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nakanaideyo lovely
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
綺麗な顔の男の子が鼻血を出しているインパクトのあるお表紙。
全部で4作。
内容もお表紙に負けないくらいインパクト大で、どれもメインキャラのヤンデレこじらせ具合が秀逸すぎて、とても楽しく読むことができました。
とくに、1番最初に収録されていた「愛しのデイジーリリィ」の女装攻め(過去、引っ越すときに受けにお嫁さんにしてもらう約束をしてから、ずっと受けのために女装を究めてきた)×小さい頃、お金持ちで誰もが憧れる男の子だったがその後、訳あって没落して成長も止まり感情も人形のような男の子、のお話はかなり攻めが拗らせていて面白かった。
受けの地位を奪い取った義理の弟も、またかなり拗らせていて美味しい。
あと、1番最後のお話「律くん、ボクはね」もまた、受けがかなり狂ったように攻めに対して病んでいるのが最高に面白かった。
でもおそらく、設定が特殊なので読む人を選ぶBLなのだろうなあとは思います。
でも、私にはニヤニヤしてしまうような好きBLでした。
表紙の鼻血が気になったものの、作者さんがどういう系統の方か知らずに読み始めました。
大変なアブノーマルっぷりでした。
【愛しのデイジーリリィ】萌2
離ればなれになっていた幼馴染が再会する話。
いろいろ衝撃があり過ぎたものの、清丸が可愛すぎて。
ショタやショタに見えるキャラは無理だったのに愛でずにはいられませんでした。
ものすごく嵩張りそうな小町の着替え、どうやって持ち運んでるんだろう。
正宗と保健医も気になる。
【いくじなしのCatty】しゅみじゃない
ドS攻めに無茶苦茶にされるショタ風受け、と思ったら両思いだったみたいです。
前の話を読んでいないのでものすごくひどい話に思えてしまいました。
【蝶々結びは夜にとろける】しゅみじゃない
こちらも前の話を読んでいないのですが、これだけでも分かる話でした。
からだの成長は自分の意思でどうにかなるものでもないし、ショタ好きと付き合うと一番気になることなんだろうなあ。
【律くん、ボクはね】しゅみじゃない
以前、アンソロジーで読んで「ヤンデレにもほどがある」と引いた作品でした。
「律くんが捨てたものは全部宝物。だから…」という発想が病みすぎてて怖いです。
『愛しのデイジーリリー』幼馴染再会モノ
そっちがつっこむのかよ!というツッコミしたくなる
清丸攻めお嫁さん襲い受けでもよかったな
一回リバってくれないか
山本さんは毎回体格大×小なのね
「早生まれ」は1~3月生まれのことなのよ
『蝶々結びは夜にとろける』
自分は入れたんだから男らしく綿棒くらい入れさせたらいいと思うよw
萌え寄りの中立です。と言うのも、可愛らしい絵柄もコメディも好きなのですがアブノーマルとダークが根底に流れているのでコメディで甘い雰囲気だったのに、次のシーンで「なんでー!?」っと度胆を抜かされることがしばしばできゅーんとなりかかった心がボキッと折れてしまいました。
作者さんは女装男子もお好きなようで、しかもその子がたまに見せる男の部分がアブノーマル。最初のお話で小町が保健室のカーテン越しに清丸と話をしているシーンでしんみり展開していくのかと思いきやカーテン開けたら「!!!」いや、最初は女装だけかと思ってたんですがよくよく見たら…アウト。でも、清丸の愛らしいショタっぽい雰囲気はものすごく好き!
その他の話も、ちょっと引くくらいヤバいキャラが多くて、でもこっち系が好きな方にはものすごくハマる作品だと思います。
過去の続編が多い印象の一冊。
登場するのは高校生、学園が舞台です。
帯の【女装・ドドドS攻め・フェチ系セックス・ストーカー】まさにそれらがテーマの4作品が収録されています。作者の本は、コミカルだと思って読んでいてもやはりダーク寄りなんですね。キラキラな星が飛びかってこんなキュートな絵柄なのに、必ずどこかに闇があって変態くんも多い。やさしくしたいのにできなかったり、甘えてみたくてもやったことがなかったり。
上記の…
【女装】ものは幼なじみ再会。同日発売の『偽×恋ボーイフレンド lovely』と紛らわしいけど違う。
【ドドドS攻め】は既刊『いくじなしのスペクテイター』その後…ふたりの寝顔超かわいいです。でも相変わらずのイジワル攻め!
【フェチ系セックス】は既刊『偽×恋ボーイフレンド』に収録されている「君と僕で蝶々結びを」のふたりが恋人になったその後…とうとう初エッチなるか?
<収録作品順>
■『愛しのデイジーリリィ』+続話描き下ろし(初出:b-boyキューブ 2015.12-2016.2)
■『いくじなしのCatty』(:b-boyキューブ 2016.6)
■『蝶々結びは夜にとろける』(:b-BOYドM「朝までおしおき特集」2015.7)
■『律くん、僕はね』表題作(:読み切りアンソロ『屑』2016.2)
・『愛しのデイジーリリィ』
この作品が1~3話まであり約80ページと一番長いです。くっついたふたりよりもほかの "彼" のことが気になる終わりでした。作者の本ではあまり見かけないけど、個人的には彼みたいな子がヤンキー受けや強気受けでいってほしいタイプだと思いました。そんな彼の今までの思い、さて報われる時が…?という描き下ろし(24頁)。これカップルになってほしいなぁ、そして読みたいです!
・『律くん、僕はね』(表題作)
こちらがラストに収録で〆られているのがいいですね。
ある程度予想はしながら読み始めたんですが、それでも口がポカーンとなっちゃうような。"律くん" は読者にも本当にキラキラして見え、とにかく「笑顔が素敵」な印象が強調されていて…なのに……やっぱりこう来るんですねぇ。相手を変態扱いしていた方がいつの間にか追いかける側になっている。ラストまで読んで、あーやっぱりおもしろかった!となりました。それと、ストーカーによるコレクションがズラリと並ぶ部屋を見るのがけっこう楽しみなんだと気づかされました、可愛い絵の場合限定だと思うけど(笑)。手作りクッションかわいいな。
私は作者の絵が好きなんですが、作品集になるとどれも似たキャラに見えてしまったりして、通して読むのがなんだかもったいない気もします。あとどの作品もフルヌードはないし、攻めの子は特にほぼ脱がないですよね、ズボンちょこっと下げて...みたいなやつです。勝手な希望ですが、攻めのがっつり裸もいつか見てみたい。