地味で平凡なフリーター男子 非通知相手とTELえっちに……ハマる

よなよなもしもし

yonayona moshimoshi

よなよなもしもし
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神69
  • 萌×270
  • 萌37
  • 中立4
  • しゅみじゃない14

--

レビュー数
28
得点
740
評価数
194
平均
3.9 / 5
神率
35.6%
著者
丸顔めめ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
価格
¥675(税抜)  
ISBN
9784865892321

あらすじ

顔も見えない変質者の巧みな言葉責めに
心までジリジリ溶かされる。

素朴な外見と暗い性格、おまけにか細い声のフリーター・田中幸雄(たなかこゆき)。
影の薄さゆえに飲食店の店員には気付かれないし注文を間違えられる上に
自動ドアも開かず、何かとツイてない。
こんな自分に存在価値はないと絶望する日々を送る幸雄にある日、
非通知の電話がかかって来た。
出てみると「ち◯こ舐めてよ」という卑猥な言葉と荒い息づかいが聞こえる…。


その他、体臭がコンプレックスで人と距離を置く男子校生や、
失恋の痛手が癒えないオカマなど
一生懸命恋するキャラクター達が愛おしくなる短編を収録。
優しいボーイズラブをアナタに。

温かくて、ノスタルジーを感じる丸顔めめの
デビューコミックス

表題作よなよなもしもし

元々幸雄の痴漢
影の薄い地味顔

同時収録作品酒と泪と男と男

同時収録作品ツイてる男

26歳,サラリーマン
18歳,大学生

同時収録作品ウルトラミラクルハッピーエンド

同時収録作品ピント

高校2年
高校2年

同時収録作品気になる花村

高校生
高校生

その他の収録作品

  • よなよな後日談

レビュー投稿数28

短編集

起きていることは無理矢理だったり説明を放棄していたり色々と気になるところも多いですが、見せ方や話運びが上手いのかとても惹き込まれる短編集でした。

ほとんどがテーマアンソロジーの掲載作品で無理矢理展開のエロとちょっと不思議系のお話が多め。
表題作は一話目のテーマが痴漢。その他の作品は、閉所H、転落男子、コンプレックス男子、ラッキースケベ、と様々なテーマの短編が収録されています。

私は転落男子の『ウルトラミラクルハッピーエンド』、コンプレックス男子の『ピント』、ラッキースケベの『ツイてる男』などが不思議なテイストのお話で好みでした。

0

こっ、、これは、、、!!!

全6組のボーイズラヴが楽しめる短編集。
っっっすっっっごい面白かった〜
全話毛色が全く異なりますし、ひとつひとつが短編の良さといいますか、オチがそうきたかーー!!!と発狂したくなるほど愛おしくて狂おしくなって、ぎゅっーーっと鷲掴みにされます。

今まで読んだ短編集で1番好きかもしれない。

少し不穏な結末を迎えそうなカップルもいるけれど、どの話を読んでも最後は、ミラクルハッピーエンド!と叫びたくなるので心配はいりません。

0

タイトルの語感からハマりました。

ずっと読むのを楽しみしていた、よなよなもしもし。
タイトルの語感が自分的に、カチッとハマっていて好きです。
タイトルを知ってから、頭のなかで「よなよなもしもし」をぶつぶつ呟いています。
そんなよなよなもしもしから、「よなよなもしもし/よなよなもしもし2/よなよな後日談」が、ドンピシャ。 
うるさいセッ スが好きなので!終始うるさくてよかったです。(言葉攻めという意味で。)痴漢電話とのテレセから始まる恋愛なのけど、地味な受けが、「この人だけは自分を求めてくれてるのかもと」ハマってしまう様にきゅん。痴漢さんと対面したあとの、自分のからだの変化だとか、恋人になってからの、テレセが、「この行為はもうえっちなんだな」って気づくのが、可愛かったし、気づいてもらえて愛されてよかったねと、謎に親戚のおばちゃんのような気持ちになりました。
受けにズッブズブにハマる攻めの愛おしさ全開の気もちよさ!
えっちな効果音、フォントが生きている!(?)えっちだ…気持ちいいんだろうなと思わず声に出たので、善きです。
カバーの下もえっちでした。

1

それぞれ満足度の高い短編集

◆よなよなもしもし(表題作)
 突然の痴漢電話から始まる恋。結局最後まで会わない展開や、会ってみたら醜男だったという展開も覚悟していたのだけれど、ザ・イケメンではないにしろ見た目も爽やかで性格も気持ちのいい相手で安心しました。そんな太田にも地味顔と評される受け・田中ですが、丸っこくて大きな目が可愛らしく、私も太田と同じく可愛いと思いました。田中が慣れてないのでぐいぐい迫りはしないながらも、押すところは押す太田の攻め方も好きですね。

◆ウルトラミラクルハッピーエンド
 最後に反転する展開がお見事でした。歪んだ性癖を持つ男・よしあき。そんな彼を攻めるAV男優の寝取られ旦那。設定だけでもかなり面白いですし、けっして見目も良くなくオタクらしい風貌のよしあきが責められるのも新鮮で楽しめました。

◆ツイてる男
 タイトルが秀逸ですね。笑えるシーンも多く全体的には明るい空気感の作品ですが、最後の展開は少しシリアス。松崎の人懐っこさが可愛く、シリアスからハピエンになってくれて良かったです。

1

面白いな~

丸顔めめ先生の短編。
『よなよなもしもし』
これ、最高に好きでした。
非通知テレセの痴漢電話。
現実的にはかなり、嫌ですよ!
いきなりハァハアしてるなんて最低です。

