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hanatorikazetsuki

おススメしてもらった作品を読むぞ!と意気込んで読んでみました♪
「大変です!すごかったです…めちゃくちゃオススメです!私はカマキリもいいけど、どっちか選べと言われたら むせび泣きながら(?)こっちを選ぶと思います。たったの550円です~」という直球のおススメを頂いたので✧あらすじも何も未確認状態でゲットしました(おススメ文は一部抜粋)
と、言うのも!コチラの著者、アユ・ヤマネ先生の件の「ネクタイとカマキリ」を教えて下さったのも同じ方でして、そしてとても良い出会いをさせて頂いた思い出があるのです♡
なので、今回もおススメされるがままに読ませていただいた次第です(о´∀`о)
電子で全157ページに8話で2組、4人のお話しが収録されています
紡木兄弟はとっても仲良しで祖父母と兄弟の4人暮らし
そんな兄と弟それぞれの恋模様、そしてなんで4人暮らしなのか?という所を読ませてくれるLoveとLifeがそっと寄り添ってくれる珠玉の1冊でした
モノローグが一切ないので「漫画で勝負」してる1冊だと思います
何も説明臭さが無いけれど、しっかり彼らの喜怒哀楽が迷いなく伝わって来ます
想いが芽吹く、募る、溢れる、、、そんな動く感情をキャラがしっかり歩んで進んで魅せてくれる素敵な作品でした
恋をして行く2組4人の感情も眩いのですが、同時に紡木兄弟(異母兄弟です)の純然たる兄弟愛に胸が詰まりました
この2人の間にあるものは、間違いなく、あゝ愛だな(ღ˘͈︶˘͈ღ)と沁みる温かさに包まれました
どこを取っても上質な漫画でありながらも純文学を思わせる娯楽だけではない美学を感じる1冊かと思います
「じっくりストーリーを感じたい」読者さまにおススメしたい作品です
LoveとLifeの細かい所は是非とも本編で触れて欲しいと思いますので、今回はあまり内容の詳細には触れずに、、、
でも、本当に読んで良かった…!!!と心から思える1冊だったこの気持ちは残して置きたくてレビューにしました(*˘︶˘*)
*:.。.たくさんの人に知って欲しい作品です.。.:*
修正|匂わせ描写のみなので修正は不要です
評価数:4、得点:19ですとー?!
こんなに質の高い作品が2013年からあるのに?!解せぬゥッ…!!
「ネクタイとカマキリ」が本当に素晴らしくて、他著作も読みたい!と思い読破。
↑を読んだ当初、「絵柄が萌えとは違うんだよなぁ~」なんて思ってた自分もいました。
今ソイツはタイムマシンでやってきた現在の自分にノされました。
ネクタイ~は春・夏・秋・冬に関するお話が収録された短編集でしたが、本作は花・鳥・風・月に関する以下2CPのお話が収録されています。
そしてこちらも2CPがつながった世界!収録順はタイトル通りではなく、「風」編は両CPに関係があります。
相変わらず、一つとして同じ構図がないんですよ…本当に漫画制作技術そのものが高い。
どちらもキスだけで直接的な性描写は "ほぼ" ないので、掛け算前後は「仮」です。
①鳥・風・月:DK同士で「人気者イケメンx鳥に詳しい黒髪くん」。
ツバメの交尾を見てしまった後の攻めの目線や表情など、明文化はされないのに「あぁ、お互い惹かれ合ってるんだな…」と読者に確実にわかる、作者の圧倒的な技術。
そして「1話ここで終わるんかー!!」という絶妙な終わり方。
読者に余韻を残す手法もですが、大事なシーンでページいっぱいにツバメを配置するセンスの良さ。
ありとあらゆる点において素晴らしい…
しかも幼少期、お風呂でのセリフは不意打ちだった。やられた。
この時点でもう☆5にしました。それくらい衝撃的だった。
BLだけでなく、純粋な(異母)兄弟愛までこんなに美しく描けるなんて…本当にすごい作家さんです。
泣くことはないかな~なんて思ってたけど、最後の最後で記事を見せたシーンで泣きました。
そして漱石の名文も…
②花・風:表紙の二人で「ショタ~>高校生~>19才x(元)家庭教師」。
これはなんと良質なショタおに…!
受けの身の上が重いんです…(父親が義理の母を…)
右手を握りしめた跡…こんな方法で描写するなんてホント凄い(マイ語彙力貧相すぎん?
道中セリフを練習してるんですよ…ホントすごいな(語彙力
3話目ラストのセリフ(そばかす)も、台風が持つ役割の比喩も、なんと秀逸!
結論:ミートボールカレー食べたい…(じゅる
そして雛鳥がギャンかわ。
550円、157ページ。ワンコインちょいで手に入るこの充実感をぜひ。
<注意点>
①攻めに女生徒が何人もアプローチします
同人誌版が発売されたのをきっかけに読んでみました。
ちょっとした仕草や台詞の言い回しで登場人物の気持ちを表すのが上手い作家さんです。
それぞれの人物が、自分の恋や辛い過去と真剣に向き合っているところが素敵でした。
この本に出会えて良かったです。