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kuchi no naka no shtia
ニャンニャ先生の十八番、海外の学生モノです!表題作(『口の中の舌』)ともう一作品(『佐藤まさしの部屋』)が収録されています。
どちらもティーンふたりの焦ったい掛け合いがたまらなくて、何度も読み返してしまいます。
表題作は、受けが不感症で性行為が上手くいかず攻めとすれ違ってしまう...というお話なのですが、キャラクターそれぞれに個性や信念があって、それが多くは語らせないけれど研ぎ澄まされた台詞回しと相まって、独特で癖になる空気感を生み出しています。
等身大に悩んだり迷ったり間違えたりしながら、時にはぶつかり合いながら、問題を解決しようとするところに愛を感じてグッときます。
同時収録されているお話もとても良いので、おすすめです。
ニャンニャ先生はデビュー作の「スイートハート・トリガー」が予想外にツボで新たに外国人萌えに開眼したので本作も心待ちにしておりました!
今回は口蓋性感帯という新たな萌え要素が加わり主人公2人もちゃんと両想いでしっかりイチャラブしていて良かったです。また外国人CPだし独特の距離感で進むんだろうか…という予想を遥かにいい方向に裏切ってくれて、作者さまの引き出しの広さもそうですが、萌え要素の世界は広いな〜と感心しました。性感帯探しに主題は置かれつつ、単に体の繋がりやエロシーン一辺倒にならずきちんと2人で本音を話して関係を進めていく過程もとても良かったです。
あとは毎度解せない、攻めと受けの突然の駆け引きでしょうか…。ラブラブハッピーかと思いきや、心のすれ違いで距離を置くのはそれまでの展開が平和で幸せすぎるからか心臓に悪いです。変にライバルが現れたとか家族から反対されてとかよくある外的要因でこじれるというのもありがち展開なのでそういうのがないのは好感が持てる一方、問題をひとつずつ乗り越えて絆を深めるプロセスに必要なすれ違いだったとしてもやや共感しきれず置いてきぼり感がありました。読解力不足ですみません。引き続き応援しています!長編が読みたいです。
ニャンニャ先生の前作が死ぬほど好きだったので、今作を読むのがドキドキでした。
表題作はやはりアメリカンな雰囲気漂うハイスクールラブです。
攻めがとにかく受けのことが好き好きっていうのが溢れてて、受けと一緒に気持ちよくなるために粘り強く諦めない姿勢も素晴らしかったです。
見た目も好みだし、可愛いところもあれば、たまに男臭いのとかも痺れます!!
それだけに、上手くいっていると思ったら不安になったとか言って急に受けと距離を置いたのはかなりマイナスでした。
萌え要素もたくさんなのに、とても残念でした。
受けもちゃんと男の子らしいところもあって、言われっぱなしじゃないのが良かったです。
ニャンニャさんは初読みで、事前情報無しに読みました。
表題作と、短編が1編収録。
「口の中の舌」
私、この話すごく面白く読みました。
というのは、前立腺一本やりのBL界に風穴を開ける作品だと思ったから。
それに、「不感症」の相手の感じるポイントを探すっていう心持ちがいいじゃないですか。
攻めのルークは感じ合うのがセックスだと考えていて、受けのエリックにも気持ちよくなって欲しいわけです。はじめエリックはセックスに消極的で、自分は感じなくていいとどこか頑なだったけど、偶然に口の中、口蓋にポイントがあることがわかり、この件は無事に決着。
それからの2人はHしまくりだけど、今度はルークがこじれる。
この件の理由はこじつけっぽいけど、エリックの涙に免じて許しちゃう。
すぐ2人は仲直りして、ここがまた私の推しポイントですが、ルークがエリックにプロポーズするのね。ひざまずいてないから愛の告白くらいの重さだと思うんだけど、これがアメリカ?が舞台となってる事の意味だと思った。
この2人は結婚できるんです。今この時代アメリカでは。なんだかズキーンときました。
「佐藤まさしの部屋」
メンドくさい幼馴染にロックオンされた男の悲喜劇、なんでしょうか?
フッたらビッチ化した、りく。でもその原因に身に覚えがあって罪悪感を抱いているまさし。
結局心配なのでりくと付き合う事にするまさしだけど、りくはすぐブルブルビクビクして、アブナイ人みたいに見えちゃいます。
「まさしとりく」
朝のトイレを覗くりくは変態。まさしをお口で攻めますが出たモノは飲まない。そこに驚くまさし。
「ルークとエリック」
仲睦まじいルークとエリックのベッドでのいちゃいちゃ。体位がエロいです。
ニャンニャさん2冊目のコミックス。
デビュー作では場面転換が唐突に入る部分が引っかかったのですが、
今作はそういった部分がなく読みやすくなってました(﹡´◡`﹡ )
8割ほどは表題作をじっくり楽しめ、+短編が1つ収録されています。
◆口の中の舌
【アッパー系ワンコ攻め×不感症ツンツン受け】
と帯に書いてあるのですが、アッパー系なのか???
