愛おしさは悪態にひそむ

itooshisa waakutai ni hisomu

愛おしさは悪態にひそむ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌10
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
45
評価数
14
平均
3.3 / 5
神率
14.3%
著者
富士山ひょうた 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
悪態は吐息とまざりあう
発売日
価格
¥618(税抜)  
ISBN
9784799731970

あらすじ

年下の大学生・冬時から口説かれ、お付き合い中の営業マン・夏目。初めて行く旅行の目的地は温泉!温泉では…な展開が待っていて!?

表題作愛おしさは悪態にひそむ

大学生
営業マン

同時収録作品甘い言葉をたまには

33才

その他の収録作品

  • 甘い悪態の時間 ~冬時×夏目編~(描き下ろし)
  • 甘い悪態の時間 ~海春×蒼夜編~(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数4

夏目さん嫉妬の巻

夏目が冬時とのことを認めた(まぁやっとこ恋人判定した)が、女嫌いのはずの冬時が女性とカフェにいるのを目撃してしまう。もやっとする気持ちを持て余しながらも、蒼夜CPと温泉旅行(海春の別荘)へ行くことに。

ところが、そこで冬時の唯一の女友達がストーカー被害でピンチに。放っておいて夏目との旅行を優先しようとする冬時に夏目は戻ろうと提案する。
内心は正しいことをしているという思いと、そうは言え女の子の部屋に泊まって付き添うという事実への自覚したくない嫉妬心とで夏目はどんより…
(提案したの自分なのにねー)
でも、そのおかげで冬時は夏目の本心を聞き出せて良かったのかも。また二人がさらに近づいたってことね。

後半は、蒼夜と海春CPのお話。今まで微妙な立ち位置だった海春は、これでちゃんとしたおつきあいに発展したのですね。蒼夜もひねくれてるからね、海春頑張ってほしい。
海春の「冬時君だけがそうなるとは限らないよ」のセリフはグッときました!

0

普通のワンコ×クーデレになってる

シリーズ4作目ですが、率直な感想を言わせてもらうと以前程萌えませんでした。

そもそも、ちょっとヤンデレの入った年下ワンコが、クールなリーマンを手錠で繋いで監禁する所から始まった、このシリーズ。
攻めの執着ぶりや、クールに見える受けの妙に脆い部分だったりが、二人の関係に危うさを感じさせて夢中になりました。2作目までは。

ところが3作目からあまり萌えないのです。私の好みが変わっただけなのかとも思ったりしていますが・・・。

今作では冬時×夏目、海春×蒼夜の2カップルで別荘に遊びに行きます。それぞれイチャついていた所、冬時の友達のストーカー被害を受けている女性からSOSが入り、夏目がその女性の方を優先させようとした事から冬時がスネてといった話でした。
嫉妬されない事にスネる冬時や、なまじ分別のある大人の為に自分の嫉妬心を押さえ込んでクールに振る舞ってしまう夏目と、すれ違いがしっかり描かれてます。その後のイチャイチャもしっかり描かれてます。
普通に年下ワンコ×クーデレとして読むぶんには面白いと思いますが、1作目のインパクトが大きかったので、どうしても失速気味に感じます。2作目までのとても萌えた、ヒヤリとするような危うさが感じられなくって。

それと、冬時と蒼夜の区別がつきません!髪型も同じで顔も同じ。
絵も、顔のパーツがバランスが悪くて不自然な時がちょっとあります。

後半が海春×蒼夜カップルの恋愛模様です。二人の出会いにも触れられてます。こちらも面白くないわけではないですが、すごく萌える事も無かったです。

シリーズもので1作目が強烈だと、より続きには期待が大きくなっちゃうので、その意味では評価が辛めになっちゃってる気もしないではないです。
その時点での好みなんかも関係してくるので、評価をつけるのって難しいですね(>_<)

4

二人の仲が落ち着いた感じ?

2カップルの話なんですが、どちらも攻めが一途で揺らぎがないんです。それはそれで好み何だけど、冬時の唯一の女友達の存在がアッサリし過ぎているような気がします。お互い性的に見てないって事で受け入れてても、そんな人他にも居るだろうがって感じ。夏目に嫉妬させる為に用意した感じにしか見えない。自分的にはもうちょっと冬時に特別な感情持って荒らして貰えば神だったかも。特別可愛い訳でもない植物みたいな感情の起伏も無い女の子がしょっちゅうストーカーに会うとか無理がありますよ先生!って言いたい。

1

いたたまれないラブラブ感

契約書を破棄したその後。
冬時のにやにやした顔を見ると、大事なイベントを地味に通りすぎた分、じわじわ、じわじわ。
何故かこっぱずかしい気持ちになりながら、ついにここまで。
と、感慨深くなってしまいます。
尾を引くかなと思っていた夏目の弟妹たちは出番なく。
夏目と冬時の気持ちの確認。
そして認めた感情に人として、男として、恋人として。
振り回されないようにと襟をただそうとする生真面目さに夏目らしいと安堵したり。
思わぬ所で素直になる夏目に見てはいけないような気恥ずかしさに落ち着かなかったり。
ふたりが恋人として、まだ馴染みきらないうれしはずかし感を存分に噛みしめました。

そして同時収録「甘い言葉をたまには」
冬時の従兄弟、蒼夜編。
海春との馴れ初めにいろいろ予想を覆されましたが、結局海春の謎な包容力がぼかされたまま。
何気に執着の質がホラーっぽくて、ますます底知れなさを感じてしまうこととなりました。


1

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