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mobkeidanshi no yuuutsu
同著者の「ここから先はノンフィクション」がすんんんnばらしかったのでこちらもポチリ。
全部で3つの話が収録された短編集です。
もぉほんっとーーーーに、いつもですが、とにかく絵が全ページ美しい!
これだけでも元取れたってもんです。
①表題作 全3話:
「陽キャ系イケメンと塩顔イケメンがモブ男を取り合う3P」。
すんんんnごい良かった…。
こういう、この後ずっとこの3人で仲良くやっていくんだろうなぁ~と想像できる終わり方、私結構好きなんです。
ちなみにこういう "学校で2人のイケメンに言い寄られて困るモブ(もしくは可愛い系)受けの3P" がお好きな方は、みなみ遥さんの「JUNK!BOYS」をぜひ。
②「ふつつかな僕ですが」全2話:
「短髪黒髪ほだされリーマンx18歳、誘い受け幼馴染」。
受けが相当な策士です。
③「きみとひみつの話」全1話:
DK同士で「ラジオのパーソナリティと似た声をした同級生x声フェチ」。
茶野まめこさんの「溺愛スリーピングボイス」がお好きな方はぜひこちらもどうぞ。
終盤で攻めが見せる雄顔が素晴らしいです。
②と③はそれぞれ☆3と4ぐらいですが、表題作があまりにも好みドンピシャだったので、おまけの☆5。
【モブ系男子の憂鬱】
望まないのにハレム状態。イケメンな2人組に溺愛されてしまう男、しのぶ。
とにかく、見た目が好みとイケメンな須賀野と海東がめちゃくちゃ推してきてます!
ちゃんと、しのぶの事が好きで、萌えだけじゃなくて、性的にも好きな須賀野と海東が楽しい!
モブとしての悲しさの中で生きているしのぶに降ってわいたようなキラキラさ。
2人とも、しのぶのために頑張っているのが素晴らしい。高校生時代からしのぶの事が好きと、気持ちは一途です。
絆され、流されたしのぶが2人とえっちな事をしちゃいます。前も後ろもイケメンが、しのぶを可愛がるのですよ~
須賀野と海東には、しのぶ追っかけのバディ感。一人占めしたいのも本心でしょうが、バディな関係も気に入っているのかな~
しのぶが絆され流されていっても良いです。
【きみとひみつの話】
ラジオパーソナリティーのイケボに惹かれて、性的にも興奮しちゃう一弥。
高校で同じ声と出会うんですよね。同じ声の持ち主優太はラジオパーソナリティーの弟でした。
仲良くなって、おうちにも遊びに行ったり。だけど、一弥は後ろめたい。優太の声を意識すると興奮しちゃうわけですから。なのに、おうちで兄のデモ音源を聴かされて勃っちゃいました。優太に気付かれ、ささやかれてイかされて。
もう、良いわ。優太がちょっとSっぽい。
最後は、ちゃんと互いに気持ちを告白してハッピーでした。言葉攻めが有効でしょうね。
【ふつつかな僕ですが】
幼なじみの2人の話。
受けちゃんの郁馬が、執着襲い誘い受け。
印象としては晶が、まんまと食べられちゃったなあ~って言う感じです。
郁馬がちょっと怖い。晶が、安心させて上げると郁馬の怖い感じ和らぐかな。襲われても郁馬を可愛いと思っているから、まあいいかっと思いました。
地味で存在感のない「モブ系」な大学生受けが、高校の時の同級生であるイケメン攻め2人に言い寄られるお話です。
攻め2人は、派手でチャラい感じのキャラと、むっつり寡黙な凛々しい系のキャラ。受けはもっさり黒髪とメガネの地味メンです。高校の時に2人に一目惚れされて付きまとわれ、迷惑していたのですが、落ち込んでいたのを慰められてほだされ、うっかり関係を持ってしまった過去があります。
大学生になり、関係も途絶えたと思っていた受けのもとに、攻め2人が再び現れたという展開。
可愛らしい話ではあったのですが、ゲイでもない攻め2人が一目惚れするほどの隠れ美人でもなく、性格もさほど良くない受けなので、そもそもなぜ惚れられて付きまとわれているのかの説得力がなかったです。どういう風に一目惚れしたかの説明はありましたが、正直よくわからなかったし、全然ピンとこなかった。
設定もおかしい。大学名を知らさずに卒業したのに突き止められて大学まで押しかけられたって言うんですが、なぜ大学がわかったかといえば「友達に聞いた」×2。そんな程度なら高校卒業する前に本命大学くらいわかるでしょ。なのに、大学になって時間が経ってから、しかも2人揃って現れる時点で全然切実さがないし、さほど受けに思い入れがないのでは? と思っちゃいました。
