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kobayashi shounen
表題作+短編1つです.描き下ろしは表題作の前日譚(たぶん10年くらい前の小林と教授のはなし,2頁)と後日譚(ふたりのはなし,7頁).
私は掲載誌(ドットブルーム)を創刊号から買っているのでおまけ目当てで購入したようなものですが,大江の前だと素直にこっち(大江と読者)が恥ずかしくなるようなことを言えちゃう小林が大変かわいらしくて大満足です.あと,ほんの少しですがえっちなシーンありです.
途中までは,これBLっていうか先輩後輩の絆の物語なのでは?と思うかもしれませんが(その時点で結構ジーンときながら読んでいましたが),ラブになります笑
恋というよりかは,大江と小林だからこそひかれあったというか…そんな感じです.
彼らは真面目でいいこたちなので,会話するときはお互いまっすぐに思いを伝えあいます.やたら意地っ張りなキャラにイライラするたちなので私はこういうのとても好きですね.
座布団に座って向かい合って告白する作品はじめて読んだかもしれません.
メインキャラにクズが出てこない作品に弱いのでたいへん萌えました.
これからもお幸せに~~~!
理系大学生の攻めは、子供の頃仲良くしていた年下の少年・K林(ケーばやし)が自分より優秀だったことで、腹を立てて付き合いを絶った過去がある。そのトラウマから「小林」という名前に拒否反応を示すようになっていたが、またも「小林」という名のいけ好かない後輩が現れて…。
ネタバレというか、まああらすじからお分かりかと思いますが、かつて攻めが仲良くしていた少年「K林」と、大学で再会した「小林」が同一人物だった、というお話です。
そもそもなんで受けが「K林(ケーばやし)」と呼ばれていたのかがわからず、しかも「小林(こばやし)」とも普通に呼ばれているのが謎でした。普通に「小林少年」で統一すればいいのでは…。
それはさて置き、子供時代に小さい子を懐かせておいて、自分より優秀だったからといってガン無視するようになった攻めのことが生理的に受け付けませんでした。受けがその時に攻めに無視され続けた過去から、現在も無視されると嘔吐したり、かなりひどいトラウマが残っているようで、それがあっさり許されてまた仲良くなるのに納得がいきませんでした。
しでかしたこともそうですが、キャラクター的にも好意を持てませんでした。万人に対して偉そうだし、自分より優秀な人を許せないとか人間が小さく、何様かと思います。
そんな攻めのことを慕い続けていた受けが、どん底の子供時代に唯一少し優しくしてくれた相手に執着しているだけのように思えて、不憫でなりませんでした。
イラストはとても綺麗で良かったです。イラストで一段階評価上げています。
「K林」とつく人間との相性が最悪な大江。
幼い頃、何かと面倒みてやっていた少年・「K林」が実は自分より遥かに優秀な事がわかり、嫉妬心から彼を無視し続けた過去がある。
それ以降「K林」がつく人間とは何かと馬が合わず不愉快な思いばかり。そして今年度首席を取った後輩の名前は「小林」。また「K林」のつく人間か…とウンザリする主人公…。
まぁ、その優秀な後輩の小林が元祖K林だったというお話なんだけど、K林(ケーばやし)と小林が混在してて、冒頭から途中までわかりづらかったです…。
過去、小林少年のことを攻めだけでなく、攻めの父親も周りの友達も小林少年が世紀の大発見をした新聞記事もK林表記・K林呼びなので、k林というのは攻めが独自に名付けたアダ名みたいなもんじゃないの?それとも芸名みたいなもんなの??と何か命名シーンみたいなものを読み落としてしまったのか??と混乱して4回くらい頭から読み直してしまったわ…。タイトルにもなる位だから重要かなと思ったんだけど、その割にはK林と呼んでいた理由なども記載がないので混乱します。普通に小林で良かったんじゃ…?
両親に放置されて孤独だった小林少年は、幼い頃に攻めと一緒にいれたことで本当に救われた気持ちでいたのに、自分が新聞に載るような発見をしてしまったせいで攻めからシャットアウトされることになってしまい苦しむ。そのトラウマが結構重いです。
でも攻めと何とか繋がっていたくてその分野の研究を続けてきた、そして先輩と再会できてK林だと気づかない先輩のそばにいられるだけで嬉しかったけど、自分があのK林である事を知られてしまいまたシャットアウトされてしまうのではないか…と怯える小林。
でも攻めも無視した過去をずっと気にしていて謝罪し、小林はそれを受け入れ…。
過去ありの先輩&後輩物語みたいな感じでどこでLOVEに切り替わるんだろう…と思いながら読み続けていたので、ようやく最後のほうで受けの小林が振り絞るように「あなたが好きです」と言ったシーンはかなりグッときました。正座して告白するのもいい!
だけど…だけどそれに対して攻めが「俺もお前が好きだ」と返すのを読んで、へぇ〜そうなんだ…と妙に冷静になってしまいました。攻めの良さがちっとも判らなかったからか、へぇ…くっついちゃうんだ…みたいな微妙な気持ちでエンド…。
小林少年の幼少期が可哀想で、その原因は一番は育児放棄していた両親なんですけど、世紀の大発見をしてからの先輩の子供っぽすぎる突き放し方になんだかブルーになりました。
小林があの時の少年だと気づいてからきちんと謝っていたのでまぁ、少しは許してやるかと思えたものの、そのあとのストーリーも小林からの先輩への想いは見てとれるものの、先輩からの小林への想いはあまりわからなかったです。
なついてくれて可愛いと思う気持ちと恋する気持ちは一緒じゃない気がします。
本編ではエッチどころかキスもなかったのですが、おまけではエッチしていて、小林の体がガリガリなのがなんだかわかっちゃいたけど萎えました。