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tenshi ga kochira ni orimashite
彼女にフラれたサラリーマンが迷子を保護して、その子のお兄ちゃんである男子高校生にべた惚れ、という話でした。
冒頭から「天使!天使!」というのですが、見た目が…、天使というイメージには程遠いのです。
たしかに高校生には大変な環境でがんばってるし、控えめで礼儀正しい子ではあるのですが、初対面からあれだけ「かわいい!」と連呼される外見ではないところに違和感。
天使というと黒目がちな童顔をイメージしてしまうわたしのベタさがいけないのか、西原さんの作品で天使系かわいい男子を見たことがないので画風のせいなのか。
弟が時代劇好きで口調が時代劇風というのも、他の作者さんの作品で何度か見たことがあるので新鮮味がなくて、かわいいのはかわいいけど「弟、天使ー!」とまで思えなかった時点で物語に巻き込まれることに失敗。
この時点で「キツネ目男子高校生の赤面萌え!」と波に乗れてたら萌2にたどり着けたのかもしれません。
それにしてもこんなに何の抵抗もなく男子高校生にのめり込むノンケ、すごいですね。
ただただひたすらに甘やかしたい!守りたい!って突っ走っているのを見るのは楽しかったです。
それに対して縁ノ介の気持ちは、話自体がずっと三谷目線ということもあって、4話目で爆発するまでは分かりませんでした。匂わせてた部分はあったんですけどね。
三谷と玄関先で揉めるところで初めて、いつも控えめな縁ノ介が「わあああ!」ってなったので、縁ノ介目線のエピソードも一回挟んでくれたらもっと萌えたのに!と思いました。
最終話は読みながらにやにやしっぱなしでした。
この回に至ってやっと縁ノ介が天使に見えなくもないような気分になれました。
三谷の慌てぶりが面白かったので、そこはぜひ見ていただきたいです。
軽く読めて、イライラハラハラもなく楽しめたので、「重い作品読んできついなー」というときや、「ちょっとさらっと読みたい」というときにおすすめです。
西原先生の描かれる三白眼な男の子が大好きなのですが、最近ほのぼの作品が多くて、先生らしいパンチが薄れているような。。
今作も至って普通でした。
攻め受け共にキャラが薄めで、攻めが受けを好き好きと言っている様子にも置いてきぼり感がありました。
もう少し一波乱欲しかったです。
ちびっ子の弟は可愛かったのですが、子どもらしくない?というか、顔も横長でぬいぐるみみたいでした。
個人的にはもう少しパンチが効いた作品に期待です!