前向きで明るい大型ワンコ攻めでした。
友人同士から両片思いを経てめでたくお付き合いを始めた2人。
徐々に深めていたのですが、興奮を抑えられない攻めを前に受けの様子がおかしく…。
受けは不感症だと打ち明け、感度が同じでないからと離れようとします。
淡々と自分を切り捨てようとする受けに怒りを見せる攻め。
"性感帯を探し、なかったら作る"と言いーーー。
してる事といえば性感帯探しなのですが、純愛っぽさもあってとっても良かったです!
最初から気持ちが向き合ってる2人の恋してる顔が可愛くてキュンキュン。
ーだったのですが。
セックスとなると途端に陰を落とし…(;ω;)
最初から諦めてしまってる受けを攻めが何とかしようと頑張る姿にジンワリ。
で、タイトルから予見できてましたが、口腔責めですよー!
お口が性感帯ってすごくエロいですよね////
無事セックス出来た後の攻めのお顔が笑えるんだけどウルっと。
うんうん、頑張ってたもんねぇぇぇ。゚(゚´Д`゚)゚。
そしてエッチがゴールじゃないのが良かったです。
2人で山場を超えたけれど、次に新たな不安が押し寄せて…。
若い2人が本音で語り合い愛を交わす姿が純愛映画のワンシーンのようでキュンキュン。
心に暖かいものが広がりました+゚。*(*´∀`*)*。゚+
◆佐藤まさしの部屋
【カタブツ眼鏡攻め×暴走天然ビッチ受け】
幼馴染のお話で、攻め視点で展開します。
攻めにフラれた受けは、好きな人とエッチ出来ないならーと出会い系でやりまくり。
攻めはその場面を度々目撃し苛立ちを募らせます。
攻めには受けが男に目覚めたキッカケに負い目がありーーー。
互いに好きは好きなんだろうけど、重さが違うというか…。
負い目に対して罪悪感に潰されそうな攻めと、攻めとエッチ出来るなら何でも嬉しい受けと、
比重が違いすぎてちゃんと付き合えるのか心配になりました。
足して2で割るとちょうどいいんでしょうね。
付き合いが長くれば上手く混ざり合うのだろうか…(-ω-)ウーン?
ニャンニャ先生の既刊の中でも一番好きな作品になりそうです。
両想いの二人が、互いに想い合うが為に気持ちがすれ違う。エリックはどうやら不感症で、セックスを出来ない事で、大好きなルークに申し訳ないと思い、嘘までついて身を引こうとする。ルークは(男前‼︎)「見つけてやる、で、なかったら作ってやる!」宣言します。ルークは言います。「お前は今この瞬間ですら俺に申し訳ないんだ。(中略)お前のその偉そうなところも自分本位なところも全部好きだぞ、エリック。」そう、ルークの気持ちをエリックが決めつけてただけ。ルークの気持ちはルークのもの。良かったね、エリック。けど、やっぱりエリックは納得出来なくて…無理にでもルークには気持ちよくなって欲しい。そんな夜、一方的にフェラを仕掛けたエリックに、とうとう性感帯が⁈
…まぁ、そこからはやりまくりたい放題なんですが、それだけでめでたし!では無くて。
そばにいられることが嬉しい、お互いに分かりあっていこうとすることが大事!っていうメッセージの込められたものになっていて。とても爽やかな読後感でした。(エロエロとは言えね。)
ニャンニャ先生らしい「アメリカン・グラフィティー」感はそのままに。恋とは、時間とセックスを共有することだよな、っていう当たり前なことを温かく描いているかと思います。
同時収録は幼馴染がトンデモビッチになっちゃったのはオレのせい⁈ と悩ましい高校生のショートショート。これまでのアメリカーンからの何故に日本人?な、佐藤まさし君の恋。
ニャンニャさん、初めて読ませていただきました。
なんだろう、テイストがなんか好き……。
大好きな人と繋がりたいし、それは可能なのに
自分だけが気持ちよくちゃ意味が無いって
おあずけ状態でも無理強いしないところが非常に愛だなぁと!!
不感症のエリックにしてみればルークに申し訳ないし
自分はいいからルークが好きなようにすればいいっていうのも
勿論相手を思っての事ですからわかるんですが
やっぱりねぇ、愛のあるおセッ久って心身共に感じないと悲しいですもんね。
少々強引なルークのアプローチでしたが
本気が垣間見れて嬉しかったです!
でも何も言わずに帰っちゃうのは良くないゾ!!
もしエリックに同じことされたら落ち込み過ぎちゃうに決まってるでしょ…。
クールそうに見えて、
本当は泣いてしまうほどルークを大好きなエリックも可愛かった…。
余計なお世話ですし個人的な好みですがもう少し肉を付けてほしいかな…ww
この二人ならきっといつまでも一緒にいられる気がします。
今は非婚主義のエリックだって、「まぁいいか」って籍入れちゃうかもしれないし!
