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悪いな。俺、こうなんだわ
waruiotoko niwa ura gaaru
今まで色気のある男に惚れ散々クズに捕まってきてろくな扱いをされてこなかった光成。そんな光成が同じ会社のまた色気のある諏訪と大接近する事から始まる物語。諏訪はクズっぽい見た目なのに中身がオカン。めちゃくちゃ面倒見が良い。光成がクズに捕まってきたのはある深い理由があるんだけど…。諏訪がとにかくいい男だった…。光成は自己評価が低すぎるのにイライラさせられない稀有なキャラクターで諏訪が大好きなのが漏れちゃってるのがかわいらしい。体格が良くて喧嘩に強い受けなのも良かった今後も大事にしてもらってほしい…
お互いに見た目の印象と激しくギャップのある殿方同士のお話。
受け様の光成は、凛々しいながら無表情で愛想不足。
今まで付き合ってきたのは、光成のカラダか財布目当てのクズばかり。
攻め様は、そんな光成と同僚の諏訪。
自堕落的な雰囲気を持つ、悪い男っぽい見た目。
まずはお試し期間から、とお付き合いを始めた2人。
クズばかりと付き合ってきた光成からしたら、当たり前て真っ当なお付き合いに、驚きながらも嬉しい。
一方、ワルっぽい見た目に反し、中身は世話焼きオカン体質の諏訪。
こんな人とは思わなかった、と振られてきて、分かりにくいながらも嬉しそうな素振りを見せる光成が嬉しくて可愛い。
もうね、諏訪に嫌われまいと必死な光成が健気というか、不憫というか。
どんだけ自己評価低いの~(>_<)
諏訪、光成はたいがい不器用ちゃんだから、頼むよ~な気持ちで見守りました。
光成が、初恋の先輩とのやり取りを終えた後に諏訪の元を訪ねたところが大好きです。
諏訪が光成を大事にしてくれて、力になりたかったって言うのも、万感の思いを込めて十分力になった、と返すのも、めっちゃいい。
これからは、諏訪の為にも自分を大事にしていってね。
もちろん、諏訪がそりゃー可愛がってくれるだろうけどさ(≧▽≦)
”オカン系世話焼き溺愛攻め”の爆誕に萌えが広がりすぎて、読後の興奮冷めやらない頭でレビューを書いています。
『ウサ耳オメガは素直になれない』から海野先生の作品にハマり、他作品を読み漁っているところなのですが…
もう、これ今まで読んだ先生の作品、というか読んできたBL小説全般の中でもダントツ好きかもしれない…!!!
読みながらときめきすぎて胸の高鳴りに苦しくなるほどでした。
海野先生ですからストーリー、文体が最高of最高なのは言わずもがな、なのですが。
小椋ムク先生の挿絵もね、もう、最高すぎるんです…!
口絵からして可愛すぎて。ちびサイズに縮んだ二人。
諏訪があぐらを描いて大きくて真っ赤なトマトを笑顔で抱え、その横でスーツ姿の光成がお味噌汁のお椀の縁に両手をかけて、湯気を出す味噌汁を覗き込んでいるんです。(伝わる?伝われ!)
ちびサイズの二人がにんじんやら、ピーマンやらの食材に囲まれてて…!可愛いが過ぎるんだ!!(興奮
あんなシーンやこんなシーンに出てくる挿絵がいちいち素敵すぎて私、窒息死しそうでした。
特に諏訪があぐらをかいて後ろから光成を抱っこし、光成の頬をちょんとつついてるシーン。の文章とイラストが!神なので!
一言しか言えません…「読むべし」「見るべし」(二言になった)
読後の興奮がすごくてなんだかうまくまとまらないのですが、簡単にあらすじを。↓
金か体しか求めてこないクズ男との刹那的な付き合いしかしてこなかった光成。そんな光成が決死の覚悟でホテルに誘ったのは、同じ会社の同僚である諏訪。
光成好みの「目尻が垂れて唇の厚い、どことなく自堕落な雰囲気が漂う男」。
つまり、光成が今まで好きになってしまったような「クズ男」に限りなく近い(ように見える)男。
一見冷淡で、すぐにでも手を出してきそうな「悪い男」なのに、実際の諏訪はー?
というストーリー。(超ざっくりです)
もうね、私、この攻めの諏訪のオカンっぷりと、受けの光成の不憫っぷりに胸キュンと胸ギュン(締め付けられるやつ)が止まりませんでした…
二人の初のお出かけデートはバスツアー。ほうとう食べて、桃食べ放題からの、野菜詰め(渡された袋をぎゅーっと限界まで引っ張って広げる諏訪に爆笑)ですよ!
なんて健康的で楽しそうなの!
