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sonoyo no dokoka chizu ni nai kuni
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ファンタジー読み慣れてないのでレビューに粗があったらすみません(;´Д`A
でも下手は下手なりに伝えたい。
すごく良かった!!!
外交を断絶し、時代ごと世の中から置き忘れられた世界観。
原因不明のまま蔓延する風土病。
一国の運命を背負う小さな背中。
主人と従者が唇を介して命のやり取り。etc.
細かく創られたファンタジーですが詰め込み過ぎてなくてシンプル。
読みやすくて難なく世界観に入り込めました(﹡´◡`﹡ )
国交を断絶し高い壁にグルリと囲まれた小国。
ハイテクな現代から忘れ去られたように、何百年も前のような文化で暮らしてます。
お話はその国に入り込んだ異分子である冒険家・シン視点で進みます。
攻め・ムスティアは幼いながらも一国を背負う主。
志高く国を再建しようと前向きに生きていますが、体は病に蝕まれていて…。
その病の症状を緩和させる「抗体持ち」と呼ばれる人がいて
従者のノネはその役割を担っています。
抗体の受け渡し方は『口移し』(ФωФ)‼︎
発作が起こると深く深くキスをするのですよー!///
イケメンショタと美人のキス!!ふぁぁぁぁ///
…とはいえ、それはあくまで治療行為。
それ以外の意味を持たないのを理解しつつ、
ノネはキスをするたび恋心が疼いてしまうのが切ないです。
そんな熱を孕んだ体を慰めるのが、場面を目撃してしまったシン。
攻めはムスティアですが2回ほどシン×ノネの行為があります(未挿入)
これがまーエロい。
主に叶わぬ想いを寄せながら、間男の愛撫に震える美人受けなのですよ。
間男であるシンは、ムスティアの名を呼びながら悶えるノネを気持ちよくさせてるんですよ。
主従以上の関係はないから裏切ってはないけど、妙な背徳感が色っぽい(^//^)
ムスティアとノネの関係は残酷なものでした。
言葉の通りのまま「命を捧げる」間柄。
ムスティアの病を完治させることはノネの死を意味し、
ノネを生き残そうとすればムスティアはどんどん病に冒される。
抗体の口移しはその場かぎりの凌ぎでしかなく。
互いに相手を想い生き残そうとする姿。
言い方が悪いかもしれませんが、儚く美しく涙腺が緩みました(;ω;)
ムスティアが生き残るのか、
ノネが生き残るのか、
ギリギリの選択を救ったのはーーー。
ドンデン返しは、個人的にすごくビックリした!
ヒーローだった!!!
そんなこんなで(ボカす)ショタから成長した7年後。
大人になったムスティアとノネが治療ではなく初めての『愛欲を示すキス』
めっちゃ萌えた〜〜〜!!!!(;///;)
キスだけに何ページかけるの?ってぐらいじっくりじっくり…。堪らん。
当たり前だけど通じ合った恋人のキスは格別ですね♪
ああ…良かった。すごく良かった。
そしてとてもとても気になる別CP(未満)の従者・リアンドロスさん。
登場シーンは少ないけれど、主への献身さと健気さ垣間見て萌える!
これスピンあるよね?あるよね?あると信じたい。
リアンドロスさんを全力で応援する!!
この本が気になる方は紙本帯付きオススメします。
帯にはパスコードが付いていて特典漫画がDL出来ます。
7Pのショートストーリーなのでお見逃しなく…!
シンとノネの秘密の逢瀬,リアンドロスの気持ち。
切なキュンキュンで最高でした(∩;///;∩)
「綺麗な表紙だな〜」と思って、自分としては珍しく前評判を全く見ずに気がついたらポチっていた作品。
読み終わってから気がついたのですが、鯛野さんの作品だったんですね!この作家さんの「君香シャーレ」もドンピシャでしたが、今作も良かった〜〜!
あらすじは他の方が書いていらっしゃるので全体的な感想を…
まず構成が面白い。これ、最初から最後まで、いわば間男であるシン視点なんですよね。
なので、序盤は(え?これは一体誰が攻めで誰が受けであれあれあれ?)と混乱しましたw
自分としては、もしこれがノネ(受)視点だったりしたら、ただの健気受けが翻弄される系の普通の話になっていたと思うので、このシン(間男)視点というのが斬新ですごく面白かった。
シンは本当にいい仕事してるんですよ。BL界における間男どもはシンを見習ってほしい。
あ、構成も面白いと思いましたが、お話自体ももちろんとても良かったです。いわゆる架空世界のお話ですので、ファンタジーになるんですかね?
