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demian syndrome
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
城が怪我をしてから退院してきました。
再び東と一緒の生活スタート!
2巻も色々と城が東に面倒ごとをかけるのですが、
そのたびに無視できない東がいい!やはり二人は一緒がいい!
東はいつもどこかで城を切り離そうとしているのに、
最後は結局手を貸してるんですよねー。
城は一生懸命東の秘密を聞き出そうとしてました。
お願いまでしてました(笑
2巻もとても切ないお話、よかったですー。
今回は前半は城一郎と崇というよりも倉知のお話。
倉知は昔からの彼らを知る人物だけれども、2人の出来にコンプレックスも多々あって。
2人が特別なのであって、自分はそこに入れないように思っているところがあって。
そいういうわだかまりを溜めつつあったんだけれども、今回の件で流すことが出来てよかったと思う。
2人共何ということはなくとも、倉知のことはほかの友人よりも近い存在として考えているし。
それを特別視してないからこそ当たり前のような言葉が出てくるのだと思う。
城一郎はやっぱり今回もその時後悔しないようにという心情の元に素直な気持ちをぶつけて。
後半からは2部に入ります。
「友達」に戻ったはずの城一郎と崇。
けれど、そんな取って付けたような関係はホントの友達とは違って踏み込めない。
踏み込みたいけれど、どこまでが許されるのかわからない。
どこからが許されないのかわからない。
それでも城一郎はわりと素直にどうしたいのかとか何を知りたいのかとか口にするんだけども。
結果的にそれを知ることでまた崇との間に溝が生まれて行くというか無理をさせていると感じてしまうというか…。
公園のシーンはやっぱり印象的。
城一郎がいくら歩み寄ったところで相手にその気がなければ向き合えるはずはなくて。
なんとかしたいけれどもどうにもならないのなら。
ただ困らせることしかできないのなら断ち切るしかないと思ってしまう姿。
断ち切れば何もかも終わらせることが出来るのにそれを出来ない崇の揺れる気持ちとか。
ギリギリのところで手離せない感じの崇がなんだか好きです。
ちなみにさりげなく小林くんも時々かっこよかったですv