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zatsuon
ものすごく既視感のある表紙が前々からかなり気になっていました。
ページを開いてみれば、ものっすごい高画質で保存されている、あの頃の絵柄!!
なんか……特定の誰に似てるって感じではないのですが、こんな感じの絵柄が流行ったシーズンが昭和と平成の境目くらいにあったなっていう。
しかも伝説のK大Y田寮が登場したり、犬の絵柄が流れ星Gに寄せられていて、思わずニヤリとしてしまいますね。
そして漫画がべらぼうに巧いです。
ちるちるの作品紹介記事では闇系なのかな? って感じの紹介のされ方ですが、どの話も不思議で始まりBLでオチるので、ふふってなりました。
しかも性癖ぶっこみ系ですね。1話めのブレースキスが顕著ですが、特殊性癖が重なった方には大喜びされそうです。
春泥先生、初読みです。
なんだか、物々しい雰囲気のタイトル「雑音」と、表紙が気になって購入しましたが、
大正解。面白かったです。
感想だけ。
ページ開いて驚いたのが、電子書籍で204ページなのに、短編7作品。。。
カワイイ系〜ダーク系まで、盛りだくさん〜いろんなストーリーが楽しめました。
これ、無駄にエロが無くて正解ですね。
とくに、ダーク系なストーリーには似合わない、絵柄が逆に良かったです。
最後の7作は、笑いました。
短編集。
春泥さん作品、という事で、バッド、メリバ、病み系等々の思い込みがあったのだけれど。
読んでみたら意外と…
「ブレースキス」
歯の矯正と欲情の関係。
この主題はこれまでにも他作品でいくつかあって、どの作品が「最初」なのかわからない。
ただ、「1番目」ではないから、インパクトも共感も驚きも少ない。残念。
「凸凹」
いつもデコボココンビで認識されてたのに凹に別の友人ができる。嫉妬嫉妬、oh、shit!
特に目新しくない設定…かな。
「電幻」
同性愛心中。
だが自分だけ生き残ってしまい、相手の残した映像を頼りに生きるんだけど…
時間が過ぎ新しい生きる糧を見つける。同じその映像に背中を押されるように。
よりどころはその時々の自分自身の有り様で捉え方も変わるのね…
「春眠」
夢遊病モノ。
夜中俺のところに来て困るんだ。だけど実は…
という組み立てで。
ここもストーリーに目新しさはないけど、設定と絵柄のレトロさが逆に新しいのかも。
「雑音」
表題作。
春泥先生のイメージに合ってる?クズものです。
自分の事を好きなようなクラスメイトをいじって遊ぶ。自分はただの暇つぶし…
相手の子はこれから段々壊れていきそう。
「別人」
田舎のお祭り大好き少年が、見ちゃいけないものを見ちゃった!
狐の面等、淫靡な空気感もありつつ。青春の1ページでもあるような。
「犬恋」
片想いしてる相手に、ペット(犬)を口実に会いにいく。
実はペットの犬同士も…という面白いお話。
ラストはあら〜…残念だったね〜。笑っちゃったケド。
絵柄がレトロな少年マンガみたいなところが個性だと思う。
私が好きだったのは「電幻」と「犬恋」でした。
あと、「別人」はもっとストーリーふくらましたの読んでみたい。覆面とか気になるよね。
お初の作家さんですが、表紙買いしました。
何となく仄暗いお話なのかなと思ってたんですが、様々な設定の短編集でした。
作画がなんか懐かしい。
昔読んでた少女漫画と少年漫画の中間のような?絵柄。
だから、作品内でスマホなどが出てくると「⁉︎」ってなってしまいます。そんなに昔の作品じゃないのに、漂うノスタルジーがすごい。
どれも面白いのですが『電幻』と『雑音』が良かったです。
本来苦手なメリバっぽいトーンなのですが、短編だからかあまり気にならず、むしろ心に残りました。
別の意味で心に残ったのは『犬恋』ですね。
犬BL!笑ってしまいました。
でも飼い主のせいで会えなくなった2匹を思うと、切なくなっちゃいますね(T . T)
バドエンなお話も、そこまで後味悪くないですが短編なのでやや物足りなさはありますね。
歯フェチの再会BLに、凸凹幼馴染みの甘酸っぱい青春BL。心中BLに、夢遊病BL、仮面BL、リア獣BL、個性オンパレードでどれも読みごたえあって楽しい短編集でした!