ファンタジーですが、設定にわかりづらいところもなく世界観も練られていて入り込みやすかったです。
主要CPはムスティア(攻・表紙の少年王・序盤は完全にショタ)とノネ(受・ムスティアの従者)です。
お触り程度ですがシン(間男)とノネ(受)の絡みが数回あるのでそこら辺が地雷の人がいるかな?
でもこのノネとシンの絡みもなかなかにエロい。敏感体質の受けって良いですよね!
あと個人的に長髪の受けは苦手だったので、成長したムスティアとノネの初めての絡みのときに、ノネがバッサリ髪の毛を切っていてくれて良かった〜!ここが長髪のままだったらまた評価が違ったと思いますw
この主要CPの2人も良かったですが、シンとリアンドロスのスピンオフを切に願います!w
すっごくよかったです…!
鯛野先生商業は未読でしたが、
綺麗でわかりやすいタッチと話のテンポも良くて、
今後は作家買いさせて頂きます!(o´∀`o)
何の前情報も入れずに読みました。
ミステリアスな表紙と相まって、
最初は誰が受けで誰が攻めなのかわからず、
もっといえば少年漫画のような
異国ファンタジーもの。
サ◯デー掲載のマ◯とかお好きな方にはよさそうです!
でもしっかりBL要素もあるのでご安心を!笑
電子書籍で購入しましたが、
この作品はあまり修正が気にならないというか、
直接的な描写がないのでそもそも修正がいらないくらいです。
それでも受けちゃんの色気はすさまじくて
物足りなさは全然無いのです!
そういう意味では電子書籍派の方にもオススメです!
でてくる登場人物、すべてが愛しいです^^
中でも、幼少期ムスティア様の可愛さといったら…
ショタは興味なかったですが、目覚めそうなくらい可愛いです。
あまり前情報をいれずに読んでほしい作品です。
鯛野ニッケさんの「君香シャーレ」がツボだったので、
今作も単話配信の時から気になっていました。
コミックス化されてうれしい。
待っててよかったです。
てっきり異人の旅人シンのラブストーリーかと
思っていたんですが、
シンはいわゆる語り部で、
表紙の少年王ムスティアと従者ノネの
主従愛→純愛の美しいお話でした。
読後は、1本の映画を見終わったような気分になれます。
ムスティアが見た目は子どもなのに、
口調は大人というか王らしいのが
萌えました。
シンも、オライエにいるときは
くだけた話し方でお調子者っぽいのに、
自国のガルシェに帰ったときは、
一気に王子っぽくなってときめく///
相手のために死にたいという愛が、
ふたりで一緒に生きたいという未来に変わって
本当によかったです。
ムスティアとノネの相思相愛っぷりがすごくて
胸が熱くなりました。
7年後、大人になったムスティアがこれまたイケメンで
ノネとシンの過去の関係を知った時の顔が
最高です。
7年前も、7年後も、一番の功労者はシンだなぁ。
ふたりを助けたりちょっかい出したりしてる
そんなシンの気になるお相手は
従者リアです。
シンがオライエに来たばかりの頃、
国に残してきた人がいる、と言ってましたが
それってリアのことだよね!?
家族とか国民のことじゃないよね!?
是非ともスピンオフを希望します。
ちるちるさんのインタビューを読んだ時は攻め受けも分からず、どんな展開になるんだろうと読んでいたのですが、世界観に一気に引き込まれて、ファンタジー作品としてとても完成度が高いと思いました。
事前情報なしに読んだ方が展開が楽しめると思います。
印象的な表紙に始まり、キャラクターがとても魅力的で、純愛で健気な皇子様と従者に、軽いけれど情に熱い間男・シンが良いスパイスになっています。
シンの目線から描かれていたのが肝で、読者も一緒になって2人を見守るような目線になれたのだと思います。
お互いがお互い大切なものを想い合う気持ちが健気で切なくて優くて、温かい気持ちになれます。
世界から閉ざされた国の少年王ムスティア。従者のノネ。
そこへ、侵入したシン。
子どもの致死率の高い肺の病のせいで、衰退していく国。
設定がすごい!
悲しすぎるし、絶望しかないのに、それでもあがいて一緒に生きたいと思う気持ち。
自分を救ってくれた王になら、命を捧げることも厭わない気持ち。
この2人の間には割って入る余地はないのに、シンとノネの関係もあり、色々な方向に転がりそうで、先が読めない。
壮大で後味のいい作品です。
程よくエロさもあり、なんと言っても、ノネが美しい!!!ムスティアが自分の予想より、凛々しく成長しているのには驚きましたが、2人こHも見られ満足な一冊でした。
電子単話で読んでた時は、カップリングもわからないし、すべてのことが謎で続きが気になって仕方ありませんでした。
最後まで一気読みできるのがうらやましいです。
設定も展開も秀逸なファンタジー+命もかけた使命と愛を一冊にまとめてる作者さんの力量がすごい!
