熱量

乙女受け

１５年のひたすらな片想い。最初にあったときも俊幸は泣いていた。こんなにひたすらに好きになってもらえるというのはどんな気持ちなのだろう。
１５年の片想いに終止符をうつと言った俊幸に提案をする。
「俺とつきあわないか？」

付き合い始めてみれば、全てが初めてだと言い、嬉しそうな笑顔を向けてくる。これまで他の相手を見つめつづけてきたあいてが自分を見ている。と、どんどん夢中に、可愛くてしかたなくなってしまうという話。
賞味、受の俊幸が乙女すぎるのがちょっと難なんですが、それをとてつもなく愛おしそうに見つめる潤の顔が、なんとも言えないほど優しく嬉しそうなので全てチャラです。
なんもかんもしてやりたい。全ての幸せを俊幸に～な感じが好きです。
巻末の、泰平（長年、俊幸が想いつづけていた相手で共通の友人）にバレてしまう話。「娘は作りたくないな～」な場面好きです。
いやはや全国の娘ラブなお父さん。ちょっと気持ちがわかりました