表紙がドシリアスな印象だけど中は春泥先生らしいコミカルで小気味好いテンポにふふっとなる作品がたくさん詰まってました。
その一方で心中のお話は泣けて……!獣BLは他のケモものと違った切り口で、新たな扉が開かれました。
甘味と辛味が一緒に入ったオードブルのような一冊。
春泥先生のこの絶妙な既視感のある絵、好きです。苦手な方もいるかもしれませんが。犬まで既視感ある笑
以下、ネタバレ注意
プレースキス
◾︎風間(矯正歯科医師)×砂山(高校時代の後輩)
歯医者さんものって好きなんですよね〜口腔に興奮する気持ちが分かる。風間は歯並びで興奮するタイプの攻めです。「不揃いの歯!かわいい〜〜!」ってなってる風間が可愛い。
でも、この落ちはハピエン至上主義には辛い。
凸凹
◾︎凸(浅間 卑屈) 凹(前田 バスケ部) 幼馴染高校生
凸のくせ毛中学生時代が可愛い…なんでこんなイキったヤカラになってしまったんだ凸…
電幻
◾︎安斎(研究者)×三浦(研究者)
こちらもハピエン至上主義には辛い展開なのですが、心にくるものがありました。これは何エンドなんだ。
別人
◾︎高山(狐面)×藤田 高校生
他人(三木 同級生)目線で語られるBLってあまりないので激しく萌えました。この本の中で一番好き。着物+面×学生服って最高か!関西弁なのもまたエロい。これだけなら神評価付けたい。
この作品、ちょっと怖いモノ見たさでチャレンジしました。
読んでみた結果、確かに展開もオチも読めない不思議な短編ばかりでしたが、怖いお話ではなく、個人的には面白いな~と感じた1冊でした。
他の方のレビューにもあった通り「世にも奇妙な物語」を思い出させるような雰囲気で、良くも悪くもBLっぽくないというか「萌え」じゃないところに面白さがあるため、好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思います。
気になったものだけいくつか。
【ブレースキス】
矯正歯科医の主人公が同窓会で高校時代付き合っていた後輩に再会し、再び恋が始まりかけ…というお話。確かにあの歯で来られたらヒュンってなりますよねぇ。恐いのに何故頼んだの?という…。
【電幻】
一番心に残った作品です。号泣しました。
大学の科学研究室で出会い恋に落ちた2人。同性愛者であることを仲間に軽蔑され、家族にも反対され、心中を図ります。
「愛してるよ」と誓い合ったのに亡くなったのは安斎先輩だけ。取り残された三浦は、心中前に安斎の言っていたUSBを見つけインストールすると、そこには安斎の姿が!
安斎は三浦を寂しがらせないように独自の対話ソフトを遺してくれていました。
PCの中の安斎のおかげですぐ立ち直った三浦は紹介された会社の研究開発部に就任。どんどん功績をあげます。
やがて、同僚の橋本と親しくなる三浦。そのころから安斎の対話ソフトはバグが何度も発生。本当の安斎は死んだのだと実感し、泣き崩れ、PCを暫く閉じてしまう三浦。
橋本と一緒にプログラミングを勉強し、やがて告白された三浦は橋本とつきあうことに。
久々にPCを起動させ「バグは、僕を前に進ませるためあなたが設定していたんですね?」と話しかける三浦。「一人で大丈夫?」と問いかけるPCの中の安斎のために三浦がしてあげたことは…。
まさかこんな展開が待っているとは思わず泣いてしまいました。
お互いがお互いの事を大切に思っていて、先の事まで案じていたんだなぁ…と。
BL的に見てしまうと、萌えやキュンはあまりないかもしれません。
ただ、普通のマンガとしてはとても良く出来ているし、意外性があって楽しく読めました。
独得の作風で、何かを心に残してくれる作品集です。
ややレトロな絵で不思議な世界観を味わってみたい方、是非一度挑戦してみて下さい(笑)。
なんかちょっと肩透かしでした。
90年代風の絵柄はすごく好きなんですけど、お話に「萌え」が足りなかったというか。
どの話もいまいちぱっとしない感じでした。
受けはおっとり系?が多くおなか一杯。どれもこれも同じ感じ。
そして攻めはもれなく黒髪です。もうちょっと変わったカップリングがあれば違ったかもしれません。
あと「犬恋」という犬のカップルのお話で、がっつり犬同士の交尾描写があるとは…。
ケモノ属性がないのでふつうにびっくりしました。
あとがきにも書かれていましたが、やっぱり銀〇に影響受けてますよね。