でも、弱りに弱っていたコユキは声を褒められて嬉しくなっちゃう。
で、何度もテレセを一緒にしちゃう仲になりまして。

いや~!そこからが、良い。
実は、痴漢はバイト先のエリアマネージャーだった!
この2人が、現実的に会ってしまう場面がどきどきしました。

声を好きでも現実では、幻滅されちゃうかも?コユキのどこか自信無さげな乙女感。
痴漢改め、エリアマネージャーの太田さんは経験値アリのイケオジでした。

太田さんの痴漢電話のきっかけは何だったんだろ?そこら辺は謎なんですが、付き合っちゃう2人が可愛い。リアルセックスはエロい…

『酒と泪と男と男』
オカマbarのカマちゃんと居酒屋のケン坊。
昔の男を思い出して泣くカマちゃんを抱き潰すくらいに抱きたいケン坊が、年下ワンコで、強引攻め。
なんか、愛されているなぁ…と思いました。

『ウルトラミラクルハッピーエンド』
二次元とリアルのパラレルワールド。
何とも不思議で、歪んでいる。人間、怖いよね。

『ピント』
写真部敢えて目立ちたくない体臭気になる子と、運動部陽キャな子。
放課後の写真部の暗室って、それだけでエロい…
まあ、実際はわからないけど何となく秘密要素が高まると言うか。
雨の匂いと、金木犀の匂い。現像液の酸っぱい匂い。もちろん運動の後の汗の匂い。
うわ…凄く想像を掻き立てる。
凄く青春を感じました。

『気になる花村』
目は口ほどに物を言う。
見つめられると気になる。避けられても気になる。可愛い話でした。

『ツイてる男』
覗きから始まる恋か、と思わせて違う!
なるほどね~と思いました。

色々詰め合わせが楽しめました。表題作の2人が、まだまだ読みたい。
後は、高校生の恋で、『ピント』は良かったです。
捻りの効いた作品が全て印象的でした。

1

「僥倖」

表題作がめちゃめちゃよかった!タイトルもいい!これぞ自分の求めてるBL漫画って感じでした。表紙と中はちょっと絵柄の印象違いますが、どちらもとっても好き。
痴漢から始まる太田(痴漢 攻め バイト先マネージャー)とコユキちゃん(バイト 受け)、太田さんに嫌な感じがしないのがいい。冷静に考えると相当ヤバイ奴なんですけどね、太田さん笑
他に短編が5本も収録されてます。絵柄とノリはどれも好き。でも表題作もっとみたかったな〜。痴漢ではなくなった後、広げるのが難しいとは思いますが。

2

味わいがある短編集

よなよなもしもし
なんだ、このタイトルは?と思ったのとポップな装丁で読んでみました。

地味でぱっとしないコユキ。損ばかりして気の毒でした。
が!変な電話がかかってきて。その人には必要とされてる、可愛い声だと言ってもらえると痴漢さんについつい付き合ってどんどんエロいことをしていくコユキ。

そしたらなんとバイト先の人で!正体がバレちゃった。

でも会ってみても可愛い好きって。
風邪で変な声になったコユキが痴漢こと太田さんに引かれると考えて声を出さないコユキがいじらしくて。笑われちゃったけどとうとう本当に初めて体を重ねて。ちゃんと好きになってもらえて良かったね!
これで声が出たら俺どうなるんだろって太田さんメロメロですね。

着歴が痴漢なのが笑えました。

他の短編もとっても面白かったです!

1

コユキの声が聞きたい

面白かったぁ!BLニュースで読んでからずっと気になっていた作品。
表題作の『よなよなもしもし』が、やはり一番好きかなぁ。
絵柄的に好みとは違うのですが、コユキちゃんが可愛く見えてくる。最初は、ホントに冴えない子だったのに。。。
電話の痴漢さんが、いい人で良かった。っと言うか、だいぶ身近な人だったことも、運命?!エロエロで可愛いお話でした。

『酒と泪と男と男』は、カマちゃんのオネェ言葉がちょっと私的に苦手でした。
『ウルトラミラクルハッピーエンド』は、よくわからないまま、一気に話が進み、最後にあぁ!となる作品。
『ピント』は、照れたり興奮すると、体から香りを発する男の子のお話。ちゅうだけですが、可愛らしい作品でした。
『気になる花村』それがオチか!となるお話。犬が犬に見えないので、じーっと見ていたら、やっと見えました(笑)女の子の後ろ姿かと思った!
『ツイてる男』は、女の子にしか見えない子が隣の部屋で1人エッチをしているのを覗き見たことから始まる話。悲しい話しかと思いきや、題名通りでした。
『よなよな後日談』声が治ってラブラブな2人が見られます。激しい!早く一緒に暮らして欲しくなります。ボロアパートでは、近所迷惑なくらい、エロエロでした。

神評価まではいきませんが、時々読み返したくなる作品でした。

2

表題作はとても良い◎ しかし……

表題作『よなよなもしもし』
TELえっちから始まる関係が とても良いです……
コユキちゃんが太田さんを「痴漢」で登録しているところや、太田さんがコユキちゃんを好きすぎるところが、とても可愛く感じられました。

表題作以外は「??」となる作品が多かったです。
良く言えばあっさり、悪く言えば記憶に残らない作品だと思います……

表題作がとても良かっただけに、その他の作品を読んだときの「うーん……」という感じが拭えず、この評価に致しました。

1

地味系かと思いきや、色んな引き出し開けて楽しませてくれる1冊

ちるちるさんの特集記事で“ヴィレバン系”って紹介されてて、ヴィレバン系ってなんぞ?と思ったのですが、読むとまぁそうかな?と思う個性の立った作風で、1冊丸ごとハズレなしに面白かったです!

