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korekara no koi no hanashi wo shiyou
ちるちるさんの作家インタビューでお見掛けして、絵柄も可愛いし面白そうだなと思って購入。
内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。
主人公は高校生の流星。話は彼視点で進みます。
流星には年の離れた兄がいますが、彼がまだ子どもだった時にお兄ちゃんの友達の英晴(流星は「ひでさん」と呼んでいますが、これまた良い)が兄にキスをしているのを目撃してしまいます。
ひでさんは子どもの時によく遊んでくれていたこと、彼の表情が優しかったことから嫌悪感は感じず、本当にお兄ちゃんのことが好きなんだと認識していた流星。
ゆえに、どういう気持ちが『好き』という感情なのかが分からず、モテるのにいつも女の子に振られてしまう流星。
そんなある日、流星のお兄ちゃんが結婚することに。結婚式でひでさんに再会し、まだお兄ちゃんへの想いを捨てきれていないであろうひでさんを見るにつけ、流星はもやもやとした気持ちを抱くようになり…。
というお話でした。
ひでさんの、親友である流星のお兄ちゃんへの切ない恋心。
そんなひでさんに、徐々に惹かれていく流星。
流星の、明るくナイスなお兄ちゃん。
なんというか、定番というか、良くある話というか。けれど、全体を通して優しい雰囲気にあふれていて、ほっこりしました。
ただ、二人の想いが近づく過程が急すぎた感も。
ひでさんが、いつ、どうやって流星への想いを育てていったのかがちょっとわかりづらかったし、「お兄ちゃんの代わりでいいから好きになって」と流星がひでさんに想いを告げたときに、一気にセックスまで至るのが急すぎたな、と。
けれど絵柄が可愛らしく読みやすかった。初コミックとのことですが、とてもお上手でびっくり。
今後も期待したい作家さんです。
ちるちるインタビューで気になって購入しました。
小学生の頃に偶然兄にそっとキスをする英晴を見てから、恋というのはあの時の英晴のような優しくて愛しむような目をさせる感情なのだと思っている流星。時が経ち、兄の結婚式で再会した二人は…。
流星視点で描かれた物語は、幼い頃の流星が英晴を慕っていたことがわかるエピソードや、英晴が語る流星の兄への気持ちを自覚したエピソードなどが、とても優しく素敵に描かれていてドキドキします。
兄への気持ちはもう恋じゃないと言う英晴ですが、兄の話をすると変わらず優しい目をする英晴に、まだ兄のことが好きなんだ、もっと英晴のことが知りたいと姿を追ううちに、流星自身が英晴のことを好きなんだと自覚するように…とここまではとっても良かったんです!そこに至るまでの流星の気持ちや、兄さんの代わりでもいいと思う心情などがとても丁寧に描かれていて、きゅんとするんですよ。だけどね、物足りないんです!なぜ英晴視点をいれなかったの!?と思うんですよ。一冊まるごと一つのカップルのお話です。英晴視点のお話を入れる、もしくは英晴の気持ちの変化がわかるような描写を入れるをしてくれないと、告白されてすぐに抱いてしまうのが唐突過ぎて、置いてけぼりを食った気分です。
物語の始まりの英晴から兄へのキスと、再会してからの流星から英晴へのキスがとても美しくシンクロして、そこが英晴への気持ちを自覚するとっておきのシーンなのに、いきなりのSEX突入で台無しになってしまったと思います。キス止まり…いや、この時点ではハグぐらいでよかったんじゃないかな。
最初のSEXのあともお話は続き、やっぱり兄の代わりは嫌だと流星の気持ちも変わっていき、英晴が流星の兄を好きだったと告白するシーンもあって、それがまた素敵だったので、本当にあの最初のSEXさえなければと残念でなりません。気持ちを丁寧に綴ったお話は、SEXに行きつくまでの展開も丁寧にして欲しいなぁと思いました。
ですが絵がすばらしく綺麗だし、シンクロする二つのキスがとても素敵でした!
