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kinou nani tabeta
史朗と小日向がかの1件以来初めて一緒になった時の、何かあったなんておくびにも出さない互いの平然とした態度にさすが大人!と私も感心してしまいました。なんなら皆で鍋を食べている間、私もすっかり忘れてしまったくらいです。モノローグにもあったけれど、目配せ1つしないリアルさがよしなが先生らしいなぁと。
風邪を引いたケンジに、さらりと甲斐甲斐しい史朗にも萌えました。病人のことをよく考えて、ぴったりのものをさっと作ってくれる史朗、友達が少ないとか、いろいろディスられる場面もありますが、彼氏力が高くてケンジが羨ましいです。
なぜか13巻のレビューだけなかったので喜んで書きます。最初はシロさんがお仕事で女性の被疑者に会いに拘置所へ行くお話。
シロさんの仕事ぶり、根気良く尽力していて格好いいです。「あなたを助けてくれそうな大人の人いませんか?」と尋ねた時、被疑者に「そんな人がいたらこんなことやらかさないよ!どうせ綺麗な奥さんや子供がいてまともな親と友達もたくさんいそうな弁護士さんにはわかんないよ!」とキレられます。
うーん、確かに筧史朗にそれは全て当てはまらない。お母さんちょっと変わってるしね。「俺には妻も子もいないよ」と返すと何かを感じ取り態度を軟化させる被疑者。
でも家に帰ってケンジとご飯を食べてるとき、「妻も子もいないけど幸せだー」って思ってるシロさんは人生の勝ち組。自分で努力してきて得た幸せだもんね。
あとは風邪ひきのケンジを看病したり、シロさんがケンジを将来介護してあげる発言が出たり(年上なのに)非BLだけど私にはBL的萌えが今回もいっぱいあって幸せです。2人の関係は自然に恋人から家族へと進化してます。
ゲイカップルのスキンシップが漫画上で表現されてないってだけで(その分同人誌ではたっぷり表現)言葉に出さなくてもお互いへの深い愛情がキャラの表情に滲み出てるもんなあ。作家の力量がすごいです。
すごいといえば同人誌3冊の表紙絵のクオリティがそのままの装丁で全国の一般書店で販売できる美しさで本当にもったいない。講談社さん、BLアンソロジーで出しませんか?私は100%買います。
まあ元がモーニングだから難しいよね…知名度が高すぎる。