まるっとひとつのお話かと思って手に取りましたが、短編集ですね。
表題作が少し長めで60ページちょっと、その他に5つの読み切りが入っています。
痴漢特集、閉所H特集、転落男子、コンプレックス男子、ラッキースケベ特集といったふゅーじょんぷろだくとらしいお題に沿って描かれたお話達なのでベースがすでにヘンテコではあるのですが、このお題でなぜこのネタが浮かんだ?!というさらなるヘンテコ具合を発揮されているところが丸顔めめさん只者じゃありませんね。

面白さならどれも面白いですが、萌え度で表題作がやっぱり突き抜けていましたね!
“痴漢電話から始まる恋”というトンデモなネタでなんでこんな悶えるようなお話が描けるんだろう!
攻め、気持ち悪すぎるだろ…!と思うんですが、コユキちゃん(受)の純朴さと丸っこい可愛さにやられて、コユキちゃんが好きならいいよ〜幸せならいいんだよ〜(*´꒳`*)って気持ちでジタバタせていただきました。

萌え度は低いけどインパクト強烈で面白かったのは、「ウルトラミラクルハッピーエンド」(転落男子)と「ツイてる男」(ラッキースケベ)。
どちらもどんでん返しのどんでん返しでかなり予測不能なオチが待っています。
ウルトラミラクルハッピーエンドが“ツンデレ攻め”とあとがきにありまして、これツンデレ攻め?!?!と読み返しましたら、なるほどツンデレ攻めですね♡やー色々見逃してたわ。

ひねりは少ないものの可愛くて好きだなと思ったのは、コンプレックス男子の「ピント」。
自分の体臭を気にしている男の子と同級生のお話です。
他が濃ゆ〜いお話達の中で、この穏やかな甘酸っぱさは反則!
絶対何かある…!と恐る恐る読んだもんねぇ。
蕩けるような告白シーンにまんまときゅんとさせられました。

方向性が一辺倒ではなくバラエティに富んでいるというか、いろんな手法で飽きずに楽しませてくれるエンターテインメント性の高い短編集でした。
個性派ぞろいのふゅーじょんぷろだくとですが、その中でも強い印象を残す1冊ではないかなと。
繰り返し読んじゃうのは、でもやっぱり表題作かな!

1

表紙のイメージを裏切らない個性

電子化まで約1年かかりました。
表紙を見かけてずっと気になってた作品、やーっと読めました。

何だろうこのレトロお洒落さ、最近のニューウェーブの作家さんって個性的でスゴイです。
絵など荒削りとも感じるけどそれすら個性ですね!



*ネタバレ感想です


表題作。
コユキちゃんが太田さんじゃないけど地味可愛い〜
コンプレックスの塊なので謙虚でともするとモジモジ女の子っぽいんですけどイヤな感じじゃない、寧ろ可愛い。
話としてはえっ!ありなの?って感じだし偶然にも程があるんですけど、全体的にコメディな作風なので気にならず。
テレフォンえっちの後の雑談が[ピロートーク]と銘打ってたり、着信の痴漢母痴漢痴漢…とか(笑)センスが好きです。

えっちが中々しっかりしていて、コユキちゃんの身体はまるでマシュマロのように柔らかそう。
ちょっと松本ノダさんのふくふくボディを思い出しました。


他で特にお気に入りなのが
「きになる花村」
こちらは楽しいのが好きな私にはツボでした♪
花村の二面性?や変なカットの犬、ブサイクなくしゃみ顏とか時折吹きながら読みました。

でもちゃんとキュンがあるのが、何より気に入っている理由です。
花村のニコッとかどいたま〜とかに翻弄されどんどん好きになっていく主人公が、最後マスク越しにキスするの良かったです!
可愛いーーーーってなりました(^^)


その他はエロエロ、不思議系、ピュアな高校生など色々でした。

共通するのがとにかく攻めが受けを溺愛しているので安心して読めるところです。
甘々可愛い成分を補給したい時に何度も読み返しそうな一冊です。

3

表紙買い。

短編集でした。
どれも面白かったんですが、レビューは表題作で。

電話Hから始まった恋なんですが、こゆきは元々ゲイの気あったんでしょうか?
恋人になるの早っ!と思ってしまいました。
まぁ、ページ数の都合上仕方ないのかもだけど…。

Hはこゆきがエロ可愛いです。
太田がこゆきの『声』だけが好きじゃなく、こゆき自体を好きになってて良かった( ´∀`)

表題作だけの話ではありませんが、皆体つきが丸っこいですね。
肉感良さそうというか…。
個人的にはもう少し男性の腹筋とかが欲しいかな、と。
エロはどれもエロエロしかったです。

全作品面白かったんですが、さら〜っと読めちゃった感じです。
とはいえ次作が楽しみな作家様でした。

2

癖があるぶん読み応えあり

表紙からは中身の絵柄のイメージが分かりにくいので、注意が必要かもしれません。
やわらかめの線で私は好みですが…

表題作をはじめ、一風変わった設定をうまく乗りこなしているすごい作家さんだと感じました。
オチの読めない展開に引き込まれ、読み終わった後にもう一度最初から読んでしまいました。

どれも読みごたえはたっぷりで、巧みな語彙力とエロ描写での受けの可愛さに注目です。
表題作の「よなよなもしもし」が群を抜いてお勧めです。

3

絵もノリも

表紙のセンスの良さに一目惚れして購入しました。
でも読んでみると、本編の絵は表紙の印象とだいぶ違いました。
表紙では上手いと思ったのですが、本編の絵は個性が強くて荒く不安定?
私としてはあまり好みではなかったです。

ストーリーも独特のノリで読みづらく、萌えにまで到達できなくて…。
表題作を読んでいる途中で読むのが億劫になりリタイアしかけました。
こんなの久しぶりの経験でした。
個性的な作品は好きな方なんだけど(汗)
レビューでここまで評判がいいことに驚いてます。

1

受けがひたすら可愛い!