ほぼ女性しかいないツアーに若い男性二人がいたら、そりゃ目立つし連れていかれた光成も呆気に取られますよね笑
そして悪い見た目に反して、諏訪の口から出てくるのは「付き合って1ヶ月はキスもしない(だってお互いのことがよく分からないだろ?)」「やっぱり、初日に押し倒さないと引く感じか…?」といったなんとも草食系(?)な言葉。
今まで散々クズ男たちにお金をたかられ、体を重ねた後は即帰れと言われ、エッチどころかキスもしないデートなんてしたこともない光成にとっては、本当に目が点になっちゃう諏訪の言動の数々。
海野先生の書かれる「包容力抜群の溺愛攻め」はピカイチだ、としか言えない✨
光成は光成でもう、今までの恋愛遍歴が不憫で不憫で。
「自分から連絡するのは迷惑じゃないのか?」「誕生日を一緒に過ごしてくれるのか!?(喜)」と、恋人同士ならなんでもない当たり前の行動をするのにもいちいち躊躇したり感動したり。泣ける…
碌でもない男に引っかかりまくってきた受けが、懐の広ーーいオカン系男子に救済される素敵な物語。
ぜひぜひ挿絵と合わせて色んな方に堪能していただきたいです・:*+.
タイトルの「悪い男」って攻めの諏訪だけじゃなくて受けの光成のことも指していやしませんか?
地の文が三人称文体なので、時々諏訪の心情も書かれることがあるものの、視点はもっぱら主人公・光成に寄っています。
そのため、読者から見た光成というのは「表」に見えるんですが実は「裏」なんですよね。
光成は初恋の人と歴代彼氏が揃いも揃ってクズ男ばかりだったため、無意識のうちに彼らにかなり毒されています。それで諏訪に対して気を遣いに遣った挙げ句一周回ってクズ男ムーブをしがち……それこそが光成の「表」の顔だ……ということが、さらりと描写されているけれど、光成本人は全く自覚していない、という点が非常に面白いなと思いました。
光成が歴代彼氏と諏訪を重ねては警戒しているのと同時に、諏訪もまた光成を諏訪自身の歴代恋人たち(所詮ヤリ目かよ)と重ねてうっすら警戒してるんですよね。
一見、ただの親切・単なる世話好き故のような諏訪の行動はいわゆる「試し行動」でもあるのです。こんな愛と優しさに溢れた包容力の高い「試し行動」なんて滅多にないだろうと思いますが。
そんな、過去に傷を持つ二人の攻防戦が楽しいお話でした。
ストーリーの終盤、全体から見て約1/5くらいがこってりとした濡れ場です。甘やかし系のセックスが癖の人におすすめです( *´艸`)
高評価なので読んだ本。
外観だけに拘って恋人を選んできたダメ男の光成が、
お試し彼氏に絆されていく話。
北原光成:経理部 男子校の花だった。
外観に拘りがある故に、常にダメ男を選んで長続きしない。
でも、同じ会社の技術部所属、諏訪帆舟だけは違っていた。
諏訪帆舟:技術部 あだ名は「オカン」
ラテン系肉食男子、悪い男の外観で、光成の好みドストライクの容貌
・・でもクズじゃなくて根がオカン。
ドリアの横に漬物を添える、母系手作り料理で光成の胃袋を掴む。
男運の悪すぎる面食いな受けが、新たな恋をして幸せになっていく話
1巻完結だけど展開が早すぎて置いていかれる、ということも無く、攻めもストーリー全体も受けに寄り添ってゆっくり進んで行くので、落ち着いてじっくり読めます。
包容力のある攻めや不憫な受けが幸せになる話が好きな人には合うと思います。
ただ主にふたりがくっついてからのお話なので、付き合う前段階でお互いの好意が深まっていく様子をじっくり読みたい方には向かないかも。
海野先生ご本人が「高性能圧力鍋系攻」とTwitterで呟いていましたが、まさにそうとしか言いようのない表現。
とにかく自己評価低めな受けが、顔が好みど真ん中の攻めにでろでろに甘やかされながらちょっとずつ素直になっていく話です。
これまでも甲斐甲斐しく受けを気遣う攻めが登場する作品は読んできたような気がしますが、スパダリというよりは「オカン」。
料理が得意で常備菜は冷蔵庫に切らさない。
卑屈な受けに対してあたたかい言葉で真っ当な評価をしてくれる。
包み込むような攻めの優しさに受けがちょっとずつ慣れていく様をずっと見守っていたくなります。
こちらは付き合ってから3ヶ月くらいまでの物語で終わっていますが、この先の2人が描かれた続編もぜひ読みたい作品です。
あらすじを読んで切ない気持ちになりつつ
きっと受けが幸せになる…!と信じてこちらを購入しました。
光成(受け)の歴代彼氏はみんなクズのような男で
光成は財布やオナホになって当然だと思っていて
自己評価もすっごく低くて読んでいて最初は辛かったです。
そんな光成が好きになったのが、見た目がドストライクな同じ会社で働く諏訪で
お酒の勢いで光成がグイグイ行った結果付き合うことになった二人。
諏訪は今まで付き合ったタイプの男性と全然違ってー…。
ちょっとずつ諏訪さんとの心の距離が近づいてきて
いい感じになってきたなぁと思ったらまさかの光成の初恋の相手が出てきて
光成の対応にも何とも言えない気持ちになってしまいました。
しかも諏訪さんに見られてて、諏訪さんの気持ちを考えるとすごく悲しかったです。
でも、この出来事がなかったら、光成はずっと前へ進めなかったのかもな…とも思いました。
そう思うと先輩がクズで良かったです。
とんでもないクズですけど。
卒業式の日、光成がインフルになってよかったと心から思いました。
その後の二人は…もう…(*´▽`*)
光成は今までいっぱい不幸があった分幸せになって欲しい…!と思っていましたが
諏訪さんが相手なら問題ないなと心から思いました。
諏訪さんも見た目とのギャップで苦しんだ過去をお持ちなので
これからはずっと二人で寄り添って行って欲しいなぁって(*´▽`*)
甘々な二人も見ることが出来て良かったです。
特にエッチは濃くて最高でした!!!
