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sukidesu sensei
今の作風とちょっと違っていて。懐かしさを感じる、少年漫画風。
背の低い事が少しだけコンプレックスで、学生に「かわいいー!」と言われてしまう、教育実習生の将太と、バスケ部のエースで背の高い小暮。寡黙で背の高い彼が壁ドンして、上から屈みこんでキスをする‼︎ 戸惑っていた将太は割とあっさり受け入れるが、小暮の元カノが将太にそっくりだと言う他の生徒の悪気無い一言で、小暮をはねつけてしまう。
元カノ→そっくりな将太。では無くて、最初から、
愛する将太→会えないから、将太にそっくりな元カノ→代替えにした事でフラれ→将太に告白!
…だったのだ。少年漫画っぽい画風ゆえに、元カノが、少年ぽい。こんな酷いフラレ方をした少年顔の彼女のその後が気になる。どうか忘れて、幸せになっていて欲しい。
小暮の身体が大きいので、すっぽりと将太の身体を包み込む。その大きな片手で、両乳首を弄れてしまう‼︎ エッロ。描き下ろしも、小暮が将太の同級生に嫉妬して、壊れんばかりにやっております。
同時収録は年の離れた幼馴染に恋する輝明の恋の成就。「三月のこども」。四月から大学生だから。三月はまだ子供、って事なんですかね。大人は臆病になる。これから大学生になる、輝明の足枷になりたくない。でも、真剣に突き放す勇気も無い。迷うハル兄に、輝明は…。
若いからこそ、当たって砕けろ!で、輝明に告白する、クラスメイトの波野さんが清々しい。やっぱり少年漫画に出てくるような、男子モテな可愛い女子だったりする。胸もデカい。
波野さんを振る事で、その気持ちに気付く輝明。相手に想いが通じないつらさ。
青春の苦い記憶と共に忘れたかった「フォーカス オン・マイ ヒーロー」。世界だって夢じゃない、と将来を嘱望されていた陸上選手だったのに、怪我で挫折してしまった会社員、康介と、今や世界で活躍するカメラマンになった同級生、成美。腐る気持ちを抑えられない、康介は「走るところが撮りたい。」と言われて、キレてしまう。成美にとって、もうヒーローでいられなくなった自分に向き合う事が出来ない康介は…。弱い自分と向き合う事で、やっと前に進むことが出来る、という永遠のテーマ。ちゃんとラストにはカッコいいヒーローぶりを見せてくれます。月9ばりに走る康介がいい!
そして、どんな康介でも僕のヒーローだ!と言う、成美がもしかしたら攻めかもしんない…。康介が抱かれる方かもしれない。と、思いました。
エチ度も低くて、BL度は表題作のみって感じです。友情と友愛、少年の成長譚の様な一冊です。
木田さっつ先生は、この後…どんどんどエロくなっていきます♡
3作品が収録されています。
表題作は高校生×大学生で、ストーリー的にはありがちな印象を受けました。
唯一のエロがある作品です。物足りないな~というラストでしたが、書き下ろしがあり、それを含めて満足するエンディングでした。
3作品含めて3月のこどもが一番好きでした。年の差カップルで年下が一生懸命でした。
もっと続きが読みたかったなぁと思いました。
表紙と中の絵に、そんなに差はないようですが、線が多めな印象でした。