表紙の受けのダメそうなタレ目にやられました。テレセとか大好きなんですけど、エロさで言ったらこれが1番です!こゆきくん(表紙の子)の表情がいちいちエロい。オノマトペとかもエロいし、汁も多い(笑)個人的には結構満足でした。同時収録については、花粉症の子の話が好きでした。あとで、あ〜なるほど!ってなりました。まさに帯の"優しいボーイズラブを、あなたに"といった良い意味で、ふゅーじょんさんっぽくない一冊でした。

3

雰囲気あるお話が多数で、好きが溢れてます

表題作+5つの短編集です。
冒頭だけ見たときにイロモノかと思って避けていたのですが、いざ読んでみたらとっても可愛いお話でした!
冷静に考えると、攻めがいきなり知らない人に痴漢電話かけてるのとかカナリ引きますが、そこは深く追求せず、楽しめました。
変態痴漢のハズなのに、カッコイイじゃないかって感じです。
短編集だとどれか1つは大抵好みじゃないものがあるのですが、こちらは全部面白かった!!
短くてもそれぞれ個性的で世界観があって、好きが全身から溢れてて良かったです。
絵柄は独特の絵柄なのですが、不思議な色気があります。

2

言葉責め

よかったです。エロス、ですね。いい感じです。言葉責めの変態っぷりが、かつて読んだことがないってくらいでぐっときます。
責めは変態だけど(痴漢だし)、いつも間にかいい男っぽくみえてくるのは、自分の眼が腐っているからなのかと大いに疑問だけど、、
受けは地味だけどそこがかわいい。まあ、きっかけはなんであれ、二人が幸せならOK。こ~ゆ~の、たくさん読みたいです。続編描いてほしいです。がっつり1冊全部「よなよなもしもし2」で是非。

2

コユキちゃんみたいな子は幸せになーれ☆( ^-^)ノ∠※。.:*:・'

レトロな表紙と素材、タイトルから落語とかが舞台のBLか?と、思っていましたが全然違いました。

地味なコユキちゃん(受け)に非通知で掛かってきた痴漢電話。声に「好きかも」と言われちょっと楽しかったかも…と思う。

それから頻繁に掛かって来るようになったようだが、着歴に痴漢痴漢母痴漢痴漢痴漢…の羅列w
間に母ってwww
ってか、いつの間に番号交換・登録までしてたんかいw

バイト中個人インカムから「…コユキちゃんだよね?」思わずトイレに駆け込んだがドアの前にいたのはエリマネ太田(攻め)。

さて、後編。流れるように付き合っているコユキと太田。
何処で崩れるのかと思って読み進めるが太田、コユキLOVEで全くブレない!
大人の男スゲー!
もう変な嫉妬とかもなく、ただ猫っ可愛がりって感じ。

…で、何処読んでも太田がコユキを知って番号を調べたのか、切っ掛けから出会いまで全て偶然だったのか、コユキもその辺疑問に思わなかったのかが最後ま描かれていなかった。
描き下ろしも二人のケーキ食ってヤるっつーラブラブで終わってしまった…。

あ、短編集に細かな設定を求めちゃイカンよね。
あんまり追求するとテーマが「痴漢」だけだったのに、「病み」とか「ストーカー」まで入って来ちゃうから(*´∀`)ノシ止め止め。

◆酒と泪と男と男
タイトル、キャラの名前、雰囲気、鏡張りのラブホw
昭和っぽい?…あ、裏テーマが昭和歌謡か。
元カレを忘れられない受けが新しい男にアプローチされる話。

…若いってイイネ。強引な所が格好いいわ。
ただ、ゆで玉子みたいなマスターが作ったバナナカクテル(時価)の印象強すぎwww

◆ウルトラミラクルハッピーエンド
昨日世にも奇◯な物語見た所だったから、次の映像化はこれですね!

◆ピント
金木犀の香り大好きです。ちょうど今の時期ですね。
香りはその時のシーンと結び付きやすいそうで。

あくまでも私事ですが学校のトイレの横にあったので金木犀=トイレを思い出します。(でも良い香りで好き)
なのでトイレ=臭い=金木犀のイメージする人もいたかも。
金木犀が強い香りなので苦手な人もいるかもね。

体臭が気になるお年頃。
この頃はそういう時期、体質とか変わる時期なんだよ~。
そんな時に皆の前で「これさあキンモクセイのにおいじゃん? オレさあこのにおい好きなんだよね」って、フォローして貰った上に、「キンモクセイって雨が降るとにおいしないのしってた?」

うわー!スゲー告白!!
これは堕ちる。
何だろ、自分のコンプレックスを逆に好きって言われたらそりゃー堕ちるわ////

このあとのキスシーンのページ、良かった。

◆気になる花村
担当さんと同じで化け物とは言わないが、妖怪かと思った。
…同じか…。

◆ツイてる男
アパートの壁穴から見えた松崎のオナニー。
何度か覗いていてある日、向こうから指がズボッ!!