ありがとうございました(*´▽`*)
(純粋な)尽くしタイプ×(クズに)尽くしタイプ
今までの彼氏が顔だけで選んでいたためクズばっかり。ホテル代出すのも当然。夜に呼び出されて抱かれるだけなのも当然。
都合のいい存在だった受けが、顔がどタイプの攻めに出会って、思いやってくれたり、ちゃんとした恋人扱いしてくれるのに疑いながらもキュンキュンしてるのが可愛い。
一方攻めは、見た目に似合わずおかん気質。恋人が風邪ひいて寝込めば看病しに行くし、ゴミ出し厳しいときは、家に行き代わりに出しに行ってくれるくらいの(過保護?)オカン。
受け視点だから当然だが、受けの心情がもどかしくて可愛くて。そんな二人のやり取りがもう……可愛いの一言に尽きる。
クズ男とばかりと付き合っている、自己評価低すぎの光成と、同期の技術屋、諏訪とひょんなキッカケからお試しで付き合うことに…
ところが、光成は今までの経験がクズすぎて(笑)お互いの認識のギャップがあり過ぎて驚きの連続になります。でも、二人ともお互いへの想いは深くなっていきます。でも一ヶ月はプラトニック!それですら光成は疑心暗鬼になりつつで。
まんま、オカン気質の諏訪が笑えますが、それが光成とうまくマッチしたんでしょうね。微笑ましい?やり取りが繰り広げられます。バス旅行の詰め放題はわかるシチュエーションで思わず「そうそう!伸びないナイロンはヤダよねー」とか頷きながら読みました。
きっと光成はそんな諏訪に少しづつ心を癒されたんだろうな。
最後の諏訪が光成の初恋の相手と出くわすところから、だんだん光成への思いが表面化していきます。嫉妬や独占欲を受けたことのない光成はもうね、離れたくないって思ちゃうよね。初恋相手ともキッパリ決別してからの光成と諏訪は、もう止まらない…オカンの諏訪が野獣の如し諏訪になって、光成をグズグズにしていっちゃいます。壁になって覗き見している私はもう萌えましたよ!
この二人、未来は明るく幸せに過ごしてもらいたいな〜。
うん、普通に面白かったです。
主人公は、美形だけど男運の悪い光成。
今までドクズとばかり付き合いまともな恋愛など知らず、勝手に「自分なんか」と思っている。
そんな光成が顔だけで好きになったのが、同じ会社の諏訪。
諏訪は背も高く、一見ちょいワルでセクシーで。
しかし、そんな諏訪は見た目と全く違う真実がありました…
…という、正に「ギャップ萌え」のストーリーです。
丁度今2021年8月、「ネオスパダリ」って何?みたいなちるちるの記事が掲載されていますが、諏訪は正に「ネオスパダリ」なんですよね。
家事万能、思いやりがあって、マメに世話を焼いてくれる。
まあ、またの名をオカン/オバちゃんとも言うけど。
起承転結的に誤解やすれ違いもキッチリありつつ、今まで報われなかった光成が諏訪の大きな愛に包まれるハッピーエンディング。
諏訪はキスもHも全く急がないじっくり型なのですが、いざHとなったら絶倫。エロ描写はかなり濃厚です。
いいわ〜…諏訪。正に理想の夫だわ…
攻めを表す3文字のカタカナ以上の言葉が出てこない程度には描写も細やかにそれで、でもそれだけじゃなく裏の裏ですか!? って色気のある人物像がとても良かった。
初恋の人がクズだったせいで総じてクズにひっかかってきた主人公。でも、過去に決着をつけた後『この先 、もしも諏訪と別れることがあったとしても 、今度から恋人を選ぶ基準は諏訪になる 。』という地の文に、いつかもし破局があったとしてもハッピーエンド…みたいな事を思えて、震えてしまった。
この話の欠点はただ1つ…先輩がクズ過ぎて先輩の出てくる場面をろくに読み返せない…他の所は何度も読み返してる…。
海野先生、作風が多様らしいと知って、逆に購入もおっかなびっくりで読み進めてますがこれはとても好きでした。攻様の諏訪さんが大きくて濃くてとても素敵です。
オカンていうかオバちゃんな攻様。袋いっぱいの野菜と気に入ったワインのプレゼントの場面はちぐはぐなカッコよさに悶えます。
同時にお話が進むほど受の光成くんの状態の酷さがポロポロと現れてきて、光成くんがそこに無自覚なことがまた辛いっ!クズに慣らされすぎた自己ATM認識だけでなく、自分自身の欲しいものが本当にわからないとこまで深い歪み方で、
諏訪さんはそれをわりと序盤からわかって光成くんを支えているのがとてもうまくて、光成くん幸せになれ、頑張れ、と応援しながら読んでしまいました。
だから、くちなしの花言葉もそのもので、納得しかありませんでした。
