな組み合わせです。
寝てしまうとずっと傍にいられない、と思いこんでいる恭二郎に、それまでとは違う愛のかたちを示してくれる鶯。
この青猫シリーズは恋情のなかに香る父性が魅力的なんだな、と再認識した一冊でした。
表紙の燕尾服を抱く恭二郎が意味深で良いです!
作者さんの解説がまた輪をかけてイイ(笑)
てっきり硝子蝙蝠とのめくるめくだと期待していたのですが。
まさかの小林虎人の下克上!!
17歳になった虎人の思春期とそんな虎人にそわそわしてしまう青猫に生唾ごくりと、どきどきしてしまいます。
ラストは青猫の見る夢なのか、夢であって欲しいと思う夢なのか。または…。
絶妙の力加減で黄色い悲鳴と桃色吐息が混ざり合って痺れてしまう「アドニス」
そして「青少年」へ。
タイトルに次こそは、とページを捲るとダンディな伯爵の惚気話から始まります。
青猫が神隠しから7年を経て戻ってきた。
その後に焦点があてられ、あらゆる好奇の視線を掻い潜るしたたかさと弱さ。
幼さの見える眼差しと上目遣いに鶯同様たらし込まれながら、大人の都合と子どもの思惑が絡まり、縺れては大人への階段を登っていく。
青猫男爵として認められるまでのエピソード。
青猫の狡猾でブラックな部分も見られますが、それ以外にも様々なゲスの嗜みが散りばめられている中、鶯との一生もんの馴れ初めが清涼剤となります。
必ずしも手に手をとることだけが答えではなく、つかず離れずいられる「粋」のような関係性に浪曼が広がり最後は心あたたまる穏やかな読後感となりました。
3巻。
3巻では大きく2つのエピソード収録。そして、BL要素モリモリです。
「アドニス」
なんと、虎人少年が17才の美青年に!
虎人は30才になった青猫に恋をしている?そして青猫も虎人を…⁉︎
しかし、親と慕った硝子蝙蝠と関係した自分の過去があるから、虎人に手を出すことができない。
なので女性をあてがおうとしている。
虎人は虎人で、青猫の情婦・菊川男爵夫人相手に童貞は捨てていて、でもそれは菊川男爵夫人に青猫の匂いを感じたからで。
そして、青猫の方が手を出せないのなら虎人の方から…
さてこのラスト。オトナの虎人は夢?幻?罪悪感ゆえに?
「青少年(あおしょうねん)」其の壱〜四
青猫恭二郎の過去。
10才で神隠しにあい、7年後戻ってきた。その間に恭二郎の両親と兄である長男は死去、男爵家は叔父に乗っ取られ財産を食いつぶされていた…
恭二郎は父男爵に心酔していた早乙女伯爵を味方につけての復権を計っていたが…
…という大まかなストーリーがあるのだけれど、貴族制度のあった頃の日本にあった上流階級の爛れた風潮、というか恋愛の手管を交渉の材にする悪習のようなものを漂わせて、その辺はなんとも読みづらく、またそれしか復権の芽がなかった若き恭二郎の定めのようなものが、何とも苦々しくも哀しい。
救いはきちんと約束を守ってくれた早乙女と、一生ものの真心を寄せた鶯の姿。
ついに恭二郎は青猫男爵の爵位を継ぎます。
(恭二郎と鶯は多分リバ成立してると思う。)
1、2巻に比べて一気にBL度が上がっていました。まさか虎人と青猫が絡んでくれる日が来ようとは思っていなかったので、嬉しい誤算。成長した虎人と焦れったい駆け引きを繰り広げ(青猫自身は一応最後まで拒みきりたかったのかもしれないけれど)、最後は虎人の腕に抱かれる青猫。やはりここは青猫受けですよね。冷静な性格はそのままに、色気が増した虎人の今後が楽しみです。自分は青猫の親と自負しているくらいですから、彼といることで青猫の精神も安定するのかもしれないですね。
そして、後半は青猫の過去編。男爵位を継ぐまでの、老獪な大人達に翻弄されながらも案外先が見えている青猫のやり手っぷりがお見事でした。一体誘拐されていた7年の間に、どんなことを学んでいたのか気になってしまいます。青猫の父親と早乙女男爵の話も読んでみたいな。鶯とは結果的に寝てしまったけれど、そこでぷっつり関係が断たれてしまわずに持ち直してくれたのが嬉しかったですね。
橘盾
クリボウさん
職場の人が持ってて&クリボウさんの気に入られて、良かったです^^
虎人、鶯、伯爵~好いですよね~はうぅ~3
クリボウさんのお陰で、青猫にムラムラ(※読みたい気持ち)が甦ってきましたよ!
プラケースから出して、速攻読み返さなきゃ、ですっ >▽<))))
コメント、どうも有難うございました♪
クリボウ
昨日、職場の人から借りて読み始めたんだけど涙が止まらない!
一冊に一ヶ所は泣き所があって、痛快で、美しくて…
すごいシリーズですよね、これ!