月の在処

tsuki no arika

月の在処
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
15
評価数
5
平均
3.2 / 5
神率
20%
著者
すずはら篠 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784812461723

あらすじ

家出人捜索の依頼を受けた探偵・御子柴は捜査の途
中で能天気な男娼・拓斗と出会う。拓斗は情報提供と
引き換えに、ある奇妙な依頼を持ちかけてきた。その
内容とは・・・!?

表題作月の在処

御子柴・探偵
拓斗・行き別れた妹弟を探している男娼

同時収録作品How many miles to Babylon?

石蕗 空・医学生
朱鷺・医学生で表題作の受けの弟

同時収録作品Under the Rose

陽巳(あきみ) 形成外科医
竹原篠歩

同時収録作品Kyrie

鴻島キリエ・外科医
威青 彬・高校時代の同級生

その他の収録作品

  • 月の寝床
  • あとがき

レビュー投稿数2

見えてるカタチが真実とは限らない

家出している少年を探すべく夜の街に繰り出した御子柴。そこでであったのは、自らの身体をうる少年・拓斗。
情報収集。それだけの目的だったはずが、あれよあれよという間に、どんどん巻き込まれていくことに・・・!?
明るくて、なんにも悩みなんか無い。身体を売ることも趣味のひとつ。
そんな風に見えた拓斗のホントウ。だれよりも愛を知らず、愛を求めた拓斗と~なちょっぴり切ないお話です。案外癒されているのは御子柴さん?と思ってみたりもするんですが、としが離れている分、可愛がっている姿におもわずキュン。拓斗の依頼。金をためるために~懸命に客を取り・・・なシーン。なんか見ていて痛い。
リアル~な描写は少ないですが、スカトロ・・・に見えるシーン(まぁスカトロなんだけど)あるので苦手な方はご注意ください。
追伸。コンビニで働くすがたが健気で好きです。
や、うん。これくらい明るくさわやかな人間に生まれたかった。
トラウマどうとか、過去がどうとかありますが、前向きっていいことだと思う。
■バビロンまで何マイル
上記のお話にけっこうリンクしていますね。
拓斗の弟と妹な話。
もともと、拓斗は養護施設に預けられておりまして、兄弟も一緒だったんです。しかし、親の借金もあり、中学生の拓斗は一人施設をで、年齢をいつわり、身を売って借金を返していたんですねぇ。
運よく、医者の家に引き取られた下の二人~なお話。
兄が結局ホモの道を~と思っていたら弟くんもですかwww
どんだけw
兄よりも、ガリガリでやせてしまってる印象なんですが、そのぶん、際立つ尻肉に興奮しました!!じゃなかった。
妹のために健気にがんばる姿にキュンとしました。
腎臓移植~なネタがからんできますね。残念ながら、他人(生きてる)からはまだできないんじゃなかったっけ?あれ?できるのか?
なんだか、某医療マンガよんでるので現実がごっちゃしてきてますね。
できなくは無いけど・・っていうところか。
結局、最後は兄と再会~なネタがあるのかとおもいきや、なかったのが残念。今後、再会する~な話がよめたらうれしい限り。
お願いします!先生!!
■アンダーザローズ
過去にトラウマとキズを負ってしまった少年。
と、偶然一緒に生活することになった医者のお話。
『リアルフォーカス』という作品にも登場しますね。彫師としてw
刺青。入れ方によってはキレイなんだけど、もとに戻せないっていうのが難ですね。うんうん。

ちょっとシリアスめ~な作品が多いかな。
当面は、表題作~弟編~のその後が気になって仕方が無い(ノД`)・゜・。
たぶん。

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ミステリアスでシリアス

設定は少々重いかも…と思ったんですが、ストーリーがしっかりしていて面白かったです。
表題作は親の借金を返すためウリをしている拓斗と、捜査中に拓斗と知り合う探偵の御子柴の歳の差ラブストーリーです。

探偵×ウリ少年なんて、なかなかサスペンスな組み合わせだなぁと思いました。
拓斗は御子柴に、「施設に預けられ、離れ離れになった兄弟を探してほしい」と依頼します。その依頼料を払うためにまたウリをして…という、なかなか重くて辛い設定でした。
「自分を大事にしたこともされたこともない」と言う拓斗ですが、そんな境遇だからこそ、歳の差のカップルって魅力的に映ると思います。
御子柴がこの先しっかり、を捕まえていて欲しいなあと思うラストシーンでした。
 
「バビロンまで何マイル?」
病気の妹に、臓器を移植してくれる人を捜す医大生のお話。
こちらは感動的なお話でした。表題作もそうなのですが、萌えよりも、お話そのものがしっかりしてるなあと感じました。
この主人公とその妹、表題作品の拓斗が捜していた兄弟みたいですが、その後、拓斗がどうなったのかがものすごく気になりました。
この兄弟、幸せになっていつか再会できればいいなあ。

他にいくつか短編が入っていますが、医療系のお話が多いです。
最初、表紙を見たときにちょっと苦手な絵柄かも…と思ったのですが、身体のラインがとても綺麗。特に大人より少年の身体が綺麗です。
お話もストーリー性があってよかったので、他の作品も読んでみたいと思いました。

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