笑顔も封じこんでたなんて、予想外に重くなってて。でもそこで光成が自分から動けたのがうれしくて、諏訪さんの反応に「俺は笑えてるか」と不安になる光成には目が熱くなりました。最後まで、存分に幸せになってるはずなのに未来を信じられないしそれが当たり前と思ってる光成が可哀想で可愛いです。
オマケSSも、モノより未来を求める光成を諏訪さんが安心させてくれて幸せが溢れていました。
さらに、キスもセックスも愛のある行為を知らない光成のために、諏訪さんの手のかけかたがめちゃめちゃ濃くて回数が少ないことに気づかない。満腹になります。諏訪さん、どっちが裏の顔なのって混乱するほど、えっちになると濃厚で獣っぽいのにやっぱり丁寧で、ステキすぎる。とにかく濃い。キスひとつで光成もぐずぐずです。奥の奥まで侵入してめちゃめちゃえっちでした。
無表情に見える顔で光成が手料理食べてる小椋先生の表紙、特に諏訪さんの気持ちが溢れてて素晴らしいです。中の挿絵もどれも諏訪さんの光成くんへの気持ちが溢れるようなイラストばかりでぴったりでした。
全然、悪い男ではありませんでした。
とてもいい人です。
BL的にありがちなキャラクター&人物なんですけど、そこは安心して読めました。
余談ですが・・・少し描写の密度が濃く、読みにくい文章だなと思いました。
必要ないところまで書かれているので、情報過多な感じがしました。
もう少しテンポよく読めたらもっと楽しめたと思います。(この作者さんの他の作品ではそう感じなかったので)
のんびり、ほっこりしたい方にお勧めします。
予定調和な部分はあるものの読後感はとてもよかったです。
2018年12月初めに発表された『不朽の名作 BL小説100選』のキャンペーンで手に取りました。
面白かった~っ。
まず『タイトルの勝利』がありますよね。
『悪い男』だし『裏がある』ですもの。
このお話の真実を素直に、端的に表しているのに、こちらはそうじゃない受け取り方をしちゃう。
お話の構造をまるっと示しているタイトルだと激しく感心いたしました。
流石……海野さんったらテクニシャン。
某『不朽の名作』にも書いてありますが、目には見えないのですね。本当に大切なものは(笑)。
主人公、光成の付き合う男はクズばかりっていうのも凄いです。
だから、無理目だろうけど「いいな」と思っていた諏訪とひょんなことからお付き合いをすることになっても、クズ男だろうと勝手に思っちゃう。もう、金をせびられたり、ヤリ捨てられる気満載だったりする。
諏訪が実はその見た目と違って『心が通い合ってしか体の関係を結ばない』人で、誘ってくるデートは『桃の食べ放題バスツアー』だったり、諏訪宅での『手料理ふるまい』だったりするんです。
もう、オカンそのもの。
でも、それが解ってからも、身についた悲しい性故に、すぐお財布を出しちゃったりするのが、可笑しくてねぇ(いや、よく考えると悲しいんだけどね)。
この『すれ違いコメディ』にはかなり笑わせていただきました。
ところが、お話のムードが途中からちょっと変わるのですよ。
光成がダメ男に惹かれてしまうきっかけとなった高校時代の先輩が現れます。
自分を大切に扱ってくれる諏訪に光成はもう心を奪われているのですけれど、この先輩、孤独だった光成の高校時代に輝く思い出を作ってくれた唯一の人なんです。
なので、逆らえない。
内緒で会っていることが諏訪にバレて、2人の関係もギクシャクしちゃう。
何故、光成が彼にそれほど惹かれたのか。
そして『クズ男ばかりと付き合ってしまう』のはどうしてか。
この先輩との関係を見つめなおす中で、その真実が明らかになります。
本来なら子ども時代に与えらるべきものが、光成には与えられなかったこと。
あまりにも孤独で、その辛さから事実を捻じ曲げて見ていたこと。
そのことに光成が気づくシーンはとてもつらい。
それと同時に『どうして光成がクズ男ばかりに惹かれるのか』その理由が、霧が晴れるようにハッキリ納得できるんです。
コメディ部分とシリアス部分が違和感なくマッチした緩急のあるストーリーも素晴らしいですし、過去の自分と向き合い間違った認識を改めていく光成の真摯さにも心を揺さぶられます。
そして何より、その後に自分の間違いを諏訪にきちんと話そうとする光成の勇気に、そしてそれを受け止めてくれる諏訪の大きさに感動しました。
こんなに感動させた後に『実は諏訪は……』っていうオチがあって、もう一度タイトルの『悪い男には~』に戻って行くという、ラストの小粋さも素敵!
