僕だけのロマンチスト

boku dake no romanticist

僕だけのロマンチスト
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×213
  • 萌7
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
100
評価数
27
平均
3.8 / 5
神率
18.5%
著者
練馬zim (練馬ジム) 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
アプレコミックス
発売日
価格
¥666(税抜)  
ISBN
9784864422994

あらすじ

40歳、フリーター。でも考古学者の夢を追いかけて警備のアルバイトを続ける相澤しのぶ。とあるパーティーの警備をしていた所、揉めている現場で取り押さえようとした男は、パーティーの主催者の息子・アルドだった!逆に取り押さえられたと思いきや無理やり手を引かれ、連れてこられたのはパーティー会場ど真ん中!何が起きているのかわからないまま、「彼が僕の婚約者です。」とアルドは宣言しキスしてきて―――?!大人気作家練馬zim先生による強引セレブと夢追いオヤジの巻き込まれラブコメディ!

表題作僕だけのロマンチスト

19歳、王子様
40歳、警備員バイト、発掘バイト

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:人物紹介、あとがき

レビュー投稿数4

♡♡愛と夢に溢れたラブストーリー♡♡

この作品は「お花が咲いているかと思いました。」から練馬zim先生を知り、先生の名前でrentaで検索してたまたま見つけました♪♪
rentaの会員無料で見ましたが、今回も年下攻めですが、以前とは違い、虎徹さんみたく夢溢れる髭のおじさんがヒロインで、しかも、バニーの褐色系バージョンみたいな王子に少女マンガみたく彼を巻き込むことから始まる少女マンガみたいな展開が非常に素敵♡♡♡♡で、書籍化したら絶対買おう!!と思っていました♪♪♪

物語の感想となりますが、しのぶさんの笑顔はどのシーンも可愛過ぎてメロメロになりました♡♡♡♡
夢を語ったり、やりたい事についてアルドやアルドの父親と口論するシーンは私自身も15年間近く未だに夢を目指しつつ悩み続けている女なので、もし彼氏が夢がまだ見つかってないお金持ちの年下の青年だったら同じようなことやるかもしれないなと染々に思いました。
アルドが父親に反発して怒る場面は、私も父親嫌いなので、とても共感しました。なので、私が彼氏を持ったとき、彼にもしのぶさんみたく相手の父親に対して怒ったり、仲を繕ってくれたりしたら、私もアルドみたいにとても嬉しがるなと思いました♪♪♪

プールの中でキスするシーンや、アルドが笑顔で夢が見つかっただから結婚してとプロポーズして返事を返したシーン、♡♡♡♡時にしのぶさんが涙を流して夜空の下で「俺でもお前にしてやれることがあって嬉しい」と告白とキスをするシーンは感動的で、少女マンガの一場面を見た気分でした♡♡♡♡♡♡♡♡

描き下ろしのしのぶさんの女装シーン、洋の方も大きい方で見たかったと思いました♡♡♡♡
アルドの父親ですが、ダンディーな男としては非常に好みだったので、この人の困る顔とか貴重だなwwwwと面白おかしく読みました☆☆☆

全体を通して、タイトル通りの愛と夢に溢れたラブストーリーで最高の作品です♡♡♡♡
ぜひ買ってみてください♡♡♡♡

3

偶然の出会いがもたらす奇跡

 アルドのバースデーパーティーのあの日…もしも、しのぶが発掘の方に行って警備の仕事に来ていなかったら…もしあの時、暴れているアルドを止めた警備員がしのぶじゃなかったら…?

 アルドが偶然出会ったしのぶが、冴えないどろぼうひげオヤジで、夢を諦めなくて、アドリブがきいて、振り回されてくれて、そして、臆せず伝えたい事をはっきり言える人だったから…何か一つでも違っていたらこの奇跡は起きなかったでしょう、「夢」に対して対極的な二人のそんなお話です。

 とてもテンポ良く進みます、むしろ良すぎるくらいに次々展開して行き爽快!セレブだから海外までひとっ飛びなんて朝飯前。その場しのぎのおふざけから始まった二人が、一緒に過ごす内にいつしか本当の気持ちに変わっていく…笑いありシリアスありで絆を深めながら上昇下降、ジェットコースターのようにハッピーエンドに向かって駆け抜けます。

 表情豊かな絵が魅力的、細かい会話のやりとりも楽しく、Hは少なくともデートやキスの甘いシーンに萌える。軽快で飽きさせないのに読み応えがあり、バランスが良かったと思います。

 表面上はどんなに輝かしい家庭にも、その裏側になんかしらの悩みは必ずある…若きアルドはまだ未熟な部分もあり、父親との関係が上手く行かなかったけれど、しのぶが一緒に来た事によって変わっていく。しのぶがアルドの父親に放った言葉は、歳が近いであろう大人だからこその言葉だと思います。
 
 まぁ、正直な事を言えば親子喧嘩に口を出すのはどうかなぁと思わなくも無いんですが、このシーンがしのぶの見せ場でもあり、二人の関係も親子の関係も進展していく大切なシーンなんですよね。

 自分を変えてくれたしのぶに、今度はアルドが尽くす番。いきなり居なくなったと思いきやまさか本当に…!セレブパワーはやはりケタ違いだった!でも決して地位とお金だけじゃない、そこにはアルドの愛情と、成長と努力の痕跡があるから…この夢はアルドにしか叶えて上げられないだろうなぁ、と改めて二人の出会いに感謝せずにはいられない!