人外感のあるお面の話もそうですが、作者さんの萌えが詰まった一冊です。
話としては「電幻」が好きで、
キャラクターとしては雑音の攻めが好きです。
短編集ですがどれも丁寧に描かれていてすごいと思いました。
ただ、話やキャラがやっぱり自分には合わず。
とりあえず、自分はもう白髪ほわほわ受けは大丈夫です…。
7本短編が収録されていますが、物語の序盤で病んでる感じが出ていたとしても、最終的にはギャグ展開やハピエンに持ち込まれる作品が多かったです。後味の悪い作品が苦手という方でも、あまり構えずに春泥先生のコミカルな作風を楽しめると思います。
◆ブレースキス
表題作と並んでエロさが際立っていた作品でした。歯科医の攻めと、その同級生で患者として通う受け。2人は学生時代もそういう関係にあり、攻めはその時から受けの不揃いな歯列や八重歯を魅力的に感じていました。そして再会し、攻めは受けに矯正治療を施しながら、毎回彼の歯に興奮して迫るようになります。受けの口内が確かにいやらしいんですよね。新たな扉を開きかけました。ギャグオチですが、途中まではとても官能的だったと思います。
◆電幻
一番切ない雰囲気の作品でしたが、こちらもハピエンです。愛し合っていることを周りに受け入れてもらえないことが辛いため心中する攻めと受けですが、受けだけ生き残ってしまいます。万が一生き残った時のために攻めが遺してくれたのはUSB。そこには攻めと会話できるプログラムが入っていました。そのお陰で寂しい想いをせずに生きられる受けですが、バグが起こる度に初期化しなければなりません。そして、段々あることに気付き始めます。攻めの深い愛が感じられる、素敵な作品でした。
◆雑音(表題作)
授業中にイヤホンを付けている受け。退屈だからかと思いきや、彼にはイヤホンを付けざるを得ない理由がありました。以前、クラスメイトの攻めと成り行きで家庭教師もののAVの真似事をすることになった受けは、勉強し続ける攻めにフェラをしたことで、カリカリと書く音と行為の記憶が結び付いてしまい、授業中もペン音を聞くと集中できなくなってしまったのでした。繊細な受けが可哀想且ついやらしく、背徳感が楽しめると思います。この時点では攻めの愛はありませんが、この攻めは受けにハマっていきそうだなぁと感じました。
◆犬恋
犬を飼っている同級生同士で片想いの話ですが、その2人の犬が雄同士で両想いというまさかの展開でした。しかも、がっつり交尾の描写まであります。不覚にもちょっと萌えてしまいました(笑)。顔も雄々しい攻めと可愛らしい受けだったので…(犬の話です)。飼い主の方はくっつきませんが、犬にアテられる主人公が面白かったです。
7編が入った短編集。BL的な萌えはほぼ感じられません。
この話はBLなの?と思ってしまう話もあり、竹書房の日に間違えて一般作を買ってしまったのかと、途中で奥付を確認しました。
ちゃんと麗人セレクション、でも私が知ってる麗人となんかちがう。
おもしろくないわけじゃないけど一度読めば十分な短編ばかり。
それと読んでいて色んな作家さんがチラついてしまって…
この本の中で表題作「雑音」だけは、自分を好きな友人を本気にさせて捨てるのを楽しみにしてる鬼畜さが良いなと思ったけど、鬼才と評判高い某先生を想い浮かべてしまった。
ひねりが効いたショートショートは星新一、レトロな絵柄は一般漫画の巨匠、コミカルなノリも一般漫画家。
収録作と少年漫画を連想させるあとがきもあり、オマージュと呼ぶには作風を取入れすぎていてオリジナリティが感じられない。
『メス堕ちBL(18禁)』の短編も一読しただけで読み返さないので、作家さんと私のノリが合わないだけかもしれませんが、他の作品も読みたいとは思えません。
以前から気になっていた春泥先生、やっと本屋で見つけたので購入しました。
このコミックスに限ったことか分からないのですが、割とハッピーエンドが少なめな印象です。
性格の悪さを描くのがうまいというか、物凄く人間味を感じるのでそれでも楽しく読むことができました。
歯列矯正だったり音で興奮してしまったり、よそではなかなかお目にかかれない着眼点と性癖の表現が癖になります。
春泥先生をマークしている人なら説明の必要がないかと思いますが、どこか懐かしさを感じるタッチの絵柄も魅力です。
作者買いです!個性的な作風で今後期待大な作家さんです♡