えっ?指が入るほどデカイ穴だったの?
えっ?そんなデカイ穴に気が付かなかったの??

オチを知って小さい穴に指が通った理由も納得したが…ん?松崎はオナニーしに部屋に戻って来てたのか?という新たな疑問が…。

オチはありがちでした。

絵柄が個性的。だけど流やコマ割りがしっかりしています。
キャラも皆可愛らしく、好感が持てるので何度も読み直したくなる作品と言うのも分かる。
今風の中性的な男の子、スラリとした手足、くびれたウエスト、細マッチョなんかが好きな人は合わないかもしれません。

2

おすすめします。

なかなか面白い一冊でした。
短編集ですが、似たり寄ったりの感がなく、先が気になるような内容の作品が多くて楽しめました。

それぞれの作品については皆さまが詳しく書いていらっしゃるので、個人的に面白かった点をいくつか。

「よなよなもしもし」
主人公のコユキちゃんが、どんどん可愛く見えてきます。TELえっちがきっかけなだけに、風邪で声が変わってしまってモダモダするくだりはとっても面白可愛いです。

「ピント」
体臭にコンプレックスを持つ写真部の男の子と、その匂いに惹かれる運動部の子、少しずつ近づいていく様が微笑ましい。告白の言葉が、キュンときます。

「気になる花村」
花村くんももちろん気になったんですが、それより犬がね!犬が気になりました!!
これも、可愛らしいお話で、最後はそういうことか~と納得します。

「ツイてる男」
熊本弁最高。よくあるパターンかと思いきや、まさかのハッピーエンドでした。

丸顔めめさん、初のコミックスとのことですが、下半身がムッチリした作画で、コマ割りや魅せ方が上手な作家さんだと感じました。

3

粒ぞろいの中短編集

人気が高いようなので買ってみたのですが、期待を裏切らず、とっても楽しめた1冊でした。

表題作『よなよなもしもし』。
タイトルが秀逸です。
受けは地味な顔に小さい声がコンプレックスの、存在感の薄い地味メン。そんな彼の携帯に、ある日非通知でイタズラ電話がかかってきます。
電話の主は、受けの声が可愛い、と興奮してそのまま射精。ドン引きする受けでしたが、コンプレックスだった声を可愛いと言ってもらえ、興奮してもらえて、ちょっとうれしいような気持ちに。
その後、毎晩のようにその電話がかかってくるようになり…。

設定が面白いし、受けの気持ちがよくわかるし、展開が予測のつかない面白さでした。受けとの電話でイッちゃう攻めや、それに感化されてオナニーしちゃう受けのシーンが、エロくて生々しくて非常に萌えました。受けが、ちょっと太めというか、ムチッとした感じの体格なのがまたよかった。
2人が実際に出会ってからの展開も好みでした。攻めは、エロ電話なんてかけるキャラの割にはまっとうな人で、ややデリカシーには欠けますがそこもまた面白くて、どちらも相手のことを「スキスキ!」なのが可愛かった。
ただひとつ気になったのが、攻めが受けにエロ電をかけるようになったきっかけが分からなかったこと。完全に偶然で適当にかけた番号なのか、職場関係で番号を知った、とかなのか。どちらかによってかなり印象が変わると思うのですが、これがはっきりしていないのでちょっともやっとしました。


表題作は神ですが、他にも萌×2〜神レベルの短編がいろいろ入っていました。
個人的に神だった作品のみさらっと。

『ツイてる男』
引っ越してきたアパートの壁に穴があり、そこから隣の住人のオナニーが覗けることが判明したリーマンの話。
隣でオナってたのはハーフみたいな男子大学生。熊本出身でちょっとなまってるのが可愛い、最初はオナニー覗かれて怒ってたのに「かっわいいー!」って言われてすぐにほだされちゃう、ちょっとおバカで素直な子です。
出会いは突拍子もないものでしたが、受けも攻めも懐っこい性格なので、8歳の年齢差を物ともせずに友達付き合いが始まります。でも受けくんには、とある深刻な事情があって…というお話。

2人のキャラが面白く、受けくんがちょびっとなまってるのとか、びっくりする展開とか、最後のホロっとする感じとか、とてもよかった。


『ピント』
自分の体臭がコンプレックスの写真部員受けと、同じ学年の運動部の攻めの話。
体臭がコンプレックスって、臭いのかな、と思ってたら、何か甘い、キンモクセイのような匂いがするという設定でした。
いかにも健康的な運動部員の子が、地味にエロい受けの匂いにあてられて暗室で…というのが、ゾクゾクする感じのエロさでした。

5

表紙買い。

タイトルのセンスといい、カバーイラストの感じといい、ビビッと来て入荷待ちしてました。ずっと売り切れで入手困難でしたが、増版されたおかげでやっと…。こちらのレビューでも評価が高かったので待ちきれませんでした!

