堅物リーマン、餌付けにハマる…

まずは美味しいご飯を食べよう

mazuwa oishii gohan wwo tabeyou

まずは美味しいご飯を食べよう
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×22
  • 萌3
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
40
評価数
12
平均
3.6 / 5
神率
33.3%
著者
うたみつほ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784865893861

あらすじ

トラウマ持ちの面倒くさい大人とキラッキラの若者が織りなす食卓ラブ。

俺にメシ作って下さい! !
料理が趣味のしがない会社員・葉山 正貴(はやま まさたか)。
ひょんなことから大学生の五十嵐 春(いからし はる)に手料理を振る舞うことになる。
人付き合いが苦手で、一人で過ごすことになんの不満もなかった葉山だが、
子犬のように懐いてくる春との時間がいつの間にか大切になっていた。
自分の世界に閉じこもっていた男が、恋と料理をきっかけに少しずつ世界を広げていく
センシティブストーリー。

表題作まずは美味しいご飯を食べよう

五十嵐春・大学生
葉山正貴・トラウマ持ちリーマン

その他の収録作品

  • はじめての日(描き下ろし)

レビュー投稿数2

まるで青春!?なくらいに純粋な反応をする受けがかわいい!

ちょっと子犬っぽくて天然なのに、時々刺さる一言をつぶやく攻めちゃんと、偶然話しかけられてしまったちょっぴりマイペースな「おひとり様」受けちゃんが、料理を通してお互いに成長していくほのぼの系ラブストーリーです。
全体的にストーリーがすごく良いです◎まるで青春!?なくらいに、いちいち過剰に反応してしまったりすぐ赤面しちゃう受けちゃんにも注目です。
後半は、ほんのすこーしえろシーンがありますが、BL初心者さんにもおすすめできる程度かな、と。あくまで個人の感想ではありますが(-_-;)
まとめると、ストーリーがしっかりしている方がお好きな方にも、ちょっぴりえろがある方がいいなーという方にもお勧めできる本です!
個人的には電話をするシーンがかわいくて大好きです。
長文で失礼しました( ̄▽ ̄;)少しでも参考になればうれしいです。

1

冒険に出る系少年マンガっぽい攻め

食べ物BLを探し求める旅を続けているわけですが、この作品は表紙のイラストが「め◯ぬま」に似ていて、アンチ「めし◯ま」的にはちょっと躊躇していました。
本編の作画は表紙と全く違う印象で、少年マンガ風です。
特に攻めは足元にサッカーボールが転がっているか、仲間と一緒に冒険に出掛けそうな見た目でした。受けはアヘ顔にならない「めしぬ◯」風。かなりクセが強いので好みが分かれそうです。

中学生の頃に家庭教師の女性の胸を触らされたトラウマで、人との接触を怖れるようになってしまったリーマンの葉山。
ある日買い物中のスーパーで痴話げんかをするカップルに遭遇する。
次の日、混み合う電車で倒れそうになった葉山を助けてくれたのは…。

電車で助けてくれた春への御礼としてごはんを作ることになって、「おいしい」と食べてもらえる喜びを知って…という感じの、手作りごはんがつなぐワンコ系大学生とトラウマ持ちオカン系リーマンの話です。

製作に2年ほどかかっているとのことで、前半と後半でだいぶ印象が違う作品でした。
(前半)
登場人物のテンションが不自然で、フラットな状態から突然トップギアに入る感じで置いてきぼりになることが多かったです。
決め台詞のオンパレード+キメゴマの多用で、逆にどの場面も印象に残りませんでした。
動きのあるシーンの描写がぎこちなくて、オーバーアクションなギャグに見えてしまいました。
(後半)
作画力がだいぶ上がってます。相当努力されたことが窺えました。
決め台詞とキメゴマも大幅に減少!印象に残る流れ作りに成功しつつある!ただやっぱり唐突に紋切り型の決め台詞をぶっ込んでくる場面はあって、そこで一気にこちらのテンションが下がってしまうのがもったいなかったです。

前半で葉山にドラマティックに「好き」と言っておきながら、直後に友人には「あの人にはドキドキしないし、そういうんじゃないよ」と話す春に違和感があったのですが、後半で種明かしがありました。種明かしまでがちょっと長過ぎる印象でした。

気持ちを伝えるシーンは感動的でしたが、最後の「はじめての日」が個人的にはちょっとこういうシーンに合う画風ではないのかなと思ってしまいました。

ページ数多めで文字量も多めだし、背景も細かいところまで描き込んであって、いろいろな要素が詰め込んであるので、文字通りの「読み応え」はあると思います。
ただその読み応えに比例する感動が残らなかったのが残念でした。
厳しいことばかり言ってしまってすみません。

3

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