 未遂は何度かありますが、本番は最後の方に1回だけです。彼らにとっては本望とも思える場所でアルドに発掘されるしのぶ(笑)。描写は控えめでも、アルドが自分の夢を伝え、抱き合った末のしのぶの言葉に、萌えや感動が大きかったです。そして海外ならではの結末が、描き下ろしのしのぶは酷かったがw

 幸せ過ぎるハッピーエンドに見ている方までハッピーになれる素敵なお話でした。でも二人が本当に夢を叶えるのはこれから!

 カバー裏には裏話とキャラ設定があります。作者さんには描きたいものを描いて欲しいし、同時にそれを好きな読者が必ずどこかに居ます、許容範囲が広いレーベルさんの姿勢にも感謝ですね。

1

年の差シンデレララブストーリー

相澤しのぶは40歳にして警備のアルバイト…。
ある日、どこかの王子様の誕生パーティの警備にあたると
何やら大声が聞こえ、トラブル発生!?
その若い男こそ、王子様のアルドで
突然フィアンセだと招待客の前で紹介されたあげく
専属のボディガードとして雇われてしまい……。

王子様ものは、あまりにも財力にものを言わせて
あれこれ無茶したりするという先入観がある為、
普段あまり好んで読まないのですが(すみません)
おやじ受が好きなので購入させていただきました☆
そしたらやっぱり予想していた展開ではありましたが
アルドのまだ幼さを残した言動が可愛かったり、かと思ったら
“これぞ王子様!!”と言わんばかりの突飛な事してくれちゃったりで
褐色肌&美しい瞳の色と美貌も目の保養をさせていただきましたww

しのぶは、19歳のアルドの我儘に巻き込まれたにも関わらず
対等に接し、アルドを尊重してくれたのがとても好印象でした。
(流されまくり感も無かったわけではありませんがww)
しのぶが博士号もある古生物学者とは意外でしたが
資金が無ければ好きなことも出来ない現実はさぞツライかと…。

【外国の王子様】と【日本のド庶民】の価値観の違いはあれど
惹かれ合う事に理屈は不要かもしれませんね。
アルドがただの高慢な王子では無く
己の非を認め、素直に謝れる人間だったのがまた素敵でした。

それにしても二人のハジメテが自然溢れる場所って!
いやいや必要なものとかあるからね?
盛り上がっちゃったところ悪いけどちゃんとベッドで仕切り直そ??と
つい野暮なツッコミをしてしまってごめんなさい。

アルドのお父様……なんていう渋さ……!!
個人的には、お父様のようなタイプが
護衛をしている男性と身分差の恋とか読んでみたくなりましたww
夜の下剋上って最高じゃないですか…??

話が逸れてしまいましたが
ハッピーエンドなおやじ受シンデレラストーリー、
楽しかったです♪

4

髭にこだわる理由

さえないおじさんがシンデレラに!
19才の王子と、夢を追い続けた結果、アルバイトで食いつなぐ40才のロマンスです。

博士号まで修得したものの、椅子の少なさゆえに古代生物学者として生計を立てることができないしのぶは、40才になっても警備員のアルバイトが主財源。
そんなある日、同僚から強引に押し付けられた休日出勤で、暴れている外国人を取り押さえたら、何と彼はパーティの主賓で…。

というのが褐色の王子・アルドとしのぶの出会い。
強引で人の話を聞かないアルドに振り回されて、すっかり「フィアンセ」になってしまったしのぶがまさに「小汚いおっさん」。
親の言う通りにすることだけを望まれ、夢も希望もないおぼっちゃまが、お金はないけど夢はあるおじさんに出会って、自分を変えていくストーリーでした。

初めて自分を「王子」としてではなく、「1人の人間」として扱ってくれたしのぶに対するアルドのべた惚れっぷりは、雛の刷り込みのよう。
傲慢だったアルドが、しのぶをどうにか喜ばせようと頑張るのが微笑ましいし、ラストはちょっと感動的。

だけど小さいことが気になるわたしは、かなり最初の方からずっと気になっていたことが。
休日出勤を言い渡された際に、「髭を剃ってこい」と言われたしのぶが「髭はちょっと…」みたいな反応を見せるんです。
そして実際、当日も無精髭のまま登場するのですが、この髭のこだわり、何?
これがどこかで語られるんじゃないかと思って、ずっと目を皿のようにして読んでいましたが、語られなかった…。
「インディ・ジョーンズに憧れて」という理由でいいか、と無理矢理納得しました。

麗しのプリンスとふつうのおじさんの壮大な恋。
おじさん萌え力のある方はぜひ。

0

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う