短いお話をギュッと集めた作家さまの初コミックス。それぞれの内容については他の方が上手にまとめられていらっしゃるので割愛します。

絵柄もストーリーも個性的だなと思いました。受けちゃんのムッチリしたボディ。フニフニしたくなっちゃう。男らしい肉体じゃないし、格別に美しすぎるぅぅぅってわけでもないし、あんまりお目にかかったことがない。お顔もポッチャリしてて可愛い。攻めさまは受けさまにそそられて欲情しちゃう、もしくは惚れてる方々なので、えっちはトロトロガツガツな甘い系です。

捻りの効いたストーリーに恐れ入りました。どのお話にもいつのまにかグッと入りこんじゃってる。「ウルトラミラクルハッピーエンド」では見ている側が実は見られている側だったっていう結末。他にも個人的には好物の設定なのですが、「ツイてる男」のオチが予測できず不意討ちをくらうという情けなさ…。ニオイをモチーフに描かれた「ピント」も、先が読めなくて新鮮な展開だった。いや、よくある設定なんですよ、確かに。でもなんか新しい感じがして、もっと読んでみたくなっちゃった。

表題作は古典的シチュのテレフォンセックスがモチーフ。ただね、二人の出会いによくわからない部分があるんですよ。あとがきを読むと、「痴漢」というお題で描いた作品とその続編だったみたいなので、アンソロ掲載の短編から発展したお話なのでしょうか。だとしたら腑に落ちるんですけどね。どれもこれもしっかりとしたスタンダードな設定、レトロ感漂うのに新しい。ファッションでも何周かするとまたオシャレになったりするみたいに、「なんだか新しい」感に興奮してしまった作品集でした。

3

愛を感じられる短編集!!

太めの帯がとても購買意欲をそそりましたww

『よなよなもしもし』
テレセにハマる地味男子って、
相手が誰だかわからないのに大丈夫かな…??
って思わなくもなかったんですが
読み始めたら共感してしまいました!!
(あっ!!テレセの魅力じゃなくてですよ!!??ww)
不運の連続で光が当たることもなく過ぎる日々の中で
例え非通知の変態でも「好き」って言われて
求められてることが嬉しい気持ち、そうだよね…ってなりました。
誰かに必要とされる喜びと経験したことのない快感に流されるコユキ、
とても素直で可愛らしい子でした。
居酒屋のインカム、なんだか憧れてしまうんですが
声だけでわかるって凄くないですか!?愛ですよ……。
コユキの動揺が直に伝わってきそうでドキドキ!!
ひとまず“痴漢さん”が気持ち悪いおっさんじゃなくて良かったですww

『よなよなもしもし2』も『よなよな後日談』も
コユキのいじらしさに田中さんと同じ気持ちで
めいっぱい可愛がりたくなりましたよ!!!
可愛いってこういう事だよね…地味メンいいじゃん…最高…!!

『酒と泪と男と男』
男(ジョージ)に騙され気持ちを引きずったままオカマバーで涙を流し
悲しみから抜け出せないカマちゃんと
真下の階の居酒屋で働いているケン坊。
ケン坊の一途な恋心にKO!!!!!!
このお話もめちゃくちゃ好き……!!
読み切りなのが勿体ないけど凄くまとまってるお話だと思います!!
ちなみに、悲しいことがあった時は
トムジェリ観たくなるカマちゃんの気持ちわかるww
酔ってると爆笑出来るので楽しいですよ!

『ウルトラミラクルハッピーエンド』
BLゲームってボブゲって言うんですね(そこか)
三次元かと思いきや…のオチが意外でした。
歪んだ性癖もアリっちゃアリでしょうけど
今となってはどこまでがセーフでどこからが変態なのか
個人的に判別しかねます…ww

『ピント』
自分の体臭にコンプレックスを持つ写真部の吉野と
運動部だけどサボりクセのある明るい高城、
接点があまりないような二人の甘酸っぱい恋。
じわじわ近づく距離が切ないです!

『気になる花村』
この犬で出オチ感あるんですけどwwww
気になるクラスメイトに嫌われているような気がして
どうにかして仲良くなりたい尾見の七転び八起き的なお話☆
いい感じな時もあればあからさまに避けられたりと、
一喜一憂を尾見と共に味わいましたが
原因がわかってすっきりでしたww

『ツイてる男』
普通のサラリーマンが引っ越ししたばかりのアパートの壁に穴を見つけ
なんとカワイコちゃんの自慰を覗いてしまい…!?
いやー、いちいち僥倖って言ってて笑わせてくれてたのに
まさかの胸キュン展開!!!お上手すぎる…!!!


全体的にものすごく好きな作風の丸顔めめさんでした……。
絶対次のコミックスは即買いします!!!
本を閉じてもまた開いて何度でも読み返してしまいます。まさにエンドレスww
もうたまらーん!!ので神で!!!

11

なぜか、終始ほのぼの。

近頃のBLコミックスの装丁って、妙におしゃれですよね?

こちら。まず、タイトルのまるっこい極太書体と
幅を通常より大きくとった帯が目を引きます。
クラフト紙っぽい紙に印刷されていて、
それが温かくほのぼのした雰囲気の絵とマッチ。
&テレフォンセックスがテーマとのことで絶妙なタイトル。
この時点で既に高得点です。
丸顔さんのことは存じ上げなかったので、
リサーチしてみるととても個性的なテイストの絵で少し悩みましたが、
買わないわけにはいかんでしょう!ということで。

まず最初に言いたいのは、
顔も存在感も地味という設定ですが、受けのコユキちゃんがかわいい!
エッチしてるとき、顔のみならず体のいたるところ、
首筋から胸元まで真っ赤にしてハの字まゆげで涙ぐむ…
(ちなみに指先と膝小僧もピンク色ですw)かわいすぎるやろーーー
ぽってりした桃尻とむっちりした太ももも実にエロくてよい。
更に性格もかわいいのです。特に太田さんを好きすぎるところが!
それを視線で語るところが!!!