『笑って、泣いて、あのシーンではちょっとばかり夢を見て』というBLの醍醐味が詰まった本作、まさに『不朽の名作』に挙げられるべき作品だと思います。
ワルっぽくて自堕落な雰囲気が漂っている男に惹かれてしまう光成が付き合ってきた男は一人残らずクズばかり。
「経理部の狂犬」として知られるほど厳しい仕事ぶりで有名で、見た目も良いのに、やたら自己評価が低い光成が付き合うことになったのは、見た目どストライクの同僚・諏訪。
どうせ諏訪も過去の男たちと同じだろう……と思う光成に対して、諏訪が初デートに選んだのは山梨の桃狩り&野菜詰め放題バスツアー。
フェロモンダダ漏れのホスト崩れのような外見の諏訪がおばちゃん達に混じって真剣に桃を選び、一個も妥協するな!と野菜の詰め放題の限界に取り組む素敵な攻め様(笑)
諏訪は女たらしのヒモみたいな顔して実はとことんオカン気質。
冷蔵庫にはいつも数種類の常備菜をストックし、飴ちゃん常備。
フェロモン垂れ流しなのに1ヶ月キスすらしない。
クールでドSっぽいと思われがちだけど、実は隙あらばベタベタひっついていたい……etc
もうギャップの連続、ギャップの塊で萌える〜!!
さて一方の光成。
都合の良い財布兼オナホ代わりにされてきた今までのクズ男たちと諏訪があまりに違うので戸惑いつつも、諏訪には遠慮しなくてもいいのか……と少〜しずつ近づこうとするところがいじらしいというか、かわいいんです。
自己評価が低い=自己卑下が強い受けってウジウジしがちで、そういうウジウジ受けは苦手なんですが、この作品の受け様は「経理部の狂犬」というだけあって他部署のムカつく部長を容赦なく切り捨てたり、諸悪の根源である初恋の先輩をプロレス技で自ら撃退するという男らしくてスカッとするところがある。
攻め様に助けてもらうのではなく、初恋の呪縛を自ら解いて「(先輩を)蹴り倒してやったぞ!」と笑顔で告げるところなんかほんといい。
でもそれができるようになったのも、諏訪の存在があったからこそ。
光成が「もし諏訪と別れることがあったとしても、今度から恋人を選ぶ基準は諏訪になる」と思うところなんか、ジーンとしちゃいます。
ここがすっごく好きなんです。
人の優しさって人を変えるんだなぁって思うし、もし別れることがあっても…なんてこの後に及んでも覚悟してる光成の健気さというか不憫さにはたまらないものがあるし。
包容力のある諏訪と一緒にいることで、少しずつ少しずつ花がほころぶかのように変わって、くちなしの花の香りに包まれる二人の姿がイメージできるラスト、良かった。
お互い出会えて良かったねと言ってあげたいです。
半年ぶりに読み返しましたが、冒頭のギャップの連続〜については良く覚えていたものの、最後こんなに光成の心の深いところまで辿り着くことをすっかり忘れていたので、うわぁ!なんかすっごくいい話だったわ!!と興奮しちゃいました。
エロ度は「少なめ」となってますが、回数が少ないだけで、焦らしに焦らしまくった末に巨根で遅漏で絶倫の諏訪にトロッッットロにさせられる濃ゆ〜いのを最後に一回してます。
電子版には二つの番外編SS(「ささやかな変化」&「プレゼントの口実」)が収録されていて、挿絵もついてますので電子版、おすすめです。
最近読み漁っている海野先生、この作品めちゃくちゃ好きです!
受けの光成くん、不憫さ日本一って感じでクズにばっかりひっかかってしまうのですが……
もうね、自己肯定感の低さときたら!
でもなぁ、分からなくもない
子供の頃に培われるであろう情緒の面が見事に育ってないのは家庭環境なんだろうなぁ
寂しかっただろうなぁ
それに本人気づかないってどんだけだよ、不憫すぎる……
そのせいで話としては面白いんですけどね、思考が斜め上というか飛んでいってる感じでwww
攻めの諏訪さん
なんすかもう、こんな攻めモテるに決まってんじゃん!
