あまえるケダモノ

amaeru kedamono

あまえるケダモノ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神68
  • 萌×239
  • 萌21
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
14
得点
563
評価数
134
平均
4.2 / 5
神率
50.7%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
価格
¥666(税抜)  
ISBN
9784866690315

あらすじ

文科省勤務のエリート・冴木(さえき)の真の姿は、ノンケの童貞ばかりを漁って食い散らかす超絶ビッチ!
そんな冴木が、上司からとある超名門男子高校への潜入調査を命じられる。
そこの生徒会長である本城圭(ほんじょうけい)が、国を代表する交換留学生に相応しいかどうか見定めるためだ。
童貞食い放題♪と浮かれていた冴木だが、その夜頭のユルそうなチャラ男(非童貞)に誘われ、屈辱的にも一方的に弄ばれてしまう。
身体の疼きが引かぬまま迎えた本城との初対面、あまりに隙のない笑顔と所作に何故か妙な違和感を覚え――?

エリート×エリート、欲望曝け出す男達のセックスゲーム、スタート! !

表題作あまえるケダモノ

本城圭,17歳,論文が海外から注目されてる高校生
冴木 雅人,文科省官僚,臨時教師,ノンケ童貞好き

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数14

想像してたよりずっと良かった

筋先生の本は初読みでした。こちらの作品はちるちるさんの「今日のおすすめBL」で気になって電子で購入しました。

なんて言うかあらすじを読んで想像していたのと違って凄く良かったです。
あんなチャラチャラしてた本城が、実は努力家で年齢相応な表情を見せた時なんかキャンと来ました。そして、冴木だってただのノンケ童貞が好きなだけの超絶ビッチじゃありませんでした。二人の意外性にとても萌えたお話でした。

男子校を舞台にしているだけあって、学校あるあるネタで笑かしてくれたり、学校行事に熱くなる生徒達がいたりして読んでて楽しかったです。
冴木の上司の局長もノリが良くて笑わせて貰いました。

描き下ろしでは卒業後の本城と冴木のバカップルぶりを楽しめます。

ちょっと腹黒な年下攻に絆される年上ビッチ受が、身体から始まって恋人同士になるお話でとても読後感が良かったです。

0

ストーリーが緻密、エロも緻密

作者さんの作品は4冊目くらいなのですが、どのお話もストーリーに独自性があり、いつも楽しませていただいてます。

文◯科学省のエリート冴木は実はノンケ童貞を喰い荒らしているゲイ。
交換留学プロジェクトの広告塔にしようとしている本城という高校生(こちらもエリート)の内偵のため、高校教師として1年間潜入することになった。

クラブで出会った非童貞と一夜を過ごすが、実は彼こそ内偵の対象本城だった!というお話。
早々に文◯省職員だと本城にバレ、1年間のセフレ契約をすることに。

お話も面白いし、エロが盛り沢山。汁っけ多し。
ギャグも細かく散りばめられています。セリフに笑えるもの多数。

ただセフレから恋人に、なお話ではなく本城が冴木に惹かれた理由もちゃんとあるのでそういう点でもポイント高い作品です。

2

意外性が面白かった

夜と昼の顔が違う主人公の昼間の顔は、エリート官僚。美貌の隠れゲイ。
学校へ視察に行って、好みの学生を見つけて、夜の顔を出してしまって、弄ばれてしまう。爆笑コメディでした。

0

世界が求めているエリートの裏の顔

エリート×エリートだからこその関係性なのに、普通のカップルっぽいのが逆に良かった。王道とエリート設定のバランスが良き。

ちなみに、今作は二人とも裏の顔を持っているのですが、世のエリートの裏の顔が全部彼らのようであれば世界は平和なのにと思いました。表の顔と裏の顔があっても、決して誰かを傷つけたりしない。自分たちの生きがいや趣味が一貫してるんですよね。二人とも老若男女問わずモテるタイプだと思います。

先生(受)がエロに積極的なのでそこまでエロエロに感じなかったのですが、新しい発見がたくさんある良作でした。表裏どっちも相性の良いエリートカップル最強じゃないですか?脇キャラも良い人ばかりなので、幸せな未来しか見えない。疲れた時に読みたい作品です。