地図で空白になっている閉ざされた国に、放浪好きのシンが侵入する。
その国は原因不明の肺病で子供がどんどん死んでいくので、他国によって城砦を築かれ、誰も外に出られないよう隔離されているのだった。
他国と交流がないため文明は一時代前のように遅れていて、シンは最後の王族ムスティアに「外の知識をこの国のために活かして欲しい」と召しかかえられる。
ムスティアはまだ子供なのに、父と兄達を亡くし、自分自身も病に侵されていても、国を未来につなげるための責任を背負っていて大人びて見える。
ムスティアの傍らにいるのは儚げな従者のノア。でもノアはただの従者ではない。
その国では一定の年齢まで生き抜くと抗体ができるので、大人から子供へ口から抗体をうつす。病気を治す最後の手段が肺移植で、臓器を取るために抗体のある人間が売買されていて、ノアはムスティアのために買われた臓器提供者…
邪魔者として育てられたノアにとってムスティアは唯一手を差し伸べてくれた人で、ムスティアにとっても父や兄達が死んでもずっと側にいてくれたノアは支えで、お互いにとって代わりなんかいない唯一無二な存在。
国のために生きなくてはいけない、そのためにはノアの命を犠牲にしなくてはいけないかもしれない、子供が背負うには重たすぎる責任に胸が痛い。
そして自分の全てをムスティアに捧げようとしているノアの健気さといったら!
抗体をうつすための口づけなのに、すべての愛情を交歓しているような尊さを感じます。
この物語の語り手は侵入者のシンです。登場人物の中で読者の目線に一番近い、観察する立場から語られることで、国の行き詰った状態に驚き、ムスティアとノアの主従愛に胸をうたれるのです。
といっても、シンはふざけた明るさがあって、そのコミカルさがシリアスな話の心地よい息抜きになってますが、が、が…
ムスティアへの抗体うつしで興奮したノアを鎮めるため、エッチなお手伝いをしてます。ムスティアに欲望を抱いてしまう罪悪感と、シンの手によって快感を得る背徳感を持ちながら身を任せるノア…
(連載読んでる時はここでカップリングがわからなくなりました)
もろもろの問題はあることによって爽快に解決していきます。
そしてムスティアはノアの背を追い越し逞しい青年に成長しますが、シンにノアとの昔のことを匂わされ…
子供の時はノアの手を覆うこともできない自分の手の小ささを嘆いていたムスティアが、今度はノアを簡単に抑えつけられる力のある手を持て余している。嫉妬と、欲望を抑えようとする葛藤と、主人としてあろうとする気高さ!
そんなムスティアに涙ながらに気持ちを吐き出すノア!
クライマックスは最高です♪いままで何度も何度も口づけなんてしてきてるのに、互いへの想いを伝えあって初めてのキス!
ムスティアによって悶えさせられているノアは、シンとなにかあったとは思えないくらい初々しくて綺麗です。
初めて書影を見た時は、ムスティア一人の表紙に驚きましたが、一冊通して読むと、シンの目線で語られていても、物語を支えているのはムスティアの強い想いで、吸い込まれそうな青い瞳は、この物語の象徴のように思えます。
個人的な話ですが、作者さんの前作『君香シャーレ』が好きすぎて、こちらの本はそれとかなり雰囲気違う感じだったので発売からしばらく放置していたのです。表紙のイメージでなんか耽美で難解な作品だと思い、前作の衝撃やら感動やらが薄れるような気がして。
でも全然杞憂でした。そういえば前作も、表紙の耽美っぽい雰囲気とかけ離れたオモロイ内容だったんでした。「なんか鯛野ニッケさん作品に求めるものがない気がする」などと邪推して敬遠したりせず、さっさと読めばよかったと後悔。
というわけで、いろいろと引っかかる部分はあれど、それを補って余りある萌が楽しめる素敵な作品でした。
内容はファンタジー。見たことのない国を訪れるのが何より好きな主人公が、地図にない、どことも国交を開いていない架空の国に潜入する話です。その国には謎の病が蔓延していて、潜入直後に捕らえられた主人公は、その病に侵された王子とその従者と出会います。
ショタで尊大な口調の王子と、まつ毛ビッシビシの超絶美青年な従者、その2人が繰り広げる治療のためのキスシーンがエロく切なく美しく、きゅんきゅんしました。王子を崇愛している従者が、治療のはずのキスのあとに欲情してしまい、それを主人公に見つかっていたずらされる展開にも萌え萌え。
ショタっ子を含め、三つ巴の展開ですが、誰と誰が結ばれ、どういう結末を迎えるかには触れないでおきます。まあ受け攻め情報には書かれてあるんですけれど。
引っかかった部分は、主人公の正体を考えると、この国の状況を最初からわかっていてもおかしくないはずで、それがちょっと謎でした。あと、誰と誰がくっついたか、その結果にはとても萌えたのですが、それと同時になぜこの2人がくっつく? とも思ってしまいました。あぶれたキャラがカップリングの一端になるものとばかり思っていました。
それはさておいても、個人的には神です、超神です。あぶれたキャラがスピンオフで続編も読んでみたいと思いました。お相手候補もちゃんといましたので!