色気垂れ流しなのに中身オカンで
なのにエチになると獣と言うか(ブツも獣)
でろでろに甘やかしてくれちゃってさ!
しかもその時だけちょいSってもう最高かよ!
ひっさびさに悶えるくらい素敵な攻めでございました
きっと何度も読み返すな〜
『……俺のだ』って囁いた諏訪さんにこっちの腰が砕けそうでした
いいなぁ、普段温和なのに独占欲と嫉妬丸出しで獣になるとこ
BLの萌がつまった神作品です
クズ男とばかり付き合って都合のいい男にされてきた経理部の狂犬光成と見た目は光成のこじらせた初恋の好みど真ん中悪そうな男前、同じ会社の同期で技術部の諏訪。
酔った勢いでホテルへ行かないか?と誘ってしまったら諏訪はなんとホテルは行かなかったが付き合ってくれると!
光成の男性遍歴が不憫で。諏訪と会ってもすぐ財布の中を考えてしまうのが憐れででも面白くて。
一見悪そうな男諏訪は見た目を裏切るいい男でしたね。おかんで世話焼きでお人好しで。
光成がそわそわネガティブスパイラルしてるのに諏訪は最初から真面目に光成と付き合ってくれて、本当に光成良かったね!と言いたい。
諏訪もいつも思ってたのと違うとフラレてきましたが、光成はそんなことなく受け入れてくれましたね。
お互い最初から惹かれてて何かある度にズキュンズキュンお互いに落ちてたんですね。
初恋の相手がいつか出てくるかと思ったらやっぱり現れた。それで一度は二人の仲がこじれてしまうのですが、光成は自分で初恋の呪縛を解きました!
エッチも長かった。諏訪はいつそんなテクニックを?と不粋なことがチラッとよぎりましたが、光成を感じさせて大切に抱いてくれてこちらもホロッときました。
自然に笑えるようになったのも初恋の呪縛を絶ちきれたのも諏訪の存在があってこそですね。
諏訪にもらったハンドクリームを嬉しそうに幸せそうにつけてる光成がこちらも愛しいですよ。
まだまだネガティブさが抜けない光成ですが諏訪にたっぷり愛されて自分を大切にいつまでも仲良く幸せになってほしいです。
医療機器関連会社の経理部に勤める光成(受け)は昔から付き合う男はクズばかりでした。そんな光成が酔った弾みで付き合うことになったのは、社内恋愛はまずいと避けていた同じ会社の技術部に勤める諏訪(攻め)でした。
ところが、遊び人のような見かけによらず、諏訪はおかん気質でクズじゃなかったのです。
光成は初恋の人に似た人を好きになる傾向にあり、そしてその男たちはすべてクズでした。親が仕事にかまけて愛情に飢えていたこともあり、自己評価が異様に低く、金ずるとしてか身体目当ての男としか付き合ってこなかったせいで、普通の恋愛をしたことがありません。見目が良いせいでたくさんの人から求められるのにもかかわらず、顔だけで相手を選ぶためいつも同じ結果になっています。
だから、諏訪とも同じような結果になると思っていました。が、諏訪は今までの恋人と違って普通のデートをしてくれます。日々の出来事にも光成のことを思い出してくれたり、勝手が違って戸惑います。
食事をしてもお金を要求しないし、お部屋デートとは外で食事を奢りセックスだけして追い出されもしません。光成は手料理をごちそうされゆったりいちゃいちゃすることに戸惑い、ほめられると何が欲しいんだと問うてみたり、お金を持ってなかったり連絡を何度もしたりすると重いといって振られてきた光成が連絡を自分からしてもいいのか悩んだりする姿には、読んでいて切なくなりました。
諏訪は見た目が遊び人に見えるのですが、本当は働いている両親に代わり兄弟の面倒を見てきたので、見かけによらず面倒見がいいです。
身体目当て付き合ってほしいと言われてきたというのは二人の共通項でしたが、光成と違って振られないようにと自分を抑えたりせずに、普段通りに振る舞いそれでも良かったら付き合おうというスタンスでした。
まっとうな恋愛をしようとする諏訪にとって、次々明かされる光成の今まで付き合ってきた元カレにやられてきた仕打ちは知る度にきっと驚いたことでしょう。
初恋の先輩はやっぱり本当にクズでした。クズ先輩とちゃんと決着をつけて、笑顔を取り戻し、諏訪に指摘されるまで気付いてもいなかった、自分は寂しかったということを認められて良かったです。諏訪が傍にいることで安心して昔の辛い記憶を咀嚼し、でも泣かないので耐える姿に泣けました。涙はストレス発散にも悲しみを分散させることもできるんだから泣こうよ!って声をかけたくなりました。
これからの諏訪には光成をたっぷり甘やかして愛されるに足る人間だともっと認識させてほしいと思います。たっぷり愛されて笑顔でいっぱいの光成になって二人で幸せになってほしいです。
