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イケメンがおもらし…!?
ikemen to renaishitemimashita
SNSで見かけて紙の本を購入しましたが、おもしろかったです。
表題作はテーマこそびっくりしましたが、割とライトに読めて絵もすごく綺麗。
チェリーネイルはキャラクターのビジュアルが好みでしたし、感情の動かし方が秀逸で引き込まれました。この二人の続きがとても気になります。
3つの話と、それぞれに描き下ろしがついてました。
とにかく絵がきれい。
そして変なツボをついてくる作品たちでした。
【イケメン(仮)と恋愛してみました!】萌
コンビニバイトの佐藤と深夜帯常連客・杉浦の話。
ううむ、斬新。
酔うと人格変わるまではいい。むしろ面白い。だけどその先の癖はだめだ…。
ちょこちょことツッコミポイントがいっぱいで、嫌な客の撃退法が客じゃなくて店員にダメージ与えそうな感じとか、連絡先交換してるのに「俺の名前知ってたんだ…」とか、深夜バイトするなら家の近所だろうし、酔って寄るコンビニは家から近いところだろうからご近所さんに決まってるだろーとか。細かいところ気になるのですみません。姑か。
それまで敬語だったのに、家飲み後の佐藤くんが突然前触れもなくタメ口になってたのは佐藤くんの怒り具合が伝わってきて良かったです。その後の流れも佐藤くん、かっこよかった。
ゲイ告白したところも、佐藤くんの中でふつふつと湧き上がった苛立ちが爆発したのを感じられる良いシーンでした。
好みのタイプ聞くとき「レイ派?アスカ派?」って聞く人ってまだいるのかなあ。アニメ観たことないので検索したところ、見た目だけならアスカ派です。
【チェリーネイル】萌2
パトロン持ちのビッチ系ネイリスト・充とデパートの外商・高尾の話。
ビッチと生真面目童貞の初恋、神寄りの萌2です。面白い!
パトロンのヤキモチでいやがらせ的ご対面シーンでは充の行動に完全にやられました。男前!
相手の仕事を引き合いに出されて脅される場合、「あのひとの仕事のために、おれの気持ちは殺さなきゃ…」みたいな展開がデフォだったので、このパターンは初めて見たかも。良い!
パトロンの真島さんがわりと若かったのが驚きでした。
高尾の同僚の田中さんと話してみたいと思った方が多いのではないでしょうか。
【春と海】萌2
兄の母校に入れ違いで入学した海と兄の卒業式で鼻水と涙でぼろぼろだった清春の話。
なんだろう、「涙BL」読んだのに記憶にない…。
身代わりで適当に付き合っちゃうの嫌いだし、その身代わりが執着強めなのも嫌いだけど、その嫌悪感よりも作者さんの描く水分が綺麗すぎて…。
今までこんなに綺麗な鼻水があっただろうか。
この短さにあの情報量。話の進ませ方がうまい、うますぎる。
この話で1冊読みたい気もしたけど、長くなるとセフレの嫌がらせとかうっかりすると無理矢理とか見えちゃいそうだし、お兄ちゃんも絡んできて胸が痛むようなこともありそうだから、これでいいのだ、きっと。
「すみませんパンツください」
深夜のコンビニで働く佐藤愛史(さとういとし)。そんな彼に突然声を掛けてきたのは常連客のある男。いつも小綺麗で店員への愛想も良く、バイト仲間からは「イケメン」と密かに呼ばれていたのだが、どうやらこのイケメン、漏らしたらしい。
【イケメン(仮)と恋愛してみました!】(表題作)
普段はヘタレ。でもお酒を飲むと途端にプレイボーイになる男(イケメン(仮))と、そんな彼に振り回されていく青年の恋模様です。
さて、イケメンの名前は杉浦光太郎(すぎうらこうたろう)。30歳彼女なし。
先日の件(お漏らし)のお礼がしたいと杉浦に頼みこまれ、押し切られるように食事の約束をしてしまった佐藤。
待ち合わせに遅れてきた杉浦はなんだかヘタレ気味でいつもと雰囲気が違う。
聞けば酒を飲んで酔うと性格が変わるそうだが、記憶も朧気になるらしい。そしてビールを飲みながらあれよあれよと言う間に佐藤を口説きはじめる杉浦。優しく触れられ、かわいいと言われ、名前を囁かれ……酔っているとわかっているのに、そんな杉浦に佐藤は瞬く間に惹かれてしまう。
普段の杉浦は気弱でどんくさく、誰かに告白することもできないのですが、顔が良いのと酔った時のプレイボーイ状態で気になる子を口説き落として素面(ヘタレ状態)でフラレるを繰り返していました。
佐藤自身、最初は酔った杉浦へ好意を寄せていましたが、普段の彼も悪くないと思えてきた矢先、酔った杉浦にキスをされ、更に迫ってきたかと思えば……このイケメン、なんとまた漏らした。
前半ではプレイボーイ状態の杉浦が佐藤を押してくるのですが、この後の展開ではヘタレ杉浦を佐藤が押します。もう彼が押さないと進まないです(笑)
お漏らし描写はほとんど言葉のみなので薄いです。
お話のなかでは杉浦が攻めで佐藤が受けという形ですが、描き下ろしではちょっと立場を逆転させる二人がおり、こういうのも面白くて好きです。
【チェリーネイル】
