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親友の妄想が丸聞こえでドキドキっ♥
kimi to ishindenshin
兎にも角にもかわいい
山野先生のラブコメ作風、ちょっと面倒くさくて厄介な男のモダモダ言動が大好物です。
数年前に買っていた「ちょっと黙って」の弟の話があると、最近知り、購入しました。
こじれ系面倒くさい兄貴が、中盤からずっと活躍（暗躍）します。
受信だけできるテレパシー能力のある高校生、雑賀と、その雑賀と仲良くしたい、高校デビューでちょっと失敗しちゃった山田の話です。
男子高校生がわいわい、わちゃわちゃする様子がとってもかわいいです。
テレパシー能力があるキャラクターは人間不信になったり、世を儚んだり、力を持て余すことが多いと思うのですが、今作の雑賀は、孤立している友達を心配して、趣味があいそうな友達をさりげなくつなげようとしたり、能力をつまく使い、能力とうまく付き合っています。
一方、雑賀兄は能力とうまい付き合い方をしていない、というか、こじらせている、というか、山田に干渉しまくります。
山田は、雑賀が人の気持ちが読めることがわかった後に、怒ったり、気持ち悪がったり、避けたりしません。
対応がほとんど変わらなくてびっくりしましたが、山田らしいなとほのぼのしました。
雑賀も、山田も、人とのかかわり方がフラット、何かに囚われたり、先入観に振り回されたりしないでいるのが素敵でした。
2人のやりとりが、かなりかわいいです。
心の声で告白したことになってしまった後、確認が口頭、好き、と返すの、とてもとってもかわいくて悶えました。
本当の自分の声で好き好き、と連呼するの、尊過ぎました。
妄想とテレパシーとあれやこれやでわちゃわちゃごちゃごちゃしてしまい、まどろっこしい、と、雑賀が山田にキスをする確認の動作は、男らしくて素敵でした。
両想いになった後、初夜に向けて2人で勉強しながら準備していく様子も、ほほえましくてかわいくて、最高でした。
全編通して、かわいいがいっぱい、萌えがいっぱい、幸せになれる作品でした。
珍しいテレパス受け
可愛いファンタジー作品でした。
ぼっちで雑賀のことが大好きな山田と、人の心の声が聞こえる能力がある雑賀の高校生同士のピュアラブです。
高校デビューに失敗して浮きまくりの山田だが、本当は寂しがりやで誰かに話しかけられることを待っている
そんな山田の心の声がうるさいほどに聞こえてしまう雑賀は、仕方なく山田と友だちになる。
やがて雑賀さえいればいいと思うようになる山田だが、それがいつしか恋心に変わっていき…
そもそも雑賀は心の声が聞こえてしまうので、山田の気持ちはバレバレ。
裏表がなく言葉と心の声が同じ山田を信用し、ほだされていく雑賀。
基本的に山田はヘタレで優柔不断なので告白する勇気もなく、全て雑賀リードで進展していきます。
ただ、山田は本当に雑賀が好きなので、好き好き心の中で思いながら接しているのが可愛かったです。
Hも雑賀の誘導で始まり、もっと少な目かと思いましたが意外と普通にやってます。
ヘタレわんこ×テレパス受け…ここでも山田の好き好き可愛い攻撃がうるさいほどで、それがまた微笑ましかったです。
シリアスになりすぎない感じが、この作品にはいい！
お兄ちゃんのスピンオフ「ちょっと黙って」から読んでしまったのですが、問題はなく。
それでも気になったので、電子で即購入。
でも、やっぱりちょっとお兄ちゃんの印象は変わってるかな。
やはりこちらの方が読みやすかった印象が。
心人がビジュアルは可愛いのに男前！
周りからどっちが受けか分からないと言われてしまったのは納得w
でも、私も、男前でも心人が受けで良かったですv
初めはもっとシリアスな予定だったとあとがきにありましたが、
この題材、シリアスになると重くなりそう……なので。
能力に対して、兄も弟もそう悩んでない所は、
引っかかる人には引っかかるかもですが、
ギャグタッチなのにちょっとシリアスくらいが読みやすいのかも。
とにかく男前受けな心人がカッコ可愛いv
それだけでも評価は「萌×2」で！
可愛い！
こんなに面白くて素敵な作品なのに、レビューまだないのねと、ちょっとがっかりしたので書かせて頂きます。
このお話、ちょっと特殊な内容になっているのですが、非日常的なファンタジーが入っていて癖になる作品です。
コミックスは表題作のみで読みごたえがあるので、ほのぼのとした中に少しスパイスが効いた設定が好きな方に是非オススメしたいです。
お話の内容は人の心の声がわかる雑賀くんが、同じクラスメイトで孤立している山田くんと話したことで物語が動き始めます。
この攻めの山田くんは、一見不良のような出で立ちなのですが、本当は高校デビューを失敗しちゃったちょっと天然な可愛い子です。
一方の受けの雑賀くんは人の心の声がわかってしまうが故に、人の内面に直に触れてしまい失望することもあります。
そんな中で山田くんだけは人と話している姿と心の声が全く同じで、雑賀くんは傍にいて居心地の良さを感じ始めます。
山田くんも自分の気持ちを汲んでくれる優しい雑賀くんに依存していき、雑賀くん無しでは生きられない！という気持ちになっていきます。
ここまでコメディ調で明るく読み進められるのですが、ふとした所に切ない描写があったりで、可哀想だけど可愛いなぁと思ってしまいます。
攻めの山田くんは純粋で真っ直ぐで、それを少しのんびりとした雑賀くんがほだされながら受け入れていきます。
全体に明るいのでさらっと読めるのですが、キャラクターが良い意味で存在感がある子ばかりなので、読み終わった後もなんか凄かったなぁという気持ちに。
描きおろしで少しリバを匂わせる雰囲気があるのでそこだけ注意でしょうか。
でも、個人的には雑賀くん攻めっぽいなぁと思っていたのでそれも良いかなと(笑)