2

ブチ犯してすみません!って、それ。絶対謝ってないだろうっていう…。

序盤のクラブのシーンで、童貞食いの冴木を天誅とばかりに攻め立てる男は 実は天才高校生だった⁈ という。あわや淫行か⁈ という所を逆手に取られていいなりになる。どうやらドS攻めかと見せかけて…。なのである。『あまえる絶倫ケダモノ』なのだー‼︎
とにかくサカる。どういうわけか、論文の執筆や生徒会長業で忙しい筈の本城は、既に童貞を脱しており、それだけで冴木の範疇外なのだが、脅されて関係を持ってはいるものの。身体の相性が良いこともあり、早々に絆されてしまう。
無駄にエチシーンが多いこともさることながら、フツーに学園生活と。学園での事件。天才高校生を政府の広告塔に!などという大人の欲も絡み、ドキハラの展開です。
そんな中で、天才と言えど、その天才の両親たちも忙しく世界を飛び回り、息子の孤独に気付いていないだとか。そんな寂しさを感じている、ただ誰かに甘えたい一人の男の子なんだという事も徐々に分かって来る。
欲のはけ口では無くて、精神的にも冴木に甘えたかったんだなぁ、ということ。
そして中盤には、そんな本城が冴木を見初めた理由も明かされていて。ドS野郎がとんだ可愛いらしさを見せ始めてからというものの、きゅんきゅん♡が止まりません!
描き下ろしの甘あま後日談はギャグだけど、そこにもいっぱい詰め込まれています。冴木のエロさに吐血しちゃう♡

そもそもクラブでの本城と学校での本城が髪型を違えてるだけで、指摘されるまで全然気付かないとか。特別講師という身分で学園に来たのに先生らしいシーンがほぼ無いとか、ツッコミどころは多々ありますけど、『あまえる > ケダモノ』で、甘あま過多という 意外に可愛いらしい物語でした。

3

ギャップがとてもいい

文科省のエリート職員冴木が実は
ノンケ童貞喰いビッチで、
メディアが注目のハイスペ高校生の圭が
バリタチのヤリチンとか!

ふたりとも表向きは品行方正、真面目なのですが
裏の顔がまあ〜エグい!(大絶賛です)

童貞相手にマウントをとって余裕の笑みを浮かべていた
冴木がクラブで出会った非童貞の圭に乱れに乱されて…

冴木が職務遂行から逸れまくりで学校で頻繁にいたし
ちゃったり、圭の素行ヤバすぎ問題だったりいろいろ
ツッコミどころはあるのですが、ふたりの雰囲気が
好きすぎて、まあ、いっか!みたいな。←

大人びていてギラギラだった圭が冴木を好きすぎの
牙の抜けた甘えんぼになるまで、
性に奔放だった冴木が一途に圭を想うようになるまで。
身体の契約から始まり、とにかく存分にコトに及んでいるので
エロが優先されちゃいがちなのですが、
ふたりの気持ちが徐々に近づいていく様子の描写が
それぞれのエピソードと絶妙に絡んでいてお見事でした。

数あるエロの中で特にお気に入りは眠っている圭に
冴木が夢中でキスをするシーン、からの
圭リミッター解除モード炸裂、です♡
描き下ろしの冴木のエッチな自撮り、全部見たい(笑)

絵がタイプでキャラにもハマり、個人的にとても
好きなお話でした〜!

4

超ビッチと年下ヤリチンの恋愛物

童貞ノンケ好き超ビッチ文科省勤務の冴木と、あらゆる面でスーパー高校生本城のお話。

なんというかエッチシーンが多いですね。
刺激が強すぎて。やってばっかりだよって。

本城の素行調査の為に高校に潜入した冴木はあっさり本城に秘密を握られセフレにさせられて。

でも実は最初の出会いから本城は冴木に好意を持っていたんですね。
冴木も本城を知るにつれひかれていき。

卒業式で恋人宣言、からのまたまたがっつりエッチ。

しかし本城恐るべし。17才で超ビッチをメロメロにさせるテクニックに何の論文かわからないけど超優秀な頭脳、生徒会長らしい統率力。
しかも冴木好みのタイプで。
童貞ノンケじゃないけど浮気しないでねって可愛いらしいことを言います。

恋愛物としてもお互いに相手の事を知るにつれ距離が縮まる、留学で別れの日を切なく思う所も良かったです。
しかしスーパー優秀な本城なのでお別れはしません。

冴木の一時帰国に寂しさのあまりエロ画像を要求する本城と毎日応える冴木。もうバカップルだね!