ネイリストとしての夢を叶えるために、ネイルサロンで働く傍ら、ある金持ち男性(パトロン)の愛人もしている充(みつる)。パトロンの要望で会う時は女装をしているが、決して己の趣味ではない。
ある時サロンにやって来た男性、高尾の接客をしていると、女装していたことを見破られてしまう。外商である高尾の得意先と、充のパトロンが同じだったのだ。
女装していた充を見たことがあった高尾は、その時の綺麗な手に惹かれ、一目惚れしたという。
己がパトロンと肉体関係があることを明かした上で、ふざけ半分に自分を買うかと聞いてみれば、「払います」という高尾の答えにより、二人のささやかな関係がはじまった。
真面目であまりにも純朴な男と強かに生きながらも恋を忘れた若者のお話です。
仕事一筋で恋愛経験ゼロの高尾。
そんな彼が提案するデート(?)プランはどこも子供じみた所ばかり。けれど高尾は大真面目。
大人のくせに、どこまでも純情で、愛くるしい。
今までなんでもそつなくこなしてきた充ですが、高尾といると肝心な所で自分を強く出せず、嫌われたくないなんて思ってしまう。二人で過ごす時間を待ち遠しく思ってしまう。
恋ってなんだっけ……と考えてしまうほどに、高尾の向けてくる気持ちは充の心を満たしていました。
高尾の朴訥さと実直な態度が良いですね。充が度々突っ込んでいて、面白かったです。
車でのキスシーン萌えました。
高尾がちらりと大人な表情を見せた瞬間です。別れて顔を真っ赤にする充もかわいいです。
「イケメン(仮)と~」と「チェリーネイル」はテイストは違いますがどちらのお話も攻め役が年上だけれどなんだか憎めないかわいらしさがあって、受け側がしっかりしてますね。
最後に収録されています【春と海】は、想い人に告白できずに失恋し、号泣していたところに想い人の弟に出会うというお話です。アンソロ用に描いたお話だそうで短めです。
眞さんのお話初めて読みましたが、線がきれいですね。ソフトなタッチで個人的に読みやすい印象を受けました。登場人物のリアクションやお話の設定も面白いです。
次回作があればぜひ読んでみたいです。
インタビュー記事で興味を持ちました。
イケメン攻めがお漏らし癖?
酔うと石田○一???
何その設定ww
どんなのか読みたくなるじゃないですか!!(`・ω・´)
1冊に3カップルお話が入っています。
それぞれ違う系統のカップリングで大方楽しめました^^
◆イケメン(仮)と恋愛してみました!(3話)
コンビニ店員さん(受け)と常連客(攻め)が
ひょんなことから徐々に仲が良くなっていくお話です。
攻めの設定が笑えます。
イケメンなのに残念すぎるw
お漏らし要素はほぼなしですね…。
「パンツください」でお察しして下さい、といった感じ。
深く触れていなかったけど酔うと漏らしちゃうのかな?
この攻めはとにかくヘタレで、人前でも土下座とかしちゃう人。
不器用で言葉がハッキリしなくて・・・ちょいイラタイプ。
が、アルコールが入ると途端に変身!
物腰が柔らかくなり、
余裕タップリと饒舌に色気を振りまき、
意味深な視線で誘う。
なるほど、コレが石田○一か!ww
受けはゲイで元々攻めのことを気に入ってて。
徐々に仲良くなって浮かれ
石田○一になった時の雰囲気にドキドキしてるのに
お漏らし癖との落差にドン引きさせられ
振り回されっぱなしな姿がちょっと不憫でした。
ヘタレ攻めはあまり好みじゃなかったけど
お漏らしと石田○一とヘタレのサイクルを繰り返してる内に
段々と可愛く見えてくるから不思議ですヾ(*´∀`*)ノ
(とはいえ、個人的には石田○一の時が一番カッコよくて好みでした)
◆チェリーネイル(3話)
愛人をしてるのネイリスト(受け)と童貞でピュアな外商リーマン(攻め)のお話です。
攻め受け設定はありますがエロはなしです
童貞攻め(36歳)の素っ頓狂っぷりが笑えますw
いかんせん、デートプランの専門書が少女漫画という…(゚∀゚)え?
恋を知らなかったイイトシした男が漫画通りのセオリーを踏もうとする不器用さにニヨニヨ。
やー触れるだけの初キスが可愛いったらw
受けは愛人をペロっとやれるぐらいなのでビッチ要素あり。
(攻め以外の男とキス有・エロは朝チュン程度)
ビッチちゃんが童貞に振り回されるのは良いですね(・∀・)b
キスだけで顔が真っ赤になっててギャップが良かったです♪
初々しく恋をしてる2人が可愛いお話でした(﹡´◡`﹡ )
◆春と海(1話)
好きだった先輩に振られて号泣してるところを、先輩の弟に見られたのをキッカケに段々と仲良くなっていく男子高校生のお話です。(攻め受け設定はあるけどエロなし)
初創作BLだそうで。。。
うーん、よく分からなかったです。
そもそも先輩とどんなやりとりがあったのかぼかされてるのに
首の怪我匂わせられても読み取りづらいし、
その話を聞いた弟の反応も良く分からないし、
攻め受けの間に恋愛要素があるのかも分からなかった。。。
このお話だけなら趣味じゃない寄りの中立かな。
作画は一番丁寧に感じました。