読後は、なんだか幸福のおすそ分けをいただいたような気分です。
『佐藤まさしの部屋』
ビッチなアホのコ受けってちょっと苦手だったんですけど
攻めの佐藤まさしが真面目過ぎて、気の毒なような面白いようなww
ちょっとだけ手を出した昔の罪悪感を引きずったまま、
りくの気持ちを知っていて幼馴染を貫き通そうとか無理だよね…。
放っておけないのも愛情のうちだけど
結局りくの思うツボで「それでいいのか佐藤まさし!!」になりましたww
描き下ろしの『まさしとりく』で
りくが嬉しそうに朝からお口ご奉仕したのに
飲まない事にがっかりしたような佐藤まさしに笑ってしまって
“大好き”と“ごっくんする”のは別なりくが可笑しかったです。
『ルークとエリック』もラブラブで
ナイスな体位だったので満足度高めでした♪
作者買いです。
①口の中の舌
ニャンニャ先生のアメリカのハイスクール読みたくて買ったので大満足です。
今回のテーマは、、性感帯!tnkもanlもイマイチ感じないエリックの性感帯は、お口の中♡というもので、なんらかの拍子にたまたま見つかって「そこ感じちゃう…」じゃなくて、「オマエ感じないからってオレと別れようとしてんの?感じるとこ探してやるよ。無いならつくってやる」な展開がゾクゾクします。根拠のない自信がティーンっぽくてイイし、何より相手のネガな感情をガッツリとキャッチして先回りしてくれる、ちょっとイッちゃってる攻が大好きです!(ニャンニャ先生のオハコ♡
目覚めた二人が夏休み中セックスばっかりしてるのもリアルで良い。二人とも自己中で生々しいところも好き。
②佐藤まさしの部屋
こちらは日本のコーコーセー。とにかくセックスしたい受りくくんと、(事情があって)したくないまさしくんの話。短いながらしっかり拗れてます。
前作『スイートハート・トリガー』が面白かったので、今回も楽しみに読みました。
コミカルで、ナチュラルにすれ違う外国人カプ、という部分では前作と似ていたのですが、期待していたほどではなかったな…という感想です。
表題作『口の中の舌』。
アメリカ人の攻めと、日系人?の受けです。
転校してきた攻めは綺麗な顔の受けに興味を持ち、仲良くなります。そのうちそれが恋愛感情になり、告白。受けも同じ気持ちだったため付き合うことになります。
そして初エッチというとき、問題が発覚します。受けは不感症だったのです。
受けが不感症なため、エッチができず、すれ違う2人。攻めは2人で気持ちよくなれる道を探ろうとするのですが、受けはそれを拒絶。拒んだり、別れようと言い出したり、とにかく意固地な印象がありました。
攻めの気持ちを汲んで協力したらいいのに、と思いながら読み進めていくと、受けの思いがけない性感帯が見つかり、それまでとは打って変わってめでたくヤリまくりになります。そしたら今度は、攻めの方が訳のわからない理由で逃亡し、受けと距離を置きます。なんだそりゃ、と。
お互いに意見をすり合わせることもせず、訳のわからない理由で「別れる」とか避けるとか、あまりお互いに対する深い愛情が感じられませんでした。ページ数の都合で押したり引いたりしてるみたいでした。
同時収録作が一点。こちらは日本人同士の幼なじみのお話でした。攻めのことを好き好き言う受け、その告白を断った攻めというカプです。
こちらはまあ可愛らしい話でした。堅物攻めとビッチ受けで、あっさりながら王道な展開だったと思います。
ただ受けが攻めのどこをどう好きかがいまいち分からず…。やることしか考えていない系のちょっと足りない感じの受けなので、攻めに対する確たる恋情がないと、それこそ攻めが昔受けにした性的な行いのせいで刷り込みされただけみたいに思えました。
初読み作家さんです。
不感症というのが新鮮でいいなと思いました。
処女なのに前立腺でやたら感じてしまう…というのにさすがに食傷気味だったので。
お尻の穴はもちろん、性器すらも感じない、オナニーで一応射精はできるのでEDではないけど、こんなことの為になんで他の人は必死になってるのか?と冷めた気持ちでいる受け。
攻めは受けのことが大好きなワンコで、受けと念願叶ってベッドインに持ち込めたのはいいけど、さっさと挿れてさっさと終わらしてよ的な雰囲気にセックスってこんなもんじゃない、一緒に気持ちいいところ探そう!と必死で提案してくれるんです。
2人で気持ちよくなろうよとせっかく攻めがあれこれ提案しても、頑なに拒絶し別れを突きつけてみたりする受け。
そして口蓋が性感帯だと偶然気付いて、初エッチも出来たと思ったらよくわかんない理由でいきなり受けの前から姿を消す攻め。何故消える…。
というか、口蓋が性感帯ならディープキスした時点で一発で判明しますよね。この2人は今までどういうキスしてたんだろう?そもそも食事や歯磨きのときはどうなの?!と湧き上がる疑問がどうしても抑えられなかった。
表題作も同時収録作もいいなと思う箇所も萌える箇所ももちろんあるんだけど、なんだか登場人物達の思考回路にときどきついていけない…なんでそうなるの?みたいな言動が時々あって、そこで興を削がれてしまうのが残念でした。