同時収録が2作、幼なじみの年下の男の子に迫られて乗っかられるサラリーマンの話と、声フェチの高校生受けが好みの声の同級生とくっつく話。
リーマン×ヤンデレ幼なじみのほうは、攻めも受けもあまり好きになれないキャラでハマれませんでしたが、高校生の方はそこそこ面白かったです。なぜかラジオのDJの声に欲情しちゃう受けが、偶然そのDJの弟と高校で知り合い、声がよく似ていて弟の声にも欲情しちゃうという話で、エロ可愛かった。
個別の評価は、表題作が中立寄りの萌、リーマンが中立、高校生が萌。
以前から常々、私の地雷は「話を聞かない傲慢な攻め」だと思っていたのですが、実のところは、「思考回路が理解不能な傲慢な攻め」よりも、「そんな攻めに絡まれて、拒絶しつつも流されて受け入れちゃう受け」が嫌なんじゃないかと、そんなことを思ってしまう表題作でした。
このカバーイラストの、表題作のモブ系男子君のビジュアルは凄く好みで、私も「見た目でひとめぼれ」して、内容は地雷臭ありありを納得の上読んだけど、やはり…かな。
「ふつつかな僕ですが」の方は、幼なじみに乗っかられてしまう巻き込まれ系うっかり君のお話で、表題作とは主人公が「拒絶しつつも流されて受け入れちゃう」というパターンは似ていますが受け攻めが逆です。似たような展開でも、受け攻めがこっちだと結構いける。
「きみとひみつの話」は声フェチ高校生と、同級生のお話。
これは可愛くてよかったです。
絵はかわいくて好みでしたが、表題作がしゅみじゃないよりの中立、「ふつつかな~」が萌、「きみと~」が萌+でトータルで萌
設定ありきのストーリーだったので違和感はありましたが、
やはりイケメン二人に一途に想われるなんて嫌なわけない!
3作品収録されていましたが、表題作が一番好きでした!
高校生の時からイケメン同級生二人に一目惚れされ、
言い寄られるモブ系男子の話です。
絵が綺麗なのでイケメンはまんまイケメンだし、
モブは本当に地味顔^^;
でも、Hの時だけ色っぽくなっちゃうギャップは良かったな♡
テーマが複数プレイなので、3Pありです!
同時収録作も短いながらに楽しめました。
表題作の肩すかし感は否めない。
何だかこれから、というところで終わったみたいな。
誰もが振り返る様なイケメン二人に無闇に執着され、愛される地味なしのぶ。
イケメン二人は「見た目が好み。」で、「一目惚れした。」のだと、のぼせ上がっているのだが。
自分でもモブだと思っているしのぶが髪を整えて、メガネを外したら美人‼︎ というわけでも無く。
絵面的には充分可愛いんだけどね。
イケメン二人に磨かれるシンデレラ・ストーリーでも無く。
BLあるある幼馴染として育ったわけでも無く。
とにかく謎⁈ 謎なのだ。そして、何となく根負けしたしのぶと、これから…というところで終わる。
あら、ビックリ⁈
同時収録の「ふつつかな僕ですが」も同様に。
押しかけ幼馴染がエロくて、簡単に落とされちゃうんだけど。
郁馬の執着の理由がいまひとつ…。
そして、晶もただ、そのエロさに陥落したというだけの様な。いや、好きなんだろうけど。
「きみとひみつの話」
声フェチの可愛い高校生のショートストーリー。
ショート過ぎて、気になってしまう。
一弥は、優太の兄、ラジオパーソナリティーの声がそもそも好きになった発端だから。
いずれ兄と会うんだろうな。
その時の優太が嫉妬して、ギリギリする様子を見たかったかも♡
表紙の絵に惚れて購入。
「モブ系男子の憂鬱」中立
イケメン2人に「一目惚れした!」と追いかけ回される地味男子の受難の日々。
大学(現在)、高校時代の出会い編、描き下ろしと十分なボリュームがありましたが、読み終わって「ん?」となってしまいました。
好き好き、付き合って!と仲良く言いに来る2人は決着をつける気があるのでしょうか。決着つけないまま3人で、というのが粋なのかな。
2人のノリが軽すぎて、しのぶというおもちゃで遊んでる子供にしか見えず…。無念。
「ふつつかな僕ですが」しゅみじゃない
ヤンデレこわい…。
2話もあります。
蛇系ヤンデレ受けがお好きな方にはおすすめ。
「きみとひみつの話」中立
ヌケるほど声が好きなラジオパーソナリティがいる一弥と、ラジオパーソナリティの弟の優太。
仲良くなればなるほど、声を聞く機会は増えるし、条件反射になっちゃってるし、という話でした。
ヤンデレの子は受け付けず、表題作と声の話は表面をふわーっと撫でて終わったという印象でした。