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zutto tonari de
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ3冊目にして、だいぶ攻めの羽村が成長してきました。
最初の頃なんて、キレやすいし、セフレはいるし、尋にたいする気持ちがいったいどの程度のものなのか?イライラもやっとしていたものですが尋の表情をわかるようになってきたり、カッとなる前に一呼吸置いてみたりと少し大人になってる!
3冊目は4冊目と同時発売と言うことで、読み手としては2冊分の長編なので、留学中の尋のことがたっぷり描かれていたり、陸上に取り組む羽村の日常が丁寧に描かれていたり、読みごたえがありますね。
前回ちらっと出てきたアレックスが日本にやって来て、尋を連れて帰ると言い出すのですがこのアレックスが尋の元カレなのかどうなのか。と言うモヤモヤも続巻をすぐに読めるので嬉しい限りです。
絶対に続巻も一緒に手に入れるべきですね。
「ずっときっと」「ずっときみと」の続編。
尋のアメリカでの暮らしがどんなものだったかがアレックスによって明かされていくので
羽村にとってキツい部分が多かっただろうなと思います。
羽村のことが好きだからこそ、彼の前では弱いところを見せたくない尋と
尋のことが好きだからこそ、どんな彼でもすべて受け入れたい羽村。
このふたりはなんでいつもすれ違ってしまうのだろうか…。
そこにアレックスが掻き回すような発言をするもんだから更に拗れてしまって…
そういうやり取りが多くて、読んでいて疲れてしまうんですよね(汗)
なので、アレックスがちょっと苦手だなと思ってしまう。
そして、いくらNYで親しくしてくれていたとはいえ幼い頃からの知り合いでもないんだから、さすがに距離感がおかしいし
羽村だけを悪者にしたい発言もひっかかるので
なんだかモヤモヤする部分が多いのです…。
なんだかんだ、自分が羽村推しだったことに気付かされる作品でした(笑)
どう考えても友達の距離感じゃない当て馬を許容して、その友達に攻めを批判させ放題の受けはただの浮気者でしかないので無理でした……。
後で恋人いるし勘違いでしたーと言われてもどこがどう勘違いなのか分からないし、家族だとしてもマウストゥーマウスのキスなんて普通そんなにしない。
苦しめてるから別れた方がいいなんて判断を攻めがしてたら、お友達に感謝してたのでしょうか?
わたしはこんな友達いらないと思います。