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bright prison
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ブライト・プリズン6巻目。
今回は王鱗学園の文化祭からスタートです。
講談社X文庫ホワイトハートのサイトに公開されているSS『祭りの前に』の続きから…となっています。
以下大いにネタバレなのでご注意を…
自分の家系(南条家)から神子を出したい教祖は、あんなに龍神好みな薔が神子にならないわけない、なんとか薔を神子にしたい と少々荒っぽい手段を取り始めます。また、南条家の勢力をこれ以上強力にしないために、薔が龍神を降ろせないよう、常盤が不正をはたらいでいるのではないかと疑い、公開方式で立会人をたて、贔屓生の降龍の儀を行うことを決定します。
榊、常盤に加えてもう一人の次期教祖候補である北蔵家の葵も、常盤を貶めるためならと、教祖と結託。
このままでは薔が神子であることがバレてしまう!そもそも他の男が薔を抱く(常盤も立会人の一人のため)のは絶対回避!!と悩んだ常盤が出した答えは…というところで次巻。
ハーン!すんごい気になる!
物語がどんどん複雑になってきて、薔や椿、白菊への剣蘭の思い(西王子家の血か!)、白菊と柏木のお互いへの思いが簡単な言葉では言い表せないほど複雑に入り乱れてます。
剣蘭がまさかの暴走(?)でおぅおぅ兄弟だな!となぜかニヤニヤしました。
薔が健気で本当にいい子だな〜と再確認しました。
人の気持ちを考え、分かち合おうと努力しているシーンにはじーんとしましたし
自分が恵まれた状況にいる裏では、他の人が苦しんでいるという事実もしっかり認識し受け止めています。常盤の人の道から外れようとする考えにも、自分だけはそれを否定してはいけないと常盤の心に寄り添い、険しくも幸福になるための道を模索します。
難しいかもしれないけど、みんなみんな幸せになってほしい…。
紫苑と桂樹の関係も再び始まったばかり。椿や薔を神子にしたくないと言う榊の考えもまだ明らかになっていませんし、今回は楓雅も出てこなかったので、次巻で大きく物語が動くことを期待しています。
いやしかし、美形しか出てこない!彩先生の美麗イラストが本当に目の保養です。
電子版で読んだのですが、電子版限定の巻末SS(ブライト・プリズンギャラリー&カフェの特典だったもの)は薔への常盤の愛が溢れすぎてて、もう笑わずにはいられなかったです。
物語の後半かなりシリアスでしたので、癒されました。
あとがきに7巻が出るまであまり間があかないとありましたので、今から楽しみです。
火達磨になったり、龍神に一番愛されている神子を恋人に持ちながらも骨折から出血多量で瀕死の重体になったり散々な目にあっている常盤様ですが、今回は絶体絶命の大ピンチに直面して、とうとう犯罪に手を染めることを考えるまで思い詰めてます。
龍神のお気に入りの薔を〈俺の物だ〉発言しちゃったり、龍神の降りてこられない日中に〈お仕置き〉と称して二人でラブラブしちゃったのがきっと神のやっかみを買って〈お仕置き〉されたに違いありません(笑)
しかしながら、今回の常盤様もエロい‼フェロモン巻き散らかしてます(笑)
耳もとで甘く囁く常盤様にもくらくらだし、〈お仕置き〉は低音命令口調で後ろからの攻めだし(う〰ん、たまらない‼)先生プレイの見つめながらのフェラはやらしい舌使いご披露するし、さらに常に強気の常盤様が懊悩して苦しんでいる姿は何より大っ好物なので大歓迎でしたが(笑)
そして薔もまた一段と精神的にも成長して、そりゃあ、常盤もいろんなプレイ試してみたくなるよねって程色気も感度も(笑)アップしてます。
一方、西王子家を離れ南条家の人間となった椿は、楓雅との逢瀬を前に艶っぽさが溢れ出てきちゃう程、自分の本当の気持ちに素直になれた様子。
ちなみにこちらは変装プレイ⁉でもきっと楓雅なら誰にも分からなかった巧妙な変装だって、愛の力であっさり見破っちゃうんだろうなぁ~めちゃくちゃ愛されてるもんなぁ~大好きです、この二人。
今までプライドや前世の因縁やいろいろなものに縛られ、遠回りして苦しんできた分、これからは楓雅の溢れんばかりの愛で身も心もトロットロにしてもらって、エロッエロの陰降ろしをぜひ見せて欲しいです!