最近続編が出たので、久しく読み返していなかった本作を読み返してみました。
多くの続編がそうである様に。本作の感動を上回る事が出来なかった様な気がします。
作者によると、これは3部作になるそうですが、やはり物語の発端である本作が特別で。
もちろん次回作にも期待していますが、これを超えられるのかどうか。
最初はとても驚いたのです。物語の主人公であるかの様に見えた、シンは、ストーリーテラーというか。本作を通して成長するとはいえ、恋人たちを見守る役柄であるということ。
彼にももちろん、いずれ大切な恋人になるであろう従者、リアンドロスがいるのですが、物語の主軸であるムスティア様とその従者であるノネとの、それこそ命を賭した恋にとっては間男というか当て馬の役割でしか無いからです。そんな主人公いますか⁈ っていう。この新しさには当初、本っ当〜に驚かされました。
全ての隣国から遮断され、『地図にない国』。その小国であるオライエの秘密。
外界から入国したら最期。国外に出る事は許されない。それはこの国の風土病、罹れば幼くして命を失なう肺病のせいだった。この病の為に父王を亡くし、母を亡くし、兄弟を幼ない頃に亡くして。それでも独り健気にこの国を守ると決意した少年王・ムスティア様。
発行された時とは違い、コロナ禍に喘ぐ2020年に読むのとでは、また違った心持ちになると思います。かの感染症は出現した当初、2週間足らずで人々の命を奪い去り、重篤者を増やし、我々の世界を一変させたのだから。世界中でロックダウンを起こした事を鑑みれば、閉ざされた小国というオライエの事をあながちファンタジーだとも思え無いのです。
物語の初め、謎であった病原体の抗体を保つ少年たちをドナーとして売買し、その沢山の命を奪ってしまっていた事。そんな中で出逢ったムスティア様と、いずれ命を奪われる事と覚悟して生きている従者のノネ。病で苦しむムスティア様に口移しで抗体を注ぐノネの姿は、ミケランジェロのピエタ像の様に美しくて哀しい。そんな2人を間近で見つめるシンは、2人を救けたいと心から願っているから、行動します。思い出しただけでも号泣必至。
互いに愛し合っているからこそ。自分が生きる事は、相手を死なせる事。
命に上下は無いものの、ノネはこの国を統べるムスティア様こそ生きる価値があると願い、ムスティア様も子供ながらに、国の為に、自分が生きる為に。愛するノネを死なせるしか無いと自分の無力さに苦しんでいる。ムスティア様が、眠っているノネの手を握って自分の手の小ささに嘆く様子がいじらしくて泣けます。
そんな2人が2人で生きられる世界にしたい。シンの強い願いもまた、彼自身を成長させる一助と成って行く。
7年後の再会も素晴らしい。成長して、ノネより背も高く男らしいムスティア様が、7年間もの間、ノネに手を出していないという初心さを見かねて。シンが7年ぶりに間男ぶりを発揮するのがまた。ニクい!
描き下ろしの甘さも含めて、完璧なんです。
これは、この世界の何処か、『地図にない国』の何処かで。
きっと今も紡がれている『小さな国の 愛の話』
そんな風に思えて来るのです。
……といっても、これを読まれている現状、少なくともカップリングはネタバレしてるのかなぁ……
私は作者買いしたので、全く前情報無しに読んだのですが、それはもうドキドキしながら読みましたよ!
シリアスと散りばめられるギャグと、そして芳るエロスv
どれもバランスよく、テンポよく、気持ちよく最後まで読破。
ギャグなのかファンタジーなのかシリアスなのかわからないまま、溢れる切なさにキュンvとさせられました。
キャラクターも、脇キャラ含めて愛すべき人々vvv
結局、ラブストーリーで、BL王道で、面白かったvvv……と収まる!
鯛野さんは鯛野色を持っている作家さんなので、今後も期待!