0

筋さん好きですが今回はいまいち

切ない愛を描かれる作家さんで、作家買いしていますが、今作は今ひとつ、でした。

文科省の役人ながらビッチで童貞好みという主人公が、優秀な高校生の素行調査で潜入した高校で、その高校生にいいように翻弄されるというお話。

設定自体は萌え処満載なのですが、テイストとキャラがぶれぶれなのが残念でした。最初は若干のサスペンス臭で期待させたものの、ギャグになり、最後は甘々で、と、どういう気持ちで読めばいいのか定まらなかった。

素行調査なのに、高校生を食べちゃおう戸意気込んでいたり、逆に高校生に弱みを握られてセフレになったり、あるいは、学校で致している生徒を見つけ出してお仕置きするも、自分たちも同じ行動をとるなど、なんだかなあ、というところが多かった。もしかすると、1話に1回以上必ずH、みたいな指示があって大変だったのかな?

これまでの作品はよいものばかりなので、次回にまた期待したいです。

0

あらすじ読んで想像してたのと大分雰囲気ちがいました。

だんだん攻めくんの"なんだかんだいって男子高校生"感が見えてくるのがとても良かったです。デフォルメもかわいい。

3

後半ですべてがひっくり返る気持ち良さ

エリート×エリート、欲望曝け出す男達のセックスゲーム、スタート!!

あらすじのこの部分を読んで、「合わないかも」と思った方にはぜひ戻ってきてほしいのです。
「ゲーム感覚でそういうことをするなんて…」「超絶ビッチなんでしょ?」「愛のないセックスは嫌悪感しかない」「よだれが苦手」と思われた方、最後の方だけは引き止めませんが、あとの方は待ってください。

「ノンケの童貞食い」と聞くとえげつなく感じるかもしれませんが、見方を変えると「初心者レベルで勝ちまくるカンストプレイヤー」なのです。そう思うと一気に印象が変わりませんか?えげつなさは変わらないかもしれませんが、ノンケの童貞=男女共に比べる対象がいない相手を「初めて」の一回限りでいただくということは、毎回自分が主導権を持てて、自分本位に事を進められて、他に比べるものがない状態で「おれ、すごいでしょ?」と言える。フィギュアスケートでまだ1人しか滑り終わっていない時点で画面右上に出てくる「暫定1位」なのです。その後、暫定2位に落ちようが、一回限りなので最終結果は関係ないのです。ここに至るまでに何があったのか。心底惚れた相手に「お前とするの、つまらない」って言われた!?などと想像が膨らみませんか?
と、長々と書き連ねましたが、単純に「自分が好きに動ける方が好き」「初々しく戸惑う様子が可愛い」というだけかもしれませんが、そう考えるとビッチへの嫌悪感が薄れ…、ないか。

一方、もうひとりのエリート・本城は非童貞ですが、こちらも本筋にない妄想解釈をさせていただきますと、初体験は家庭教師の女子大生路線→研究機関のお姉さまやマスコミのお姉さま、クラブのお姉さまという感じで手練れの熟練お姉さまに鍛えられた年上マスターなのかな、と予測。
妄想を垂れ流し過ぎて申し訳ないです。

長らく受け身の相手とばかりだった冴木が、痒いところに手が届くどころか、痒くなりそうなところにまで先回りで手が届いているような相手に蕩けるべくしてとろけまくるバックグラウンドを考え過ぎてしまいました。

ストーリーは「セックスゲーム!」というより、体から入ったふたりがお互いを知っていくうちに…、というものでしたが、後半に特に最高の場面がありました。
本城サイドの回想なのですが、あの場面があそこで入ることによって、それまで読んできたものが一気にひっくり返ります。
何もかもが違う意味になるのです。
あの気持ち良さはぜひ体感してほしいです!

冴木が本城の部屋でこれまでの本城の軌跡に触れるシーンも必見です。

そういうシーンもたくさん出てきますし、水分も多めですが、それだけではない作品です。
途中、一気に時間が流れますが、そのくらいのテンポで見せられたことで同じことの繰り返しがなくなって焦れることなく読めました。
登場シーンからラストのふたりのギャップ、そこに至るまでのふたりのこころの動き、ぜひご堪能ください。

7

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