そんな二人をもう少し読みたかったな。
よくよく考えてみたら「悪い」の裏なんだから「良い」に決まってるんですよね。
はぁ・・・表紙が好きだ。
作家買いしている作者さんですが、違う方が書かれていたとしても購入する予感しかしないほど「あらすじ」だけ読んでも好きです。
描写も挿絵の表情も非常に淡々としているので最初は さほど感じなかったけれど、これはかなりな不憫受けの話だと思う。
過去の恋愛での苦い経験にがんじがらめに捉われており、諏訪(攻め)に対して自然に振る舞えない光成(受け)。
意を決して性癖を晒してくれた相手を無下にはできないからと本当は苦手にもかかわらず、相手に望まれればドS役も担ってくれる お人好しで誠実で懐の深い諏訪。そんな彼は、ホスト崩れのような どこか危うい色気の漂う風貌なのですが…。
とにかく物語の序盤からお互いの意外性の応酬で、ぐんぐんページを捲る手が進みます。
二人とも長々と喋るタイプではなく、どちらかと言うと ぶっきらぼうな台詞のやり取りですが、どんな表情で会話を交わしているのかが挿絵がない場面でも不思議と手にとるように分かり(きっと胸の中が色々と忙しいんだろうなぁ…)と胸中を察し、終始ニヤニヤしながら読んでいました。でも時にホロリと。
光成がうまく笑えなくなった原因として高校時代の先輩とのエピソードが絡んできます。
この先輩の矢槌が表も裏も悪い男というか、正真正銘のクズ男だったので光成の初恋に一切のセンチメンタリズムを挟まずに済んだ事に関しては、海野先生ありがとうございます、と言いたいです。
諏訪に出会うまでの光成は、どんなに努力して頑張っても それを肯定する言葉を一度も言ってもらえず、ゴールのありかも知らぬまま長らく走り続けていたような日々でした。
それを真正面から抱き止め「到着」と笑って言ってくれたのが諏訪なんです。
諏訪の大きな手と身体なら、本当は孤独で満たされなかった昔の光成ごと、きっと抱きしめてくれる。
いい歳をした大人二人が天気のいい休日に『くちなしの花言葉』について、あれこれ幸福そうに話しているラストは とてもとても愛しく思えたので、迷わず神評価です。
海野さんの新刊。三人称受け視点です。
前回の『いかがわしくも愛おしい』はすごく可愛かったですが、こちらは視点主の受けがクール系で計算高いタイプなので、ちょっと毛色は違うかな。
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受けは、学生時代から背も高く女性らしい外見ではないにも関わらず、男性受けの良い容姿端麗な光成。
ゲイでハッキリとした外見的好みがある為に、それに惹かれクズばかり引いてしまうダメンズ。
攻めの諏訪は光成の同僚(別部署)で、がっしりとした体躯の光成ドストライクの容貌主。
だがしかしその外見とは真逆な、家事を完璧にこなす世話焼きの塊。
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光成と異性の外見的好みがひじょうに似ているわたしには、美味しい攻めさんでした。
体格のいいタレ目最高!
ただ諏訪がたびたび光成へ『可愛い』と言うのですが、攻め至上主義的な読み方をするわたしには最後まで理解できませんで(苦笑
だって、経理部の取り立て屋という二つ名を持つクールリーマンですし。
そしてなんだろ、コミュ障とまでは言わないけど砕けた物言いが出来ない常に一定の話し方、態度なのでどうにもわたしには苦手タイプな受けさんでした。
ちょっと自己評価が低すぎるのも度を越すと…
諏訪は付き合う相手にはことごとく、彼の外見とは真逆のお母さん的な性分や行動が元で振られてきたわけですが、それを光成が受け入れたから惹かれたのかな?としか思えなかったんですよね。
光成でなかったとしても、一所懸命アプローチして彼の性分を喜べる女性ならそれで良いような。
タイトルの悪い男というのはいわゆる人タラシ的なタチの悪いという意味で、決して悪い意味ではないので、そこはご安心を。
わたしは攻めだけで言えば神に近い評価でした。
多分あれはS◯◯腸責めなのかなぁ、あまり小説でははっきりとした描写ないですよね。
すんごい新鮮でした。エロ的には一回なんですけど、濃かったです。
あらすじも読まずに作家さん買いしたので、読む前に改めてあらすじを拝見した時
思わず『チャラ男×ビッチ受』のお話…?と、苦手分野もありマイナスな気分からスタートしたのですが…。
このお話、本当に好きでした!!