丸顔さんってすごいんだなぁと思うのは上記のようなかわいさを、
確かに地味顔のコユキちゃんに演じさせてなお、そう思わせるところ。
ちなみにコユキちゃん、カラオケではデスボイスでパンク歌うんだって。
上手いそうです。ギャップ萌え。

あ、攻めの太田さんも、
痴漢電話をかける変態ですが明るく開けっぴろげな性格。
エロに積極的でコユキちゃんにベタ惚れなところがとってもいい感じです。
太田さん、コユキちゃんとの次のエッチは生でしたい
(きっとそうするに違いない)
そして同棲を夢見てるっぽいと読み取れました。
ラブラブなふたりです♡
もっと読みたーい♡♡

同時収録も、昭和ノスタルジー系だったり、不思議コワかったり、
コンプレックスを切り口にした瑞々しいDKものがあるかと思えば、
コミカルなDKもの、生霊がでてくるファンタジーものまで。
短編なのに読み足りない感ないのがすごい!
話としておもしろい!!幅広い!!!

そして、そこに通底しているのは温かい雰囲気。
そもそも表題作は痴漢電話きっかけの
テレフォンセックスから始まった恋物語です。
題材としては大概ほのぼのしないですよねw
でも不思議にほのぼのしてる!
中には他の作家さんが描かれたら、ゾーっとするような、
鳥肌ものの怖さを纏いそうな作品もあるのですが、
そこまでにはならない。それが丸顔さんの個性なんだろうなぁ。
ほのぼのしたいときに、きっと何度も読み返しそう。
実績としては、発売日に買って既に5回は読みなおしてます。
いやー、世知辛い世の中ですから。
おすすめです。

6

コマ割りがいい!!

表題作の『よなよなもしもし』の他に5作収録されていました。

どのお話も、平凡な日常の雰囲気を作り出すのが上手だなぁと読みながら感じました。でも、平凡な日常なのに独創性があって、個性的な世界観に引き込まれました!ストーリーもきれいに纏まっていたので1つ1つのお話を楽しく読むことができました。

あとコマ割りが上手!!!
独特ではありますがみせ方がうまい!!!!
じっくり見たいところをじっくり見せてくれる!!!!
すばらしい作品でした!

3

よなよなもしもしがサイコーです!

丸顔めめさんのデビューコミックです
ノスタルジーな絵柄と「よなよなもしもし」の独特なセンスのネーミングに惹かれて買いました

痴漢からかかってくるテレフォンセックスとは思いもよらなかったので素晴らしいタイトルだぁ!とちょっと感動してました
表題作の受けの
コユキちゃんめっちゃ可愛いです!!
余りにも可愛くて脳内蕩けそうでした

攻めの太田さんいいんです、大好きです
すぐ「煩悩」にやられそうになるけど、堪える大人具合と謙虚で自己肯定感低めのコユキちゃんを「可愛い 可愛い」って全力で愛してるのが凄くいいです!!

めめさんの受けの表情がいいんです
官能を堪えてる涙目が可愛い
どれも、キャラの心情を巧く表情やモノローグで伝えてくれるので、短編集に有りがちな物足りなさがなかったです

他の過去恋愛引きずりおねぇや体臭コンプレックス、幽体離脱男子などありそうだけど実は個性的っていう、めめさん色に染まったとても楽しめる作品でした

絵も大好きなので作家買いリスト投入です
当分読み返して萌えたいです!!

5

とろとろになる


丸顔めめさんのデビューコミックスです。
表題作『よなよなもしもし』をはじめ、時に優しく、時に可笑しな六つの幸せで終わる短編集。

【よなよなもしもし】
飲食店で働く青年、コユキこと田中幸雄(たなかこゆき)。仕事は真面目にこなすも地味で冴えない風貌から絶食系男子とまで言われる始末。店長の独断でその日の仕事をオフにされていまい、自分は世の中に必要とされない人間なのではと落ち込むも、マイペースな性分のおかげでくさくさすることもない。
そんなコユキにかかって来た一本の電話。無防備に出れば聞こえるのは荒い男の息遣いに卑猥な言葉。突然の痴漢まがいの電話に固まるコユキ。するとコユキの声を聞いた向こうの男が「ハスキーでいい声だね、好きかも」なんて言うもんで、気付けば男の自慰を手伝い、その後のピロートーク(?)みたいな会話まで。
電話を終えても男の「好きかも」という言葉がコユキの頭を離れない。冴えないこんな自分を求められるのはなんだか嬉しくて、期待に応えたいなんて思ってしまって。毎夜のようにかかってくる痴漢さんからの電話を受け気持ち良くなるお手伝いをするうちにいつの間にかコユキと男はすっかり打ち解けてしまう。
けれど相手が求めているのは自分の「声」であって、地味で冴えない生身の自分は違う。そんなことを考えながら今宵も痴漢さんからの電話を受けたとき、今度は自分が痴漢さんから攻められる羽目に。痴漢さんの声を聞いてたまらなくなるコユキ。性的な気持ち良さと唯一自分を求めてくれる嬉しさでとろとろになりながら、コユキは自分が電話越しの男に心奪われていることを実感する。

こちらは続きものです。前半ですでに引き込まれていました。
コユキちゃんのとろ顔がいい。
出会いが猥褻な電話ってインパクトすごいですよね。
この後の展開も見ものです!痴漢さんもちゃんとお名前あるし、もちろん顔も出ます。そして一番エロがつまったお話です。一番好きです。