今まで存在の薄かった北蔵家も教祖候補の葵という策士が陰謀を張り巡らしているし、ダークホース剣蘭も横恋慕して何かやってくれそうだし、ますます目が離せない展開となってきました。
二人がこの窮地をどう打開してラブラブライフを見せてくれるのか次巻が楽しみです!やっぱり手始めにお医者さんごっこなのかな(笑)
北蔵家嫡男の葵の登場で一気に窮地に立たされる常磐と薔。
いずれこうなるだろうとは思ってたけど、一体どうやってこの難問を乗り切るのだろうか。。
そしてとても良いところで終わってるぅ!!
榊と楓雅を見方に付けてなんとか乗り気って欲しい!
恋愛方面では、剣欄の気持ちが薔に向き始めてて、ここでも一波乱ありそう。
でも常磐と薔の間に付け入る隙はなさそうだから、剣欄が不憫なコに。。
まさか薔も剣欄に向かって言った「お前もいつか激しい恋ができる」相手が自分になるとは思ってなかっただろうな~。
待ちに待ったブライト・プリズンシリーズ第6作目。
発売を待って予約した甲斐がありました。
今一番続きが気になる作品です。
今回も彩さんの美麗なイラストが作品をより一層華やかで美しく楽しませていただけました。
カバーイラストは今回は明るめで相変わらず罪作りなほどに美しい姿です。
ストイックな隊服に身を包んだ常盤隊長とギャルソン姿の薔が可愛らしく凛々しいこと。
欲を言えば、薔の妄想の中に出てくる常盤のギャルソン姿も彩さんの美しいイラストで見てみたいと思ってしまいました。
序盤は高校生らしい文化祭の浮かれたムード。
常盤×薔の甘々な日常でゆったりほんわかした気分で読めたのですが、なんとしてでも薔を神子にしたい教祖と常盤をライバル視する北蔵家御曹司の画策で追い詰めたれて行く二人の心情を読んで行くとハラハラドキドキして落ち着いていられませんでした。
障害を乗り越えるたびに薔が少しずつ成長していく姿に感動します。
気は強いけれど深窓の令息ですから、足りなかったり思い込みや自己満足な理由から誤った選択をしてしまいそうになりますが見守る保護者や友人がいて心強いと思いました。
一難去ってまた一難。
今度はどんな手で乗り切って行くのか、いよいよ禁じ手で障害を消し去るしかないのか!?というところで次巻7作目に続く…でした。
うわーどうなっちゃうんでしょう。
次は早めに出そうというあとがきの言葉を信じてジリジリしながら待つことにします。
6作目となる今作も、ハラハラドキドキ展開でした。
前作からまだ1週間くらいしか経ってないんですよね〜。
相変わらずブライトプリズンの時の流れは遅いです(笑)
でもどんどん常盤と薔は窮地に立たされていきます。
あらすじにも書いてあるよう、南条家から神子を出したい教祖と常盤をライバル視する葵の策略で肉体審問が行われる事になります。
さてどうする!?といった所で次巻へ。
今巻で解決しないんかーい!となりました。
なんて焦らしプレイ…!