ここ最近読んだ本の中でもダントツかもしれません。
受けさんの光成視点で進められるのですが、光成を通して攻めさんの諏訪の男前さや誠実さが伝わってくるので、両視点分楽しめたような気がします。
それくらい、諏訪の愛情がダダ漏れで、光成の惚れ具合も尋常じゃなくて…。
実は、『溺愛隠れS気質×一途健気純情』のまるで中学生同士のような展開に、こちらも当てられた感がありました笑。
光成は本当に健気でいい子なんです。ただ不幸体質?のせいか、自分をおざなりにすることが当たり前で生きてきたので、クズ男にばっかり嵌ってしまう可哀想な子で。
対する諏訪さんも、見た目と中身のギャップから、告白されて付き合っても結局振られるパターンという、おかん気質を受け入れてもらえない可哀想な攻めさんで。
まあ、割れ鍋に綴じ蓋ということわざがこれほどぴったりな2人はいない気がします。
なんだかんだあって、やっと想いが通じ合った後半からの2人のイチャイチャぶりはただただ圧巻でした。
草食に見えていた諏訪の、Sっ気ある愛情表現がなんかもう読んでるこっちが恥ずかしくなるくらいで。
一気に肉食獣と化した諏訪さん、嫌いじゃないです!
そんな諏訪さんにぐずぐずに愛されて(やっと)幸せそうな笑顔を見せた光成も、大好きです。
これからは人並み以上の幸福せをいっぱい堪能してね…光成!!
コミコミさんの特典も、幸せなオーラがただただ溢れている素敵な2人のその後なので、この本のお話やこのお2人が好きになった方は是非読まれることをオススメします。
久しぶりに、繰り返し読むだろう…綺麗に保管しておきたい、そんな本に出会えた気がします( *´︶`*)
けっこう男前な性格で見映えも良いのにクズ男を選んでばかりロクな恋をしてこなかった受が、好みどストライクの攻と恋愛のステップをもどかしげに初々しくたどっていくのが 可愛らしいやら面白いやら!自分の内に抱えた寂しさが解らない受をそっと溶かして行く攻の暖かさが心地よい。そしてラストのベッドシーンがねっとりエロい。「裏がある」とは 優しくて身体に手を出さない男が本気で惚れたら 本性がエッチに出るんだ……執着たっぷりに身体で落とそうとするんだ……いやー、ご馳走様でした。圧巻の濡れ場でした!
見た目と中身にギャップのありすぎる男×男運の悪いゲイです。
「悪い男」に「裏」と、ちょっと不穏な印象ですが、実際には甘くてキュンキュン来るお話です。
男運が悪く酷い目に合ってきた受けが、愛情深い攻めにメロメロに愛され、大事にされて…という個人的に大好きなパターン。二人のキャラクターも大変魅力的でした。
美形で仕事も出来るのに、付き合うのは容姿で選んだクズばかりという、男の趣味が悪い光成(受け)。酔った勢いで同僚の諏訪(攻め)を口説き、2ヶ月間お試しで付き合う事になりますが…というあらすじです。
受け視点です。
受けの光成は初恋拗らせ系。初恋相手と似ているとついつい付き合ってしまいますが、揃いも揃ってクズばかり。クールビューティーかと思いきや、実は一途で付き合った相手に尽くしてしまうタイプです。
攻めの諏訪は色気のある遊び人。…かと思いきや、実は中身はオカン。世話焼きで暑苦しい程愛情が深いタイプです。遊び人風の見た目と中身のギャップが大きく、付き合う相手にいつも失望され振られるというパターン。
個人的に大変萌えたのが、攻めが受けをデレデレに甘やし大事にする事。付き合い始めた二人が、とにかく甘いのです!
受けがいつものように財布代わりか身体だけが目的だと思っていると、バスツアーという超健全なデートに連れ出され、ポテトサラダ等、庶民的な家庭料理でおもてなし。マメにメールや電話をして…といった感じで、ごくごく普通の恋愛が始まるのですね。ジゴロ風といった見た目の攻めが、エプロンをつけて家庭料理をふるまい、野菜の詰め放題では熱く燃えているのが笑えます。
そして二人のいちゃつきっぷり!
後ろ抱っこでテレビを一緒に見ようとする攻めに、慌てふためきドギマギする受けが可愛いすぎて悶えます…!
二人の心が通じ合い、初めて受けがマトモな恋愛に目覚めた時に、偶然初恋相手と再会し…という展開。この初恋相手がクズです。このクズの面影を負って男を選んできた為に、付き合う相手は皆クズだったのですね…。この初恋相手が出ばってきた事で、攻めとすれ違いです。
受けの拗らせた初恋が相当根深いのですが、攻めに大切にされいっぱいの愛情を与えられた事で、自分自身で乗り越えられ…といった所。
絡みは1回。受けは経験自体は豊富なのに、大切に抱かれた事は無いのですね。そんな受けをとにかく甘やかし、大事に抱こうとする甘い絡みに萌えます。受けが絶倫の攻めに散々泣かされるという展開にも萌えました(//∇//)
結局の所、とにかく愛情が重く、好きな相手をイチャイチャベタベタと甘やかしたい攻めと、今まで大切にされてこなかった愛情に飢えている受け。二人はぴったりなんじゃないでしょうか…。
幸せいっぱいなラストに微笑ましい気持ちになりました。