【酒と泪と男と男】
失恋の痛手を引きずるオネェのカマちゃん。行きつけのバー(ママもオネェ)で飲んでは自分を捨てた男を思って涙を流す日々。しかしある時、バーの下階の店で働く顔馴染みの従業員、ケン坊と一夜の関係を持ってしまった。しかしケン坊はあっけらかんとして、カマちゃんの語る元恋人の話を今日もニコニコ聞いている。元恋人に似たケン坊の大きな体。自分はあの夜、この背中に愛しい人の影を追っていたこともまた事実で……。
結局また元恋人を思い出して泣きじゃくるカマちゃん。泣きはらした目で店を出るとケン坊が待っていた。無遠慮に自分に触れてくるケン坊に嫌がる仕草を見せると、ケン坊は「やめない」と言い放ち、店の暗く狭い倉庫に引きずり込まれる。

ほんのりリリカルで温かいお話です。作者さん曰く裏テーマは昭和歌謡。
えっちの時カマちゃんの手をぎゅっと握るケン坊に萌えました。


【気になる花村】
高校生の尾見は最近、同じクラスの花村が気になっている。登校中に軽く触れて挨拶したらこの世の苦虫を掻き集め一気に噛み潰したような顔をされ走り去られた。その日から花村が気になって気になって仕方がない尾見。
てっきり嫌われてると思っていたのに、花村は気軽にCDも貸してくれたし、遠くから話かけたら笑顔で答えてくれた。この間はマスク越しにだが笑顔で挨拶もしてくれて、なんだこのギャップは、とき、めく……!!
もはや気になるの範疇を越えて花村のことで頭がいっぱいになる尾見。
でも再び近づいたらまたすんごい形相で逃げられる。
その日花村が保健室へ行ったので尾見が追いかけると花村に「来るな」と泣かれてしまう。仲良くなりたいのに、なんで。好かれたいのに、何が駄目なんだ。つられて涙を浮かべる尾見だが、花村には尾見に近づけない理由があった。

コミカルな要素が一番つまったお話でしょうか。尾見くんがひたすら花村くんにときめいて色々と必死です笑。そして尾見くんの家の犬がかわいいです。


この他にもちょぴり風変わりな【ウルトラミラクルハッピーエンド】や、甘い秋の匂いを思わせる【ピント】。ラッキースケベがお題の【ツイてる男】など。
正直全てのお話を紹介したいのですが、ぜひ読んでもらいたいのでこれくらいで。短編集ながらとっても読みごたえがあり、また、漫画的な表現なども面白いです。

絵柄ですが、受けの顔や体の線が丸っこくて、頬っぺたから耳まで真っ赤にしてかわいい。えっちの時に見える太ももやお尻がふくふくしてて柔らかそうで、揉みたいです。

笑いあり、エロあり、萌えありと、短編集で久々に堪能させていただきました。優しいボーイズラブ、どうぞお楽しみください。

6

2016年のTELえっち

2016年にテレフォンセックスのボーイズラブってすごいな!?と思い手に取った本でしたが、読後には延々とテレフォンセックスの話をしたくなるくらいにとても魅力的な話でした。

地味な外見にコンプレックスを持つ受けがテレフォンセックスにはまってしまう過程や、その相手との対面、その後に至るまでのすべてがえっちでかわいい。
そんなんで大丈夫か!?と多少心配になってしまう程度にかわいい。
バイト仲間に「悪いことしてもバレなさそう」と言われてしまう顔立ちや、そんな外見とそれに伴う性格ゆえにバイト先で不本意な扱いを受けることに怒って悲しんで切なくなってしまう受けですが、そんな悩みを全部吹き飛ばしてくれる攻めとの恋愛は、煽り文どおり、やさしくてあたたかみのある話だなと思います。
でも、なによりもえっちでかわいいのが最高。

表題作以外の短編も、どこかで読んだことがあるようでない、少し変わった話が多く楽しめました。
今作で知った作家さんですが、初コミックスとのことなので次回作が楽しみです。

8

頑張れ勤労高校生

久しぶりに上田さんの本を手にしましたが、絵柄って前もこんな感じでしたっけ?何となくだけど眼が違うような気がする‥(久しぶり過ぎるのでしょうか?)
《職員室の秘めごと》に登場した高校生のカップルが今回の主人公でした。
松嶋(受け)はバイトや家事・育児に追われる勤労高校生、片想いの相手の辻本(攻め)は同じ高校の成績優秀な優等生、2人はバイト先で客と店員として出会い、松嶋の赤点追試のための勉強を辻本が教えることから急速に親しくなります。交際スタートするまでは特に問題無く進みますが、交際が始まってから母親の妊娠がわかり、学校を休学して家事・育児(異父兄弟が5人!)をして、そんな複雑な家庭環境の自分が辻本の側にいるのは彼の為に良くないのではと別れる決心をするのですが‥ 王道といえば王道ですよね、上田先生の絵柄が優しいので、柔らかい雰囲気になってるような気がしました。
同時収録は10歳差の従兄弟同士の話です。受けが年上なんですが‥あまりにも頼りなくて、すぐ泣くし‥タランチュラが出てくるし(絵だから気持ち悪くないんですが、ディフォルメされてないので、可愛くは無いです) こちらの話はあまり好きでは無かったです

3

めみこ

そうなんですよ、確認して送ったはずなのに こちらの作品に載ってしまって、取り消しが分からず困ってしまいました。よなよな〜の方は 上田先生の作品より1時間以上前にレビューを送っているので私自身意味が分からず、紛らわしくてすみません。

fresh

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