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mochimochi no kimochi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
100ページ前後の作品が二つ収録されています。
どちらもお気に入りで満足です。
表題作にはうしろ姿が丸っこい自由気ままなリアルわんこ、同時収録にはガマンができない年下ワンコ攻めが登場。犬好きにはたまらない一冊ですね。カバー下には、表題作の"ぽっち"というワンちゃんがいっぱいの「ぽっちがいっぱいコレクション」。表と裏合わせて50ショット以上あります。癒される~。※段階ごとには書きませんが以下もネタバレ含みます。
■『もちもちのきもち』3話+描き下ろしおまけ漫画(4コマ×4)
表紙のバニーの格好した子は長身で、出逢いのシーンはヒールを履いていたこともあり頭一つ以上大きくて、最初びっくりしました。いやぁ、天然の可愛さ&エロ...この子が「受け」でよかったです。年の差1ですが、年下&童貞攻め。団子やらしっぽやら、おじいちゃんのほっぺ、もちろんキュートなお尻も…丸いものがいっぱいで癒されます。
・表紙左の陽(はる・高1):団子屋を営むおじいちゃんと古い家に二人暮らし。住んでいる場所は違うが、家族は他に父、兄、姉がいて、お手伝いさんがいるような裕福な家庭。
・表紙右の涼(りょう・高2):洋菓子職人の父とこの町に越してきたばかり。引っ越し早々父がケガで入院。家族は他に、愛犬がいる。
憎み合っているわけではなく、たった一つのことを除けば、一緒に暮らせるはずの家族5人。彼らと同じ町に最近越してきた父と息子と犬。コミカル&甘エロな恋のお話ですが、攻めの陽は家族を思う気持ちがとても強い子で、家族愛のお話でもあります。おじいちゃんのひとことで涙ポロリ、みたいなところもある。非現実的なお話の中に、現実味のあるものが(もしくはその逆?)自然...というか平然と入っているような、やはり独特な作風かと思います。名前が、兄が宙、姉が衛、弟が陽というのも、その性格や行動にぴったりに感じました。
■『深夜番犬 お手おかわり』3話+描き下ろしおまけ漫画(4コマ×4)
あごヒゲ&メガネで、制服がなんと"半ズボン"にハイソックス!!生真面目な警備員…この人が受けなんです。水族館の夜間警備という珍しい設定なんですが、これもおもしろかったな。受けの同僚が手術のためしばらく仕事に来られない...そこへ急きょ代理で入ることになった警備員が攻め(金と女に不自由したことがない一見チャラい若者)です。この作品のタイトル、すごくわかるな~と思いました。うちの愛犬もたまにそうです、「待て」さえもまだ言ってないのに、好物を前にすると勝手に「お手・おかわり・伏せ・チュー」までを一瞬でし終え、すごい顔でこっちを見るという…(笑)。
Hシーンへの展開も、なぜかいろいろ考えずに楽しく読めてしまう。腕や足が太いのも大好きで、とってもクセになるのです。どちらも甘エロ&ちょっぴりせつなく、たまにえ?!となって笑え、可愛らしい作品でした。
和菓子屋の孫の高校生攻めが、バニー姿の高校生受けの飼い犬を助けたことから知り合いになり、攻め宅で受けがバイトをすることになる…というのが表題作です。
受けのほうが年上で、かつ体格もいいカップリングです。個人的に逆体格差にはあまり萌えないのですが、身長が高くても可愛らしい受けなのであまり違和感や拒否感はなかったです。
ドタバタホームコメディ的なお話です。攻めの祖父や父、兄、姉などが登場して話に絡んでくるのですが、家族が絡んでくるところはほぼギャグでした。兄がバニー姿の受けを最初女の子だと勘違いしていて、男だとわかってからも欲情しちゃう感じで萌えたんですが、せっかくの背徳三角関係があっさりギャグに流されちゃって残念でした。兄がもっとがっつり受けに手を出してくれても良かったな…。
展開に無理やりなところが多かったのはすこし気になりました。特に受けが通りすがりのチンピラたちに輪姦されそうに、という展開は、いくらなんでも治安悪すぎてビックリ。
受け攻めのエロを目撃しちゃった姉が、転んで頭打ってその記憶をなくしたとか、いやギャグだからいいんだけど、これ目撃される必要あった? と思いました。
受けと攻めの関係は、どちらもノンケながら意識してドキソワしてるのが微笑ましくて、エッチもなかなかエロエロしくていい感じでした。
もう一作、表題作とほぼ同じくらいのページ数の作品が入っていました。
個人的には表題作よりこちらのほうが好みでした。
水族館で警備員をしている受け(ヒゲでアラサーで半ズボン)。その職場に、怪我をした同僚の代打として偉いさんの息子の攻めがやってきます。
今時のチャラい若者的な攻めですが、チャラい割に真面目で一生懸命で、すぐに受けとも仲良くなります。むしろ仲良くなりすぎて、攻めが前の彼女の話をしたりすると、受けは何だか嫌な気持ちになったり。
そんな受けの不自然な様子に、攻めもどんどん受けが気になりだして…というお話。
受けのセクシャリティがどうかは書かれていませんが、攻めはバリバリのノンケ。性格も、真面目で堅物な受け、チャラくて金持ちのドラ息子な攻めと、まるでかみ合わない2人です。
なのに惹かれ合うことに全然無理やり感がない。自然と仲良くなって、意識して、惹かれ合って、それがとっても初々しくて可愛らしかった。
エッチも、エッチしたくてしょうがない攻めと、合気道の達人なもので反射的に投げてしまう受けで、押したり押されたり投げられたりのやり取りがとってもコミカルで面白い。
水族館に来る子供たちも可愛く、大変楽しめました。
作家買いしているジェイクさんの新作。
表紙を見てファンタジーっぽい感じかと思っていたらバニーガールのコスプレなんですね。
あいかわらずおもしろい設定を混ぜて
独特の世界観を作り出していました。
バニーガールの話はオチをギャグっぽくしたりしてかわいらしいお話でした。
もうひとつの水族館の警備員の話は
少し切なくてとても暖かいお話。
子どもたちがものすごく可愛くて個人的にお気に入りです。
そしてジェイクさんといえばエロが上手い!
しっとりした温度を感じる雰囲気、大好きです。
エロの描写が好きな作家さんの一人、赤星ジェイクさんの作品です。
帯には「何で俺はこんな変態野郎にドキドキしてるんだ・・・」と書いてあり、それに釣られて購入しました。
内容はドタバタコメディー×エロといった感じで、話の流れはかなりご都合主義が多かったように感じます。
しかしそれを上回るほどのエロの描写で、特に受けのおしりがとても美しく描かれていて感動しました。
主人公の家族の個性がずば抜けているので、単行本一冊では尺が足りなかったんだろうなあ・・・と思いました。
表題作+同時収録一作品。
どちらもテンポの早いコメディで、表題作は展開について行くことが出来ず完全に置いてけぼりにされてしまいました。
同時収録作品の『深夜番犬 お手おかわり』は水族館の警備員同士のお話。こちらの方が読みやすかったです。
夜の水族館の雰囲気と、キャラクターが可愛くて良かったです。
しかし、子どもがたくさんいる職場で盛るのはちょっと……!
本筋とは全く関係無いのですが、勃起は子どもにバレないで欲しかったなと思いました(笑)