エロ面では、薔はじめてのゴムプレイです(笑)
薔の世間知らずなところがなんとも可愛い。
ゴムでのプレイを「いいことばかりだ」と言う薔に、複雑な気持ちでいっぱいの常盤に笑いました。
物語の進展・常盤と薔のラブ以外では、剣蘭の気持ちに揺れが…。
剣蘭のこれからが気になります。
それと薔と茜の友情にもジーンときました。
茜良い子…(涙)
今回、紙だけでなく電子も購入したんですが、電子特典は2016年book labyrinth コラボカフェのメニュー特典の短編2つでした。
贔屓カフェでのお話で、「桃色エスプレッソ」は常盤目線です。
薔のギャルソン姿をエロ目線で見る常盤…ムッツリすぎる(笑)
「薔薇色ラビリンス」は薔目線。
常盤がエロ目線で自分を見てるのに気付いてる薔。
分かってるな〜(笑)
コラボカフェに行けなかったので、こちらで読めて嬉しかったです。
あらすじは読前に全く読まない派なので、表紙のカフェBOY風な薔君の姿に油断していました…。
束の間の休息の巻かと思った自分が甘かった、、。
タイトル自体暗雲立ち込める雰囲気だし、ブライト・プリズンの世界が安穏な幸せを許してはくれませんよね。。美しくもドロドロとした世界観が通常運転なんだもの。
これでもか、これでもかという展開に脳みそが破裂しそうな状態でした。
渦中の人達どんなに大変なんだろう。。華やかで錚々たる主要メンバーより一般生徒の方が人生easyそう。
常盤の計らいで、降龍の儀がいつの間にこうなってた…と苦笑するものの、現実は甘くなかったです。常盤と薔に次々と襲いかかる過酷な宿命の数々に流石の常盤も薔への独占欲の余り冷静な判断が出来にくい状態に陥って、、。
それでも野心や生まれから逃れられずにいる、がんじがらめな常盤の姿がいつになく人間的でした。信仰心の名の下に人権も完全に無視される組織の怖さを感じました。
悩み悩んだ二人の選択がまた…二人らしくて…。流石だね。。 到底常人には理解が出来ない域で。罪に罪を重ねて、、。常盤も薔の為に全てを捨てきれずにいるのかな?と思っていたら、常盤には成さねば為らぬ大義があったんですね。最後まで読んで納得しました。
忘れていたけど、舞台は○の中の話だったんだ…。これからの展開が怖いなーと思いつつ二人の姿を見守るしかないです。
葵が動き出した事で薔と常盤が追い詰められるブライト・プリズン6作目。文化祭なんて楽しいワードに心踊るも、葵が動き出した事で益々駆け引きが加速して、ハラハラしました。葵も教祖も嫌い、榊は不気味、でも常磐も常軌を逸した感はあるかな。教祖暗殺はこれしかない道で、常磐と薔がそれ以外選べないのも解るけど…エンドで夢があるはずの話をしてても互いに顔を見せられない2人に、追い込まれた辛さを感じて苦しかった。愛の為にここまで苦しまないといけないのかなぁ
表紙の薔の表情が明るい。6作目にして、初めてじゃないでしょうか。満面の、とまではいかないけど、年相応の、屈託のないほほえみ。世俗とは隔絶された学園に育ち、育ての兄と恋に落ち、ついには龍神の愛妾に選ばれちゃって・・・とフツーの18歳にはありえないこと続きの薔の人生ですが、この顔を見てると、ああ、この子も高校生だったんだよなぁと改めてしみじみしちゃいます。
表紙にたがわず、中身もこの巻は高校生してます。文化祭でカフェのギャルソンに扮して、「お客様」の常盤の視線にドキドキしたり、古巣の剣道部で久々にひと暴れしたりと、普通の高校生ならありふれた日常のひとこまにすぎないものが、どれも薔にとってはかけがえのない大切な時間で。なにしろ前の巻まで、薔と恋人の常盤は息つく間もなく次々激しい試練に見舞われてて、離れ離れに引き裂かれたり、常盤なんて危うく命を落としかけたり。常盤の危機すなわち、月に一度は常盤に抱かれないと生きてゆけない薔の命の危機でもあるわけで、学園生活を楽しんでる余裕なんてどこにもありはしなかった。
この巻は、いったん命の危機を脱し、二人して学園に戻ってこれたことで、波乱万丈の長いストーリーの中ではちょっと一服、箸休めという段なのかもしれません。でもちゃんと次なる試練はすでに待ち構えていて、ラストに近づくほどかなり不穏な雲行きに。次巻、常盤は極道の跡取り息子としての本性をむき出しに、教団の「アタマを獲りにいく」展開となるのでしょうか。そのとき薔は?! 何があっても常盤の味方でいる、共犯者にもなると強い覚悟を示してましたが、もともとの心根が善なる彼のこと、どれほどの無理をおのれに強いることになるのか心配です。それとも、恋の力で、もうひと化けした姿を見せてくれるのかな?
