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koiiro rain
表題作含め2話完結が3本と番外編が1本収録されてました。
《恋色レイン》クリーニング屋を経営している珠樹は雨の日、負傷して動けない竹虎を助ける。(どっかで読んだシチュエーション)その日から、珠樹に懐いた竹虎は毎日のようにクリーニング屋に通いつめるが、実は竹虎は珠樹には言ってないが極道の跡取り息子、珠樹に逢いたい故に『格闘家』って偽って血の付いたシャツをクリーニングに出してるらしい。極道なのにワンコって感じで全く怖くない(絵柄のせいかな?)極道の仕事で取り立てしている場面も、借主のせいかな、ギャグにしか見えない‥珠樹の幸せのためなら身を引く覚悟もあったみたいだけど、珠樹の方が極道の組まで竹虎に逢いに来る度胸もあって男らしかった。
私的には、霜鳥さん(竹虎の子分?お目付役?)がお気に入りでした。
《きょうもあしたもキミがすき》佐古屋と和泉は恋人同士だが佐古屋はキスだけで真っ赤になる和泉が奥手で純情な天使だと思っているが‥元彼曰く、隠れ淫乱らしい‥純情な天使というイメージは佐古屋が勝手に作っていただけだから怒るわけもなく、やっとHする事ができて万々歳ですねー。
《初恋は手のひらの中》智也は当時小学生の親友の弟の大樹に欲情しかけて進学を機に東京へ逃げて行って帰省もせずに6年‥6年ぶりに再会した大樹は背も高くなり一瞬誰かわからないくらい成長していた‥大樹君いい男に成長してお買い得って感じがする。
全体的にほのぼのしていた、絵柄も可愛いというより、スッキリしてて読みやすかったです。
表題作はヤクザ×クリーニング屋というカップリング。
ヤクザの攻めは、怪我をしたところを助けてくれたときからクリーニング屋の受けが大好き。毎日のように受けのところへ通い、時にはごはんを食べさせてもらったり仲良くしているけれど、ヤクザだと知られたら嫌われると思って打ち明けられない。そんなとき、受けが見合いをすることになって…という展開。
あっさり軽く読めるというか、コメディちっくなので切なさも少ないし、攻めはともかく受けがなんで攻めを好きになったのかよくわからないし、でもまあ可愛いけど…という感じの話でした。
受けがお見合いすることになって、女性と会ってるところを見た攻めがショックで受けの店に行けなくて音信不通になったとき、受けが攻めの自宅(ヤクザ宅)に押しかけてくるのですが、どうして家を知っているの? ヤクザだということを知っていたの? とすごく謎でした。ちょっと設定は甘かったかな…。
なかなか受けが男前なのはよかったです。
『きょうもあしたもキミが好き』
大学生同士の、もうすでに付き合っているカップルです。
イケメンで人気者の攻めと、地味で大人しいかんじの受け。攻めは受けが大好きで、あわよくばエッチなこともしたいけど、ピュアで天使(と攻めは思っている)な恋人になかなか手が出せません。
そんなとき、受けの元彼の存在が明らかになり、実は受けがエッチ好きだとバレます。
これもまあ可愛いお話ではあったんですが、受けと攻めの馴れ初めや、攻めの設定が謎。攻めは他の生徒から王子様みたいに思われてて、耳にはピアスがたくさんというかんじのキャラ。一体どういうキャラ…? 金持ちなのか、おっとり王子で人気なのか、派手なキャラなのか。イメージが統一されてなくて激しく謎。これなら大学で大人気みたいな描写要らなかったです。
『初恋は手のひらの中』
懐かれていた友達の弟に欲情するようになって、このままじゃ罪を犯しそうだとまったく家に帰らなくなった主人公の話。
あまりに帰省しないので祖母が危篤だと騙され帰ってきたら、案の定友達の弟に捕まります。でもちみっこショタだった弟は、成長して主人公の身長をはるかに追い越していました。
…というわけで、かつてのショタっ子が攻め、年上社会人が受けです。
この話がいちばん好きでした。ある意味下克上かな。攻めが健気で可愛くて、きゅんきゅんしました。
これが萌×2、他の2作が萌で、評価は萌×2寄りです。
3つのお話が収録されている短編集でした。
表題作のヤクザの跡取りとクリーニング屋さんのお話は、暴力描写とかないのでヤクザものが嫌いな人でも大丈夫だと思います。コメディタッチのヤクザさんなので、取り立てシーンでさえもちょいちょい突っ込みたくなります。
二人がようやく恋人になって、いざというときにヤクザの竹虎が着ていたTシャツを首の後ろを引っ張って脱ぐシーンがあるのですが、ここがとても萌えました。男の人がTシャツを脱ぐやり方として、このやり方が一番好きです。なんか、ワイルド!ただ、残念なことに、その萌えシーンの次のページで竹虎の上半身が描かれているのですが細すぎて、文化系の高校生男子みたいで、刺青が全く似合っていないのです。まだ本格的なヤクザじゃないからなのか、コメディだからなのかも知れませんが好きなシーンのあとだっただけに残念でした。