作者さんの『月食奇譚』が好きで今作も購入しました。
短編集ですが、一つ一つの物語が綺麗に纏まっており、
ほのぼの甘め~シリアスな物語までギュッと濃縮された作品集で
不思議設定の物が多く、まるでBL版の『世にも奇妙な物語』を見ているようでした。
物語の見せ方や構成が上手く、一つ一つの物語に引き込まれてしまい、
『あぁ、もう終わってしまうの…』と、 もう少し先が見たい物語が多く、
表題作を長編化して欲しいな~と、少し物足りなさを感じてしまいました。
もうすっかり、春泥ロスです(笑)
春泥さんの漫画をもっと読みたい_:(´p`」 ∠):
見事に翻弄されました。
クセ球から入って来られて身構えて待ってたら、速球ストレート来た。かと思えば、また別のクセ球が来る。とにかく球筋が読みにくく、いつヘンな球が来るか警戒しながら打席に立たざるを得ず、打者としてはほんとに悔しいんだけど、うまい。そんな感じの短編集でした(野球に興味ない人にはわからない話ですみません)。
短編集としての組み立ての妙もあると思いますが、引き出しの多さは言わずもがな。この方の投げるヘンな球(もちろん、褒めてますよ!)がもっと見たいので、とりあえず作家買い決定です。絵柄はノスタルジックと言われていますが、画力そのものは高いと思います。
収録作品は7本。一通り読んでみると、なぜ「雑音」が表題作になったのかが少々気になります。これが一番アダルトだからでしょうか(笑)。ともかく、表紙絵の印象通りではない短編集です。以下、各話多少のネタバレありなので、苦手な方はスルーしてください。
1本目「ブレースキス」。矯正歯科医×高校時代の後輩兼患者の再会愛(?)。フェチ入ってます。これ、ものすごいクセ球でした。このオチはさすがに読めなかった……。でも、本能って抗えないものですよね……(注・エロ絡みですがエロい意味ではない)。
2本目「凸凹」。幼馴染の同級生同士(高校生)。1本目ですっかり身構えてしまい、「どこかで意外なオチが……!?」と警戒しながら読んだにもかかわらず、あっさり速球でバット振らされました。ストレートにいい話でした。これが一番好き。
3本目「電幻」。心中もの=死ネタです。話自体は若干SF仕立てですが、こちらもどちらかと言えば感動路線です。ただ、これ、NLでもいけるなと思ってしまったので、BLとしてはやや萌え不足。ただし、タイトルネーミングセンスはものすごくいいと思う。
4本目「春眠」。高校生同級生同士、寮もの。2球続けてストレートで、油断したところにクセ球来ました。脇役ですが、今どき懐かしいドテラ&丸メガネ&無精髭の神崎先輩に萌。そして、攻め(たぶん)に容赦なく暴力振るう受け(たぶん)に萌。妙な萌えツボを刺激される作品でした。
5本目「雑音」。表題作、高校生同級生同士(これも幼馴染み?)。この作品集の中では一番アダルトでブラックな内容。表紙絵でも存在感を放っているイヤホンが、エロいのですよ……。
6本目「別人」。これまた高校生同級生同士。これもフェチ寄りです。受け攻めの関係性が、エロい。エロそのものより、はるかに。「狐の嫁入り見てた」に爆笑。こういうの、好きです。
7本目「犬恋」。敢えてカップリングは書くまい(笑)。あとがきで作者さん「もちろん銀○の大ファンです」と書かれていましたが、言われなくてもわかります(笑)。この作品、これでいいのか(笑)。オチが容赦ない(笑)。最後の最後に一番ヘンな球来ました。
短編集です。
話の筋の持って行き方が魅力的で、内容も歯列矯正が起点となるような独特ものから、幼馴染への淡い想いの芽生えの王道的なものもあり満足度高いです。
絵柄が80年代チックで独特でとても上手い!
惜しむらくは…掲載誌が「麗人」、という事は『ヤバいくらいにアダルト、痛いくらいにドラマチック!』なわけで、麗人的にもうちょいアダルトを!な気がしました。うたい文句後半に関してはバッチリ当てはまってます。
あと歯列矯正経験者としてはカバー裏にかなり親近感湧きました 笑
買ってよかった。ガンバレ!中村くん!!も良かったですが、こちらも文句なしで良かったです。
短編集です。
コミカル〜ブラックなお話まで様々な話が収録されてました。起承転結がしっかりあり、違和感なくスムーズに読めます。
絵が懐かしい感じなんですが、凄くお上手です。
作家買い決定です。