1年待ちで手にしたこの巻を読み終えて少し残った物足りなさ、その正体は何だろうとつらつら考えてみたら、椿と楓雅のその後が詳しく描かれてなかった、その一点に尽きます。なんだかんだ言って薔と常盤のほうは、主に薔のほうの急成長もあって、急速に安定感を増してて、この先どんな波乱の展開が待ち受けていても、カップルとしては揺るぎないものを感じられるまでになりましたが、椿と楓雅の方はまだまだ全然足りてないんです。愛も、絡みも。(剣蘭が以前のぞき見しちゃって失恋を確信したという二人の無言の逢瀬!!ぜひその現場に私も立ち会いたかった!!)その後をにおわせるような記述は若干あったものの、楓雅なんて出番そのものがこの巻では皆無でしたからね。5巻のラストで、ツンツン椿がすこぉしだけ楓雅に甘えるようなそぶりを見せてて、さあこれからって時でしょうに…。実は私の中では、巻を追うごとに楓雅の株が上がってまして。常盤に関しては初っ端の降龍の儀で、くらくらするような強烈な色香に薔ともどもやられちゃって、それ以降正しい評価が下せない状態に陥ってたわけですが、少し正気を取り戻してみれば、何だかいろんなところで大人げなさが鼻につく気もして。特に、椿や紫苑への身の処し方に関しては、もう少し何とかならなかったのか…というのが本音です。この巻ラストでの決断にしても、いくら薔を護るための究極の選択とはいえ、実の父親の暗殺にくみすることで薔が負う傷の深さについて本当に考え抜いた揚げ句といえるのか。まるで薔の急成長と反比例するように、常盤の人間的な未熟さが透けて見えてきて、その分楓雅の器の大きさ、懐の深さが際立つように感じています。幸い、次の巻まであまり待たなくてもよさそうなので、次こそたっぷりギブミー楓雅さんなのです。
常盤と薔にまだそんなに愛着は感じられませんが、お話はとても面白かったです。
今作から御三家の最後の北蔵家の葵も登場して、漸く役者が揃ったというところでしょうか?
きっと常盤は榊の病状を知らないから、薔を神子にしたくないという気持ちを信じられないんですよね。
榊が椿を使って出して来た案を拒絶した常盤でしたが、遂に教祖を消す事を最後に決意していました。やっと来た〜と大喜びしてしまいました。もう既にどうやって暗殺するのか楽しみでなりません。ファンの方はとっくに読了しているんですよね…。
後は常盤が思い浮かべただけで萎えてしまう紅子へも天罰を!www
それにしても紫苑が目覚めてから体調崩してた教祖の器の小ささに笑ってしまいました。
薔は今回は爆発する事もなく、成長して来ていました。他の学生にも目を向けて機微を感じ取れるようになってて、やっと薔が好きになって来ました。
次巻がとても楽しみです。
すごく印象に残った所は、青一さん、常盤さん、葵さんとの、カーチェイスです。
強く惹かれたのは、青一さん、です。天才彫り師、画家、医師、カッコいい!中でもこの台詞が好きです。「しつこくケッピタかまされて、もうどうすりゃいいんだが・・・ああ、鬱陶しい!」
好きになりそう。
剣道をやっている薔君。カッコいい。