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haru joon
犬と蓄音機。このマークの由縁に思わずウルっときた(´_`。)グスン
こういうのに弱いのだよ。
表題作『春序音』。
視力を幼い頃に失ったミュージシャン。盲導犬を連れた彼との出会いは満員電車。であったその日、かつてない胸のトキメキに動揺してしまう。
身体のハンデをいともせず、たくましく生きている彼にどんどん引き込まれ・・・?!
好きになるほど、目の見えない相手になにかしてあげたくて。
触れたくて。目になりたいと願い。
しかし、相手はそれを受け入れることを酷く拒む~という相互の関係が面白かった。盲導犬との生活から描かれるショートストーリーなんですが、すごくスキです。というか、犬がいい味だしてるんですよねw
目の見えない攻が、犬と戯れ笑顔になるシーンとか好きです。
健気に、俺を犬だと想ってもいいから世話を焼かせてほしいと願う受と、それを頑なに拒む攻。結ばれていく姿がウマ(・∀・)ワォ
■Out of Order
双子攻なお話です。
知らずに接していた相手。会うたびに何かが食い違う。
それは、双子の兄と弟。それぞれに、別にあっていたから。
受が最終的に選ぶのは・・・!?
3Pがとてもエロくて良v
美人双子にご用心w
■金糸雀庭園
ボディピアスに、陵辱~はじまるお話。
ちょっと暗い話ではあるんですが、起承転結はまとまっていて面白い。
最後に読むにはちょっと暗かったカナと思いますが・・まぁなくはない
全体的にちょっとセンチメンタルなお話多め。
盲導犬~な話が一番好きかな。
盲目のミュージシャン神部明善(ゴウ)と深草要の恋を描いた表題作と、
その続編の「夏は来ぬ」のほか、4編が入っています。
どれも短編形式で、起承転結があるのですが、少し短くて残念な感じです。
特に「春序音」は、ゴウの盲導犬の代わりになりたいと思う要と
好きだからこそ、頼りたくないというゴウの気持ちのすれ違いが
とてもいじらしくてウルウルしました。
次の「夏は来ぬ」も、続きなんですが、やっぱり短く感じて
要の切羽詰った気持ちがもう少し長く読みたかったです。
だから、短編の形式で読むのがもったいなくて、
もっと長いストーリーがほしいと思いました。
個人的には、「金糸雀庭園」で
乙和グループの一人娘と婚約した、逆玉の睦月に恋するあまり
睦月を強姦するだけでなく、その彼女とも寝てしまう、
鬼畜で歪んだ雪好について、もっと詳しく知りたかったと思います。