初読み作者様です。
ちるちるで紹介されているのを見て、購入を決めました。
読む時は是非コーヒーと共に!!!別にコーヒーがテーマという訳ではないのですが(カフェでのお話ではあります)、表紙や帯のイメージから読む時になんとなくコーヒーを用意したくなったんです。
実は一回目に読んだ際、攻め様が受け様を好きになる過程がどうしても読み取れなかったので、もう一度読み返した作品でもあります。攻め様の「しー」という仕草とか、立ち聞きしていた流星に気づいているところとか、なんだか攻め様格好良い!!!と感じたし、攻め様のキャラ自体魅力的だなとは思うのですが、片想いしていた流星の兄から気持ちが流星に移っていく過程が唐突な感じがしたのがちょっと残念でした。攻め様のキャラが良かっただけに、、あそこで流星を抱いちゃわないで欲しかったなぁ・・・
Amazonの電子読み放題より。
英晴が自分の兄に長年片思いをしていることを知っている流星。
小学生の頃、寝ている兄にこっそりキスをする姿を目撃してしまい、その時の英晴の優しく愛おしむような眼差しがずっと記憶に残っています。
この眼差しっていうのがいいな。瞳は嘘をつけないと言うじゃないですか。
だから再開してお兄さんの話題がのぼるたびに、英晴がその眼差しになってしまうのに気づいてしまう。
確かに昔は彼の存在が世界のすべてだったけど、今は違う、幼馴染としての好きでしかない、と語っていても信じることができないんです。
もっと英晴のことを知りたいと思っているんだけど、いつもお兄さんを重ねて自分を見ているんじゃないかと不安になってしまう。
だからこそ、「兄さんのかわりでいいよ、兄さんだと思って好きになってよ・・・」といって流星が迫ったときそのまま抱いて欲しくなったなぁ。。。
そしてその後、英晴は流星の兄に「昔は好きだった。でも今は違う、手放したくないやつができた」みたいな事を伝えるんですけど、これにはたまげました。
えー?!あなたどこで流星に気持ちが切り替わった、もしくは惹かれていたの??と。
最後のほうで、あの時はお前を見ていたのは(流星の兄の姿を重ねていたわけじゃなく)こういうつもりでお前を見てたんだよとネタばらししてますけど、それじゃ物足りない。
お話の途中で、流星の良さに気づいていった英晴視点が欲しかったです。
可愛いらしいお話でした
絵が綺麗で、読みやすかったです
読みやすいので、さらっと読めました
さらっと読んだけど、英晴は攻めなのかしら?
お兄ちゃんに片思いしてた時も攻めだったのかしら?ちょっと違和感
年上受けの方が良かったなー
かっこいいけど、なんか違和感
流星は可愛かったけど、受けっぽくないなー逆だと、ストーリーがうまくいかなかっただろうなと思うので、さらっと読めたから良かったかな
引っかかると、読みにくくなっちゃいます
最後の方で、英晴のパンツの柄もちょっと気になった(笑)
絵が可愛かったです。
こういうお話読んだことがあるような…。
幼い頃に兄にキスをするヒデを見てしまい…。
衝撃でしたよね。だからってヒデを好きになる。片想いで切ないヒデを振り向かせたい!な流星。あれ?やっぱりどこがで読んだことがあるような…。
お話は、流れるようにあるあるな感じです。
17歳の衝動か?これが人を好きになるってこと?と、まるで初めての衝動みたいな流星。
あ〜、それでエッチまでしちゃって。その時ヒデは何を考えてたのか?自分を抑えられなかったのかな?相手17歳だよ…。
流星がとっても可愛かったです。弟溺愛の兄とこんなに自分のことをわかってくれる幼馴染、いいですね。
BLに食べ物を求め過ぎて、表紙のコーヒーカップにすら反応してしまう体質になってしまいました。
子供の頃、年の離れた兄の幼馴染のヒデさんが兄にキスしているのを見てしまった流星。
高校生になっても、あのときのヒデさんの表情から知った「誰かに恋する気持ち」を誰にも感じることのないまま、告白されては付き合い、フラれる日々を送っていた。
そんなとき、兄の結婚式でヒデさんに再会して…。
という始まりです。
ヒデさんが店長を勤めるカフェでバイトを始めて、会う時間が増えるにつれて、流星の中に今まで知らなかったいろいろな感情が湧いてきます。
一緒にいると楽しい、触られるとどきどきする、ヒデさんが自分以外に向ける笑顔にイライラする。全部「それは恋だよ!」とこちらは思うものの、兄に向けた温かくて優しい表情が恋だと思っている流星は気付かないままモヤモヤが募るばかり。
この辺りまでは良かったのですが、このあとですよ。兄への対抗心のせいでごたごたしたあと、流星が「これは恋だ」と気付く出来事があるのですが、そこからが…。
兄を好きだった兄の親友に恋した弟が取る常套手段、「身代わり」ですよ。
他の似た設定の作品と比べて明らかに違うのが、兄弟のビジュアルなんです。
兄はヒデさんと同じような体格。それに対して流星はすごく小さいのです。ヒデさんと並ぶと15cm近く小さい。
必殺奥義「身代わり」は体型が似ているのが大前提なんですよね。そこをスルーして、ヒデさんもいきなり大人の世界に誘ってしまう…。ショタ…。おまわりさん、こっちです。と、それまで流星に共感してやきもきしていた気持ちが一気に冷めてしまいました。
その場面もそれまでの2人のキャラと全然違って、本当になぜ入れた?としか言いようがなく…。
このシーン、必要でした?後半の展開にも貢献してないですよね?
そこからもうドン引きした気持ちが戻りませんでした。
前半で期待感が盛り上がっていただけに安易なセックスにがっかりという作品でした。